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113ページ目

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グワー!ハグキガヤブケル!アダダダ!


あたし「うふふ、絶対今あれ使ってるわね」クスクス


ゴロ「あれはほんとにいいよ。君も買ったらよかったのに」


母さん「あ、あれはゴロくんの推薦だったのね。よかったわよ、すごく」


あたし「そんないいのか…ちょっと明日買いにいこうかな…」


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父さん「うおお!シェーバーもやべえ!つるんつるんだ!俺のお肌!」ツヤー


母さん「あらあら、年甲斐もなくはしゃいで…」


父さん「マジでありがとう…うっ…な、泣けてきた…」ブワ


あたし「まあ喜んでるなら贈ってよかったわ。ゴロにも感謝してよね、選ぶのに協力してくれたんだから」


父さん「ううー!あ、ありがとう…ゴロぐん!」ブバァ


ゴロ「ど、どういたしまして…ティッシュどうぞ…」


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父さん「そういえば明日はもう出発するんだっけ」


あたし「そうね、明日戦艦に帰るわ…でもあと3日はアステルに寄港してるらしいわ」


母さん「そう…また寂しくなるわね」


あたし「そんなこと言わないでよ。またアステルの近くに寄ったり、長期休暇がとれたら顔出すから」


ゴロ「それにしても1週間もぼくを置いてくれてありがとうございました。お礼を言うのはまだ気が早いけど…」


父さん「何を言っているのだ、きみみたいなのが家にいるのは大歓迎だぞ。もううちの子にしたいくらいだ。結婚しなよ」


あたし「け、け、け…」ポッ


母さん「そうねえ過ごせば過ごすほど、あなたはうちに欲しくなるわね。またいつでも来なさいな」オホホ


ゴロ「ええ、そうします」


あたし「け、け、け…そ、そだ、もう遅いし寝よ、うん、寝よ」ギクシャク


父さん「なんだ固くなって。ゴロくん、ほんとに俺たちは結婚しても構わないと思ったからな?例え君が二股をかけていたとしても、だ」


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部屋


あたし「もう、父さんたちったらあんな事言っちゃって…恥ずかしくなるわ、もう」


ゴロ「あはは、ぼくもちょっとビックリしたかな。でも信頼を得られたみたいですごく嬉しいな」


あたし「そうね、もうかんっぺきに信頼してたわね。ところであんたはさ…あたしと結婚するのってどう思ってる?」


ゴロ「結婚、か…。うん、いい気がするな。でもぼくにはゾシさんもいるんだ。彼女もぼくにとっては大事な女の子なんだ」


あたし「そう、そうよね…まあそれはあたしも分かってるし、あたしもゾシは好きだしね。3人でもっとじっくり考えなきゃね」


ゴロ「うん…本当に優柔不断な男でごめんね。でも絶対に不幸にはさせない。きみは必ず幸せにする」


あたし「ん…嬉しい。はぁ、あんたを独り占めできるのも今夜までか…」ソッ


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