11ページ目
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あたしの部屋
あたし(へー…シャワーしかないと思ってたら、浴槽ついてたんだー)パタン
あたし(そうだ。一仕事終えたし、早速お風呂でも入ろうかな?)ボンヤリ
ビービー!緊急戦闘体制!各員、持ち場へ急行してください!繰り返します…
あたし「うおぁ…!び、ビックリした…お風呂場にもスピーカーあったのか…」ドキドキ
あたし(って、そんな場合じゃない、とりあえずブリッジ…?いや、パイロットだからドックかな…ええい、近い方へ行こう!)ダッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドック
整備士「来たな!ロボの準備は万全だ!乗り込んでブリッジに回線合わせて指示を仰げ!」
あたし「わかったわ!ありがとう!」ノリコミ
あたし「えっと…このラジオみたいなので周波数合わせるのね?プリセットの…B…あった!」ザー
艦長「よし、二人ともロボに乗り込んだようだな!状況を説明する!」
あたし(ゴロはもう乗ってたのか…)
艦長「この間の敵部隊と思われる空母1隻、戦艦2隻がこちらを待ち伏せしていた!敵ロボットは既に付近のデブリに潜伏しているようだ!」
砲撃手「えーっと…ロボットの数は…予想数8!恐らく前回の指揮官機はまだ出ていないようです!」ガチャガチャ
艦長「ということだ!とてつもなく不利な状態である!なので君たちは出撃後、艦の付近で艦砲射撃の撃ち漏らしを掃除してくれ!前にはあまり出ないように!」
あたし「わかったわ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
月付近
あたし「うおっ!出たらいきなり光線が横をかすめた…」ゾワァ
ゴロ「くっ!危ない!」バァン
あたし(ほっ…今の光線の主はゴロがやったみたい…っと、あそこに!)ドッギャァン!
デブリゴトドカーン!
あたし(8機のうちこれで2機ね!もう、早く戦艦の主砲撃ちなさいよ…!)バララララ
デブリバシバシ…
ゴロ(もう!あんまりマシンガン無駄撃ちしちゃダメだよ!ビームと違って実弾は有限なんだから…)バキュン
敵くん「ふん!チョロチョロ撃ってもあたんねえわ!」ゴァァ
ゴロ「うわ!いきなり加速してきた…!」バキュバキュバキュ
砲撃手2「やっべ!機関砲2番、10時方向の急接近ロボを迎撃します!」
敵くん「うおおおおおお!」タックル
ゴロ「がああああああ!」エアバッグボン!
敵くん「続けてサーベル!」ブンブン
ゴロ「しまっ…マシンガンが…!」ウデモゲー
あたし「やめろおおおおおお!」キック
敵くん「あばー!」エアバッグボン!
ゴロ「…!だらあああ!」ハラパン
敵くん「おごっ」モイッチョエアバッグ
砲撃手2「ゴロに当たりませんように…!」バララララ
敵くん「あああああああ!」アナマミレ
ゴロ「ふぅ…ごめん!助かったよ!」ワイヤバシ
あたし「いいから!気を付けてよね!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
敵さん「むう、もう3機やられたのか?」
敵将「みたいだな…たった2機しか出してこないのは舐めプなのか、あれしかいないのか…」
敵さん「よし、いっちょやってやる」
敵将「気を付けてな。あの2機、技術は甘いが大きな連帯力を持っているようだ」
敵さん「見りゃわかるわ。んじゃせいぜい空母落とされんようにな」
敵将「やかましいわ、お前もたった2機に全滅させられんなよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




