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106ページ目

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翌日(休み5日目)


ゾシ(あと二日…か)


ゾシ(ゴロに会いたすぎて、凄まじく下品な夢を見たのじゃ…)カァァ


ゾシ(ゴロぉ…もうおあずけはいやじゃぁ…ゴロぉ)モゾモゾ


ゾシ(っと、いかんいかん…いくらゴロに会えないからって、王女たるもの、毅然とせねば…)シャキーン


ゾシ(…)


ゾシ(ゴロぉ…)モゾモゾ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ドック


ゾシ「暇じゃのー。ん?なにやらやっておるの」チラリ


整備士「仕様書と解説書とマニュアルと組立図と整備案内によれば…これで一応取り付けはできたんだよな?」


整備士2「そうらしいが…なんせ数百年も前のロボットだからなぁ。これで合ってるとしても、動かしたら壊れるかもなぁ」


整備士「だよなぁ。ま、一応戦闘中でも追加エネルギー炉はパージできる作りなのは救いだな」


ゾシ「ほー、ゴロのロボットを強化しておるのか?」


整備士「王女様か。そうだ、そんなとこだ」


整備士2「まあでも、このロボットもまさか廃棄されてからこんなに使われるとは思わなかっただろうな」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ゾシ「廃棄?」


整備士「あれ、知らなかったのか?坊主とあの嬢ちゃんが今まで乗ってたこのポンコツはな、元々廃棄されてたらしいんだよ」


整備士2「ところが、このポンコツは素材がいいから中々活躍してくれてたってわけだな。でももうそろそろ、寿命だな」


ゾシ「そうじゃったのか…。確かによく見ると、装甲から覗くフレームがヒビ入ってたり、バッキリ折れてる箇所もあるのじゃ」


整備士「いかんせん良い素材のフレームだからよ。現代のロボットに使ってるフレーム材で補修できないわけよ。部位の取り替えはできるが」


ゾシ「よ、よう分からん…そういうのが分かるのはさすが専門家じゃのう」


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