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夕方
フツメン「お?ゾシさん、夕食かい?」
ゾシ「おお、フツメンか。そうなのじゃ、さっき色々あって腹が減ってのう」
フツメン「僕も気を張ってたらお腹すいてさ。一緒に食べようよ」
ゾシ「うむ。そういえば今日はそなたとは初めて顔を合わせるの。艦内にはいなかったが、忙しかったのかの?」
フツメン「実はね…」
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ゾシ「なるほどなぁ、協力してやった者がテロ犯だったと思うと、やるせないじゃろう…」ウンウン
フツメン「正直ね…まあでも僕は軍人だから割りきらないと…もしもあの子が支部はいってすぐに爆弾を爆発させてたら、やるせないどころか僕も危なかっただろうし」
ゾシ「そうじゃな。妾も軍人として、きちんと覚悟を持たんとな…」
フツメン「そんな大層なモノじゃないよ。さて、ごちそうさま。お先に失礼するね」
ゾシ「のじゃ!」
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アステル
ゴロ「ええ!?テロがあったの!?大丈夫?怪我とかしてない?そ、そうだ、今すぐコロちゃん号に戻るよ…」アワワ
ゾシ「いや、何もなかったから大丈夫なのじゃ。それに1時間くらいで確保されたようじゃし、被害もそこまでないみたいじゃしのう」
ゴロ「そうなんだ…まあ不幸中の幸いってやつかな。君に何も無くてよかったよ、本当に…」
ゾシ「まあとにかく、心配はいらんのじゃ。そなたはまだ休みであろう。ゆっくりと体を休めて、帰ったら妾の相手をしてくれ。それじゃあの!」ブツン
あたし「テロねえ。あ、ニュースやってる」
母さん「あなたたちは本当に危険なことに関わってるのね、お母さん心配だわ…」
父さん「俺は王女様と普通に電話してる状況にビックリだ!ちょっと話してみたかった!」
ゴロ「あ、あはは…今度お話してくれるか聞いときますね」
父さん「マジで!?ありがとう!」
あたし「あたしのお父さんってこんなアホっぽかったっけ…」
母さん「うふふ、息子が増えたみたいではしゃいでるのよ、きっと」
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