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10話。魔法の適性を調べよう!

 俺に宛てられた部屋はベッドとイス、机、タンスがあるだけのシンプルな内装だった。照明はカンテラが一つあるのみで、小さな窓からは直射日光が入り込まない。チリやホコリは見当たらないが、ドアを開けた竪穴式住居並みに部屋が暗い事に変わりはなかった。


  アローズに住み込みで働いて翌日の朝。外から鐘が鳴り響き、耳を澄ませばドタバタと足音が他の部屋の方から聞こえる。もう皆が起床する時間らしい。早くない?


  俺もうっかりニュースキャスターに負けず劣らずの早起きをしてしまったが、昨夜は九時くらいで既に就寝していたので十分に眠れた。日が上がれば起き、沈めば眠る生活を経験する事になって驚きだ。縁がないものだから。


  ベッドから抜け出し、靴を履いて机の上に置かれた着替えを取りに行く。これはベクターさんから貸して貰った古着だ。薄手のシャツとズボンが数点ある。


  早速それに着替えて、上から長袖のジャージを羽織る。最初から着ていた服は、ジャージ以外は洗濯行きだ。当然、手洗いである。


  着替えを完了するや否や、部屋を飛び出して洗面台がある場所へと急いで向かう。住み込みさせて貰っている以上、店の準備やその他諸々も手伝わなければならない。パッパと動かないと。


  ちなみに洗面台に蛇口があるだけに留まらず、風呂、トイレと、この家は水道が意外と完備されていた。リエ曰く、よほどの村や地方でなければ当たり前のレベルらしい。ただし、節水を心掛ける必要があるとの事。


  水で顔洗いも終えると、さっさと階段を降りて一階に進む。その時、角を曲がった矢先にリエと出会った。


「あっ。おはよう、スズト」


「おはよう」


  お互いに挨拶を交わす。今日のリエの服装は、昨日のワンピースとは違ってずっと動き易そうなものだった。


  上は薄い青色のジャケット、下はミニスカートに黒のレギンス、革のブーツ。ジャケットのボタンは木製で、デザインはずっとシンプルだ。

  そして、リエの後ろに忍び寄るのは……。


「ん? どうしたの、固まって――」


  途端に身動ぎしなくなった俺を不思議に思ったリエは、俺の視線の先を追うようにして後ろを振り返った。すると、彼女も動きが固まる。


  そこには、仁王立ちしているベクターさんの姿があった。顎を少し上げた状態で眼下の景色を望み、彼の視線が俺にまっすぐ突き刺さる。


「手伝え」


「……はい」


  それとなく威圧してくるベクターさんに、俺は素直に首を縦に振らざるを得なかった。ベクターさんの方が俺よりも背が高いので、見下ろしてくる様はかなり怖い。


  この後、ベクターさんと一緒に調理場に立ち、四人分の朝食を作る事になった。ポタージュと、焼きベーコン、黒パンとすぐ出来上がるメニューだったので、やたら時間は掛からなかった。


  今更気づいたけど、調理時にガスの元栓が見当たらない不思議コンロを使っていたんだよなぁ……。火を入れるスイッチがあっても火力調整の小さなレバーがなく、ベクターさんが終始張りついていたから細かい仕組みはわからなかった。後で文字を勉強するついでに、リエから色々聞いてみよう。


  そんなこんなで店の準備の手伝いも終えた後。客のラッシュは昼頃だから仕事の手伝いはまだ要らないという理由で、早速リエに教会へ連れていかれた。ニコニコと快く了承してくれたイリスさんと、反対しつつも最終的には姉妹に黙らされたベクターさんの姿が脳裏に残っている。


  先導するリエの後を追い、中央に噴水がある広場を横断していく。すると間もなく、緑色の屋根をした白い建物が目に入ってきた。それはすらりと縦に伸び、奥の方には更に塔が建てられていた。塔の頂上には、地上の人間からも見えるようにして、大きな鐘が設置されている。格好はまさしく、俺のイメージ通りの教会だった。


  また、教会に近づいてみると玄関の両脇に女性の石像が立っているのが見えた。鞘に納められた剣を紳士の杖のように持ち、水のように流れる長髪をたなびかせる。服はワンピース型の、全身を包むゆったりとしたものを着ていた。


「女神?」


「あれはウンディーネ、水の精霊。皆が信仰してるの。昔の神様の言い伝えがあれだから」


  ふと溢した俺の言葉に、リエはすかさず答える。


「そっか、なるほど」


  昔の神の言い伝えと聞いて、俺は難なく納得した。以前にリエに魔法の事を尋ねるついでに、嬉々として神話を語る彼女から教えてもらったのだった。



  神々の内戦の発端。それは一人の神が、誰これ構わず人類の存在を否定し、この世から抹消しようとした事から始まる。その所業に他の神は呼応し、反対し、あるいは無視を決め込んだりと様々で、遂に否定派と肯定派による争いが、多くの人々や生命が住む地上で繰り広げられる事になった。


  最終的には肯定派の勝利に終わり、地上は再び平和を取り戻した。だが、内戦を見てしまった人々の大半が神々に強烈なまでの恐怖を覚えてしまい、信仰する根本が救いを求めるものから、疑心暗鬼と恐怖のあまり神罰を逃れるものへと変わってしまった。


  また、神々が地上への干渉を二度としないと決めた事により、マナが発生した頃になると人々の心の拠り所がどんどん、かつての神々から離れていった。そうして他にも様々な神が生まれ、信仰されていくようになったとの事。



  所詮は神話なので、当事者でもない俺は素直に全て信じる事もできず、かと言って話がおかしいと全否定もできず、あくまでそう言う物語だと受け止めるしかできない。自称神が憎いのもある。俺はアイツを神として認めたくない。


  そんな一方で、リエは玄関の扉を開き、教会の中へと入っていく。扉が閉じてしまう前に俺も急いで向こう側へ入り込んだ。

 

「お邪魔しまーす」


「失礼します」


  リエに遅れて挨拶を済ます。しかし、俺たちの声は広い聖堂内を空しく反響するだけだった。人影は見当たらず、何も応答がない。


「誰もいないんだけ……ど……」


  人の不在をリエに告げようとした瞬間、急に辺りが夜の如く暗くなって言葉が途切れ途切れになってしまう。夜目になるまで、しばらくは何も見えない。


  しかし、目の前にいるリエに動じる様子はない。むしろ、これがさも当たり前かのように平然としている。一体何が起きているんだ?


  すると、奥の壇で一人の男性の姿が前触れもなく、白く発光しながら徐々に浮かび上がってきた。両腕は横に大きく広げていて、まるで人ならざる者がこの世に華麗に降臨するかのようだった。表情もうっすらと笑みを浮かべ、瞼をすっと閉じている。


  やがて男性はくっきりと現れ、辺りを照らしていた光を消す。そして、聖堂内は俺たちが入ってきた最初の時の明るさを取り戻した。


  男性が着ているのは、裾が足首まである長く黒い外套だ。右手には、革でカバーされた分厚い本を持っている。あの格好から察するに、この教会の神父に間違いないだろう、多分。


「さまよえる子羊たちよ、ようこそ教会へ。お祈りですか? 懺悔ですか?」


  神父さんは優しくゆったりとした口調で、俺たちにそう話し掛ける。先ほどの変な登場の仕方に自ら触れる様子はなさそうだ。


「彼の得意な魔法を教えて貰いに来ました」


「え? スルー?」


  気にも留めない平常運転なリエに 、俺は思わずツッコんだ。スルーがやっぱりベストなのか?


「わかりました。ではこちらへどうぞ」

 

  リエの返事に神父さんは了承すると、自分の後をついてくるように促してくる。それに俺は少し戸惑いつつ、一方のリエはどこ吹く風で神父さんを追い掛けた。


  しばらく教会の廊下を歩いていくと、とある一室へと到達する。そのまま三人で部屋に入り、神父さんは中心にあるテーブルの上に置かれた道具の紹介を始める。


「銀の羅針盤です。両端に手のひらを当ててください。その時、自身の何かが吸われる不思議な感覚に襲われますが、それは仕様です。ご安心を」


「は、はい」


  そうして俺は、おずおずと銀の羅針盤に近づく。何かが吸われるってなんだ。魂? 生命? 体力?


  何となくリエの方を振り向いてみるが、彼女はニコリと笑うだけだった。あの様子だと、さほどの心配はしなくても良さそうだ。少し怖いけど。


  ようやく覚悟を決めて、Sサイズのピザと同じぐらいの大きさを誇る銀色の方位磁針に両手を伸ばす。赤と白、二色の針は常に回転していて、図面上に方角を示す文字は何もない。まっさらな状態だった。


  右と左、それぞれの手のひらを銀の羅針盤の両端に触れさせる。その瞬間、身体の内側から両手を通して、何かが吸われる感覚が襲って来た。痛みは感じず、肉体の表面上ではなく内部がくすぐったい。それがどうしようもなくむず痒く、直接触れる事が叶わないと理解しているから堪え難い。


  しかし、そんな奇妙な感覚も数秒経てば消えていき、銀の羅針盤の図面が独りでに素早く彩られていく。紫、緑、赤の三色で構成され、その上に光る文字が現れる。文字はアルファベットに似ているが、今の俺には読めない事に変わりはない。


「これは……」


  その時、神父さんは羅針盤に描かれたものを、より近くでぐっと覗き込んだ。彼の目を見開かせる様は俺に不安を駆らせてくる。


「……Gですね」


「「G?」」


  彼の奇妙な回答に俺とリエの呆けた声が重なり、お互いに目を見合わせる。リエは首を横に振り、自分もGが何なのかわからない素振りを見せた。


「少なくとも、一般的に体系化された属性ではない事は間違いありません。色も破壊の力――すなわち黒魔法を意味しています。あなた、何か心当たりは?」


「心当たり……」


  神父さんにそう聞かれて、俺は二日前の事を思い出す。


  火球で燃やされたかと思えば、気づけばAさんとCさんをぶちのめし、肉体もすっかり異形のものへと変化していた。自称神が寄越してくれた力のメカニズムすら把握できず、変身が勝手に解けた後は全身筋肉痛になる始末に。


  うん、どう考えても心当たりしかなかった。誰の言葉か区別はついていないが、ゴキブリの化け物と呼ばれたのは覚えている。……あれ? もしかして、Gはゴキブリの頭文字のG? いやいや、そんなまさか。英名にすれば頭文字はCだぞ。考えすぎだな。


  G魔法について俺なりに思考を張り巡らしていると 、神父さんは再び尋ねてくる。


「心当たりはあるようですね?」


「はい。……あの、制御とか、使いこなすとか、そういうのは……?」


「日々、自身の内側に宿る魔力を感じ取り、それを操る。魔法を習熟するのに近道はありません」


  そう断言する神父さんに、俺は思わずハッとする。自身の抱えている問題が、一日やちょっとでどうにかなるものではない事を改めて実感した。


  魔法を使おうにも、日々の練習がものを言う。ならば、俺の力がこの世界での魔法に分類されている以上、結局は自力で解決しなければならない。あの黒い戦士、ニグラムを全て己のものにして。でないといつか再び、知らぬ内に力を振るい、誰かを傷つけ、あるいは殺めるかもしれない。


  そんな可能性は俺の望むところじゃない。自分は覚えていないのに“人殺し”と周りから呼ばれるなんて、その時は一体どうすればいい? 覚えていないから仕方ないと言うのは虫が良すぎで、下手をすれば自称神よりも最低なクズ野郎に落ちぶれる。


  それに、身内を殺されても犯人に故意はなかったと言われて納得し、赦そうとする遺族がどこにいる? 逆に感謝されても、殺人が正当化される事に俺自身が許せそうにない。直接的な責任は全て、制御できていない俺なのに。不発弾の対処をせずに放置しているようなものなのに。


  命を奪う事が罪だと言うなら、この世全ての生き物は罪を背負っている。ただし、罪にも程度があるのなら、ただの殺しは食物連鎖の関係よりも重たいはず。失われた生命は一生懸けても取り戻せず、真の代わりを用意する事も叶わないのだから。その対象が人なら尚更だ。人が人を殺すのを禁止にする理由も、極めると自分や身内、親しい人が殺されたくないから。殺されても文句は言えない世界になるのが嫌だからだと思う。


  当然だな。俺も手違いで自称神に殺されたくなかった。天国や地獄の存在を確かめる方法は死んでみるしかないのと同じく、俺のように人が生き返れるなんて死ぬまで知らなかった。事実として知る術やきっかけなんてなかった。


  さっきの神父さんの言葉はある意味、非情な宣告だ。途中で誰かの助けがあっても最終的には自分だけが頼りになる。誰かがセーフティネットを張ってくれる訳でもない。自称神が寄越した力の恐ろしさを再認識し、ついつい気落ちしそうになる。


  安心した将来を目指すには、G魔法とやらを制御しきる事が前提条件だ。自称神由来なのもあって、底の知れなさにやる気が削がれる事は必至。途方もないと予感させるのが最悪すぎる。


「えっと、じゃあ二番目は何ですか?」


  俺が一人で悩んでいる傍ら、おもむろにリエが神父さんにそう聞いてきた。急にそんな質問をするなんて、元気がないと思われたのだろうか? だったら恐らく、リエは見当違いをしている。何かごめん。


「火ですね」


「あっ、普通だ」


「普通なの?」


「うん」


  是非を確かめてみれば、リエはばつの悪そうな顔をしながら真っ直ぐ頷く。しかし、今の俺に魔法の得意属性なんてものは正直どうでも良かった。


 ※


  ルズベリーの住宅街にある空き家の一つ。他のボロボロな家屋に紛れて、コートを着た男が不法侵入を果たしていた。その空き家の管理人は今、当然ながら近くにはいない。


  男が居座る一室は、家の外見に違わず綺麗だった。割れた窓ガラスまでは手が届いていないが、あちこちに補修された形跡が残されている。また、窓は新しく用意されたカーテンで隠されているので、部屋に外からの光が入ってこない。照明になるものは見当たらず、男は暗闇の中でひっそりと魔法陣を床に設置していく。


「さーて、ようやく完成だ」


  魔法陣の小難しい紋様を眺めながら、男はゆっくりと立ち上がる。その時、男の横に火の円盤が出現した。


『スカウトさん、準備が完了しました。そちらはどうですか?』


  円盤から流れてきたのはレジェントの声だった。彼からの通信に、人間の姿をしたスカウトは筒がなく答える。


「おう。魔法反応が検知されないよう部屋を加工するのに手間取ったが、今しがた完成したぞ」


『わかりました。では早速、そちらに兵を一人送ります』


「了解」


  すると、瞬く間に魔法陣は金色に光り始めた。光は部屋を簡単に照らし、日差しの代わりとなる。ただ、引かれたカーテンは厚手のものなので、窓から外に光が漏れる事はない。


  やがて、光が収まっていくと同時に、魔法陣の中心上に一つの光球が空間を越えてやって来た。光球はそのまま薄く延ばされ、人の形を作っていく。


「おっ? 魔物化から一ヶ月にしては中々強そうじゃねーか。人間態もばっちりだ」


  その様子を見守っていたスカウトは、満足げに表情を歪ませる。スカウトの目の前には、細身の男性が立っていた。


  男性の格好は白のシャツに茶色のズボンだ。顔には血の気が感じられず、小刻みに左右に頭を揺らしては、時々化け物の幻影が浮かび上がる。


『指令内容を再度読み上げます。今回の優先目標はリエ・クルヴェット。次に白須鈴斗です』


  その一方で、レジェントは現場の二名に淡々とそう告げた。口調はどこか優雅さが含まれているが、内容の雰囲気は心許ない。


  レジェントの言葉に男性は反応する素振りを見せず、それを見かねたスカウトが代わりに応答した。


「わかってる、わかってる。でも面倒な真似をよくするよな。キングをこっちに無理やり連れてきた方が楽だろ」


『何も知らずに己の生死を賭けた戦いをさせた方が、悠々と訓練を積ませるよりも強くなれます。キングには覚醒してうんと強くなってもらわなけばなりません、我らがクイーンと同じく』


  スカウトはレジェントの論を黙々と最後まで聞く。確かに、成長スピード重視という意味では一理あった。自分たちの知るキングの力とは、並大抵では殺しきる事の叶わないものである。例えるならゴキブリ並みの生命力。すなわち、首と胴体が別れても三日は生きていられる。


  苛酷な状況下で知恵を極限まで絞らせ、己の命を脅かす存在を打倒する。それだけは、ただの訓練ではどう足掻いてもできない。


  訓練より実戦、そして殺し合い。受ける対象が普通の者なら危険極まりないバカな真似だ。しかし、キングが簡単に死ぬはずがないと確信を得ているので、スカウトは一応納得した。


「なるほどね……そういや、昨日の真夜中にクイーンが誕生したんだって?」


『はい。クイーンの誕生を祝ってパーティーを開く予定です。近日中に幹部を招集するので、今回の指令が成否問わずに終了次第、スカウトさんも帰投してください』


「はいよ。話はそれだけか?」


『以上です。それではご武運を』


  レジェントはそれだけ言い残すと、火の円盤はその場で消失した。その火が生み出した熱すら残さずに。


  クイーンの誕生祝いのパーティー。言葉だけを聞けば、どれほど素晴らしく、どれほどの悪意や邪念が淘汰されているものか。だが、レジェントが何もやらかさないはずがない。


  一体どんなパーティーが開かれるのか、スカウトは想像してみる。立食、バイキング、味と見た目をとことん追求した高級料理のフルコース。あるいは、生まれたばかりの赤子にケーキを用意する暴走ぶりか。それならミルクを用意するべきである。


  ただ、レジェントが自分の予想通りの行動をしてくれた事は一度もなかった。どうせ変な事をやるのだろうと、勝手に決めつける。唯一断言できるのは、数多の怪人やパンプキンウィスプたちが会食する珍妙な光景が出来上がる事だった。


  スカウトは何気なく、身動ぎしないままの男性に意見を求めてみる。


「パーティーだってさ。どう思う?」


「……別に」


「ありゃ、今度は寡黙な奴か」


  男性の素っ気ない対応に、スカウトはやれやれという風に手を振った。


魔物図鑑その四。ニグラム不完全体。


目撃者である鳥賊強盗団が「ゴキブリの化け物」と呼んでいたので、一応記載。


顔はカッコいい仮面を被っているが、首から下が完全にGを踏襲している人型の異形。人語を話せて、知性が高い。パワーそのものはあるが戦闘術は低い。比較的防御の薄い首回りと関節は、生半可な剣撃ではびくともしないほどの硬さ。


以下、初期スペック。精神状態によって変動したりする。


パンチ力、3トン


キック力、9トン


ジャンプ力、18メートル


走力、100メートル8秒。



必殺技は、触角をスタイリッシュに生やして蹴るヤツ。現時点で名称や原理は不明。



こいつの倒し方? 変身前の正体があれなので、そんじょそこらの殺虫剤が効くはずがない。

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