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黒き春の追懐  作者: 東野白亜
3/5

恋慕譚(二作品)


「邂逅」


小さな箱から流れ出す音色

迷子の音が一つ

体内へ流れたその時

中毒の喜びを知ってしまった


貴女の所為

貴女の音しか許さなくなってしまった

しかしそれで良い


貴女の歌声で 音色で

充分満たされるのだから


見えない蜘蛛の糸に

捕まってしまったのだから







「密かごころ」


どんなに着飾っても

貴方は振り向いてはくれない

見つめる先は

髪の短い 素朴なあの子


私への優しさが

時々胸を締めつける

貴方はいつだって 誰にでも優しいから


「またね」と手を振る君


とびきりの笑顔を向ける君


私の隣を見つめる君


胸に開いた小さな穴に

針をたくさん 注ぎ込まれたような気がした


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