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若者短編集

未来人

作者: 鷹野 砦

 ある日、人類は未来からの訪問者を迎えた。彼は銀色の装置を携えて現れ、未来人であるという証拠を見せつけてから、全人類にこう言った。

 「未来は素晴らしい発展を遂げた。人類は繁栄し、不老長寿の研究もかなり進んだ。しかし、どうにもならないこともある。」

 彼は両手を広げた。

 「この地球のことだ。未来において、地球は必要なくなった。そこで、私がこの地球を浄化して、地球を本来の姿にリセットする役目を務めることとなった。この装置は『タイムパラドックス防止装置』と『地球浄化装置』の二つの機能を併せ持っている。これにより、あなた方人類は滅亡し、危険な化学物質や施設は消え去ることだろう。また、この装置のおかげで我々未来人はその影響を受けることがないので、私が元の時代に戻るころには、地球は本来の緑豊かな姿に還っていることだろう。さらば、我が先祖たちよ。」

 彼はスイッチを入れ、すぐに元の時代である450年後へと退避していった。

 

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