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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
裏舞台編
386/411

帰城

 執務室に立つジェシカが見ているのは、窓の外だった。

 天を衝くような衝撃から暫く経ち、街の景色には何の変化も無い。

 それは『シリュエージュ城』においても同じことであった。

 『アークノア』実行部隊の到着により、城内の守りは堅固なものとなった。しかし特に侵入者という存在もなく、静寂に包まれた時間が過ぎている。

 それが防備を緩める理由にはならないため、暫くは現状維持が続いているのだった。


「少し、面白い程に静かですねぇ。平和なのは良いことですが」


 そう話すのは、同じく執務室に居るジェラルだ。

 他の隊員や兵が城内の一定範囲を守護していることに対して、ジェラルはジェシカを警護していた。

 現在『シリュエージュ城』の指揮は、ジェシカが執っている。ジェラルの警護は、危急の際に指揮官を敵に押さえられないための行動だった。


「…おや? 戻って来ましたね」


 もっとも、それも杞憂に終わりそうだったが。


「…っ!?」


 ヨハンがディーに担がれている光景に、ジェシカが息を飲む。

 見たところ傷は無い。気絶に見えるがーーー?


「さて、私は城門を開けに行きます。あなたはどうしますか?」


「私も行きます」


 会いたかった。

 担がれているヨハンを見ていると、どうしても不安な気持ちになってしまうから。

 「心配」という言葉を貼り付けた表情のジェシカは、先程よりも感情の自制が効かなくなっているようだ。

 張り詰めていた覚悟が、大切な人の前に解けて、想いの表出に至ったのだろう。

 これもひとえに、想いの強さがさせたものか。眼鏡の奥が、静かに細められた。


「良いでしょう」


 眼鏡を指で直し、ジェラルは部屋を出る。

 その背をジェシカも追い、二人は共に一階へと向かった。












「リーシュワ」


 一方その頃。月明かりに照らされた城門前にて。

 アンナは、自らの脳内で浮かびに浮かんだ疑問を口にしようとしていた。


(な~ん)だい?」


 身体を曲げた体勢のディーが視界を後ろに。

 曲げているのは他でもない、背中に重りを背負っているためだ。


「コレは」


 アンナは、その重りを指差し渋面を作ってみせる。

 怪訝。理解出来ないことに対する困惑を表情に浮かべていた。


「どうして気絶なんかしているんだ」


 重りとは、即ち気絶したヨハンのことである。

 トレエの心配そうな視線を注がれ、重りは深い息を吐いている。

 時折呻きにも近い声を発しているのは、うなされているためであろうか。


「ん~…。さ~しずめ、言葉の刃で微塵切りにされた…ってところなんだな。きっと」


「だから、その理由を訊いている。たかだか変態呼ばわりぐらいで気絶するのか? この男は」


「…そ~んなはずはないと思うけど。(な~に)か、思うところがあったとは思うんだな」


 ヨハンが何故「変態」と呼ばれたのか。

 執務室に姿を見せるまでに彼がしていたことを知らない二人は、首を傾げるばかりだ。


「変態って…何ですか?」


 後一人は、そもそも「変態」とは何なのかと首を傾げていた。

 トレエ・ドゥフト十五歳。知らないこともまだまだ多いお年頃である。


「「……」」


 ディーとアンナは視線を交わす。

 変態という言葉を知らないらしいこの少女。守らねば、この純真さを。

 少女のためにも、これ以上ここで話す必要は無いとの結論が下された。


ーーーギィィ…。


 音を立てて城門が開かれ始めた。


「…元帥さん、変態って何ですか?」


「それはな…ん゛んっ」


 アンナは咳払いで返事を誤魔化した。


「門が開いた。行くぞ」


 純真無垢。そんな双眸から眼を背けつつ。

 半ば逃げるように潜った城門の先では、ジェシカとジェラルが一行を迎えた。


「お疲れ様でした…」


 一礼するジェシカは、その佇まいから発する気配にて「不安」と何度も語っていた。

 それもそのはず。ヨハンは、今日ようやく両手の包帯が取れたのだ。ロクに物も握っていなかった状況で悪魔と戦闘し、気絶して帰って来たのだ。これが心配にならないはずがない。


「…そ~んな心配する程のものじゃないさ。少~し衝撃を受けただけで、じ~きに眼を覚ます」


「…そうですか」


 ディーの言葉に胸を撫で下ろすジェシカ。


「大丈夫でしたか? トレエちゃん」


 次は中腰になり、トレエの顔を覗き込む。

 トレエは照れながら「大丈夫…です」と返事し、彼女に頭を撫でられた。


「…トレエちゃんも、お強いのですね」


「…私だって、隊員です。でも…そんなに強くはないです」


「お前はもう少し、誇っても良いとは思うがな」


 アンナの声に、トレエが隣を見上げる。

 「そんなことないです」。そう言いた気な瞳に眼を細め、アンナはどこか誇らしそうに鼻を鳴らす。

 和やかな雰囲気に包まれる城内。

 そんな中、微かに身体が震え始めた一人の男が手を挙げる。


「そ~れよりも、そろそろヨハンを寝かせたいんだな」


 ずっとヨハンを背負いっ放しのディーだ。

 普段の彼ならばどうということはないのだが、彼は彼で疲労が蓄積している困憊こんぱい状態だ。幾ら女手で男を背負わせる訳にはいかなかったとはいえ、辛いものは辛い。


「おや? あぁ、隊長でしたか。随分と腰が曲がっているので気付きませんでしたよ」


 まるで今気付いたとばかりのジェラル。


「いやー。相変わらず難しい命令を下してくれるものです。通信が傍受されている可能性を見越して、わざわざあんな遠回しな命令を出すとは恐れ入りますねぇ」


 眼鏡の奥が、嫌味に光っている。

 くどくどと。長ったらしい言い回しをしてくるのは他でもない。ディーの疲労した状態を見て、わざと長ったらしくしているのだ。


「(…こ~の、嫌味眼鏡が…っ)」


 思わず悪態が出そうになるのを堪える。

 嫌味な部下だが、同時に大変優秀な部下なのだ。性格はかなりアレだが、ここは一つ寛大な心で許さなければ。


「援軍は助かったんだな。お~蔭で元帥嬢ちゃんとドゥフト中尉が自由になれた。…で~、そろそろ場所を移しても良いかね」


「…そうです」


 天敵を前に、微かに機嫌を悪くしたトレエが声を上げる。

 そうそう。早く場所を移したいのだ。城門付近では人目を集めるため、城主が倒れているという光景はあまり見せたくない。城に良からぬ空気が立ち込めるために。

 そして、ディーとしてはそろそろ身体を休めたくて仕方が無かった。その休みたさといったら、今すぐにヨハンを放り投げてでも横になりたい気分なのだ。

 願わくば、このままジェラルの嫌味が終わってほしい。内心淡い期待を抱くディー。


「いつブローレン大佐に連絡入れたんですか」


 だが次の瞬間には、落胆の息を吐いていた。


「(え~…)」


 「そうです」とは、一体何のことだったのか。小一時間悩みたくなるディーだった。


「い~つも何も。ジェラルと僕が通信したのは、侵入者を撃退した日の一回切りなんだな」


「…あの時、ですか?」


 『アークノア』との通信は、トレエが渡されているインカムを通して行われる。

 トレエが今回の滞在でディーにインカムを渡したのは、彼女が覚えている限り一度切りだ。

 だから、通信出来たのはその一度であって当然だ。


「ま~上に行って話そ「えぇ、信じられないとは思いますがそうなんです。あなたが分からなかったのも無理はありませんが」……」


 追い打ちを掛ける、ジェラル。

 眼鏡の奥が、楽しそうに笑っている。


「…む……っ」


 案の定、トレエが食って掛かろうとした。

 この二人は、犬猿の仲といっても良い間柄なのだ。トレエに至っては、眼に見えて敵意を剥き出しにする。

 正に犬と猿。犬はトレエ、猿はジェラルだ。

 無論十中八九間違い無く、原因はジェラルにある。ジェラルが揶揄からかわなければ、トレエもそこまでムキにはならないのだが。


「…馬鹿にしないでほしいのです」


 揶揄からかわれたら、ムキになってしまう訳で。


「(そ~こで背伸びしなくても良いんだな…っ)」


 因みにディーは、ジェラルに対して直接指示を出していた訳ではない。言葉の裏で、伝わるように仄めかしていただけ。それをジェラルが的確に察知して行動を起こしてくれただけなのだ。

 言葉として表現されていないものを察するというのは、当事者でなければ難しい行為。トレエが分からないのも当然なのである。


「いやー、ドゥフト中尉は天才なのですね。いやー、凄い」


 しかしそれを踏まえた上で、ジェラルが煽る煽る。


「……!!」


 トレエが袖を微かに揺らした。

 その動作は、彼女が得物の感触を確かめている証。つまりとても怒っている状態だ。


「(ぅ…っ)」


 それはそれとして、ディーはもう限界である。

 足の震えは、隠せるか隠せないか怪しい状態になった。階段も、このままで昇り切れるのだろうか。

 話してくれるのは結構だが、そろそろ自分だけでも上に向かいたい。


「(ヨハン…僕ぁもう限界だ…っ)」


 もう二人の遣り取りとかは、どうでも良い。

 兎に角上へ、上へ。ディーが一歩を踏み出したその時、背後から声が聞こえた。


「私が持ちますよ」


 背中がこれでもかと軽くなる。

 まさかの声だ。驚くディーを他所に、声の主は階段を一人昇って行く。


「よいしょ…っと」


 そのまま昇って行く。

 動きは実にスムーズで、立ち止まることは一切無い。

 横抱きにしたヨハンを軽々と上階へ運んで行くのは、彼の妻である。


「っと、っと、っと」


 その動き、実に俊敏。

 段を蹴るように、跳ねるように、ジェシカは上階に消えた。


「「……」」


 深紅の髪が舞った景色に眼を奪われたのは、女性陣二人。

 口をポカンと開けて見送る二人に、ディーはそういえばと呟いていた。


「オルナ嬢ちゃんの馬鹿力は、母親(は~はおや)譲りだったんだな」


 何はともあれ、助かった。

 ディーは階段を昇りながら、苦笑を浮かべる。

 息が上がっている。アンナの魔法である程度治癒されたとはいえ、傷口から痛みが微かに走った。


「…大将ヨハン・ピースハートの見初めた女性とは、良く言ったものですね」


 隣を歩くジェラルが興味深そうに眼鏡を直す。

 いつの間にかトレエへの弄りが終わっているので、満足したようだ。


「…びっくりしました」


「…そうだな」


 ジェラルとの間にアンナを挟み、トレエは驚きを隠せずにいた。

 アンナも同意し、どこか心ここに在らずといった様子で階段を昇って行く。


「…(み~んな)、驚き過ぎなんだな」


 そんな中、一人先頭を行くディーだけが、何とも形容し難い表情を浮かべていた。


(ひ~と)は見かけによらないって、良く言ったもんだ。(ひ~と)を見る眼を疑われるぞ? 特に元帥嬢ちゃんは」


「…何故私だけ名指しなんだ」


「ドゥフト中尉の実力を評価出来ていた割には~…気付かないとは驚いたんだな」


 三階に上がった。

 月光が射し込む城内は、既に静けさに包まれている。

 ジェラルが何事か呟きながらインカムに手を当てていたので、警戒解除の命令でも出したのだろう。


「……」


 ジェラルの眼鏡が月光を反射していた。

 カチャリ、と小さな音が立ったことにトレエが彼を見る。

 アンナ越しに見える彼の瞳は細められており、口元が小さく動いている。


「…?」


 通信している。

 ジェラルの行動に納得がいった少女は、視線を前に戻した。


「お前が…」


 不機嫌そうなアンナの声にディーが振り返ると、やはり彼女は不機嫌だった。


「お前がそこまで言うのか? 言い方は悪いが、ジェシカからは…」


「オーラを感じないからと言って、実力(じ~つりょく)が伴っているとは限らない。彼女も立派な、武人の一人。…今度手~合わせでもしてみるんだな」


 腑に落ちないらしいアンナの視線を背中に感じながら、ディーは口角を上げる。

 ジェシカ・ピースハート。

 彼女の旧姓は、「ヴァキリア」という。

 「ヴァキリア」といえば、とある異世界では誰もが知る武門の名家だったりする。

 無論、数ある名家の一つでしかない。だがその誉れ高き家名は、強くディーの記憶に焼き付いている。


「…手合わせか。…だが、出来るのか?」


 アンナの疑問に、ディーは力強く肯定を返した。

 信じられないのなら、実際に手合わせしてみるのが一番なのである。


本人(ほ~んにん)に訊いてみると良いんだな」


 執務室の前に到着した。

 扉に手で触れ、手前に引き寄せるようにして開くと視界の奥行きが広がる。


「あ!」


 奥の部屋に居るのか、執務室にジェシカは居なかった。

 代わりに、別の人物が中で待っていた。


「遅いわよ隊長! どこで油を売ってたのよ!」


 『アークノア』実行部隊隊員が一人、ミーア・キャット少佐である。

 キンとした声を荒げる彼女は、どうやらお怒りのようだ。


「…ん~?」


「城に戻って来たんなら、早く上に上がって来なさいよね! 待たされるこっちの身にもなってほしいわよ、ふんっ」


「いや~? 待~たしてたつもりはないんだな」


 寧ろディーは、早く上に上がりたくて仕方が無かったのだ。

 それだというのに、良い歳したジェラルが幼いトレエを虐めるからーーー


「そんなの知らないわよ。私は待ってたの、待たされてたの。もう本当、あり得ないんだから! 後で甘い物奢りなさい!」


 理不尽な物言いに、ディーは虐められっ子の気分になり始める。

 何も悪いことはしてないはず。なのに、なのに何故こんなにもあんまりな仕打ちを受けなければならないのか。

 あまつさえ、甘い物を奢らされるようになってしまったようだ。

 ミーアは昔から(・・・)そうなのだ。何かあれば、すぐに甘い物を奢らせようとしてくる。それも、中々お高いものを。

 この前は何であったか。

 そう、確か彼女の任務(ミッション)報告時に、隊長室に居なかった時だ。

 隊長だって、隊長室に居ない時ぐらいあるのだ。それもディーの場合、どうしても部屋を離れる機会が多い立場ある。

 だというのに、居ないだけで罪を問われるのだ。これが悲しくて、寂しくて。

 確かその時は、トイレに行っていただけだ。ただそれだけなのに、彼女は何て言ったか。


「(そう、(た~し)か…)」


『トイレとか、あり得ない! 折角私が報告に来たのに、居ないとか…っ』


 誰だってトイレぐらい行く。行くのだ。だというのに、この言われよう。

 運命とは、実に理不尽なものである。


「((ま~え)は、何だったか。ストロボアオハラ…ラズ…レズ? ペリーペリーバナナンチョコッとモリモリレインボー…アイス? 何たらだったんだな。あ~れは凄かった…)」


 『ストロベリーブルーベリーラズベリーベリーベリーバナナチョコホイップ特盛レインボ~アイスパフェ』。『オエステ』という街にあるカフェの看板メニューである。

 暫く前に発見された異世界にある街なのだが、そのインパクトのあり過ぎる名前と見た目が一部のスイーツマニアの中で噂になっているのだとか。

 詳しくは知らないディーであったが、ミーアはどうやらお気に入りのようだ。


「返事は!」


 娘のような歳頃の娘に脅迫され、ディーは深々と溜息を吐くのであった。


「…は~いはい」

「…よし、出来た。ワクチンだ。ふっ…この短時間で抗生剤を作れるとは。我ながら自分のことを褒めたい気分だ」




「…恐らくこれを注入すれば、この事件も解決。…良し」


「…ぐ…」


「悪いな。少しチクっとするぞ」


「う…」


「…起こしてしまったか。気分はどうだ」


「…。苦しい」


「苦しいだと? アレルギーと言うこと…」


「いや…締め付けが…キツい。と言うか痛い。フィーの奴…どんだけキツく縛ったんだよ…っ」


「すぅ…♪」


「…コイツ幸せそうだな、おい…」


「…おお。弓弦だ」


「ッ…動けば動く程キツく…っ。しかも胸の暴力が…圧迫してくる…っ」


「おお! 嫌そうだな!!」


「そりゃ苦しいんだから…っ、嫌だろ…っっ」


「うむうむ。嫌だろう、嫌だろう弓弦! それは嫌だろう!!」


「何の嫌がらせだ…っ!」


「ならば弓弦。これを見ろ」


「…何故ボタンを取ってい…っ!?」


「これを…どう思う?」


「…馬鹿か。今脱いだ服を着ろ。いきなり下着を見せるなっ。酔っているのかっ」


「おお…ならばこれは?」


「……相変わらずの見事な谷間…とでも言えば良いのか…? と言うかかがむよりも先に、早く縄を解いてくれ…ぇっ」


「ふむ…ならばこれも」


「待て待て待て。ブラにまで手を掛けるなっ」


「…胸が見たくないのか? 揉みたくないのか? す…っ、吸いたくもないのか?」


「…人を何だと思ってるんだ」


「おおおお…」


「何故感動する…」


「…っ」


「感涙ッ!?」


「…うむ。これで……終幕だ。私は…未来を救ったのだ…っ。くぅ…っ」


「…もしもーし」


「…あぁ、分かっている。予告だな…!」


「違うそうじゃない、縄を…」


「『思いを宿して一人挑む。思い伝わらず一人落ち込む。思い伝われと一人足掻く。足掻けど思いは伝わらず。それでも何とか足掻き続け。だけども伝わらず彼女が鳴くーーー次回、子猫』…あぁ…終わった……っ」


「‘ご主人様…’」


「ぐ…苦し…。うぐ……」

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