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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
裏舞台編
380/411

懐古

 気が付くと、瞼が下りていた。

 覚えているよりも、窓から差し込む光に照らされた景色の色が変わっている。


「(…今は…何時だ?)」


 時計は、想像以上の時間経過を示していた。

 不覚にも、気が付かない内に意識を失っていたのだろう。


「(…これは最早、惰眠の部類だな……)」


 ヨハンはぼんやりと天井を眺めながら独り言ちる。

 今頃隣室で業務をしているだろう人物に、これでもかと苦言を呈されるのは間違い無い。

 ともすれば、説教の一つでも仕返されるであろうか。柳眉を逆立てた彼女の様子が眼に浮かぶようだ。


「(我ながら、怠惰な一日を過ごしてしまったものだ…だが、たまには悪くない)」


 ーーーと、言いつつ内心悪びれていないヨハン。

 彼女には悪いが、これまでずっと代役をしてきたのだ。一切の仕事から解放され、自由な時間を過ごしたのはいつ振りかと考えると、思い出せない。

 そもそも、一日中自由な時間なんて必要無いと考えていた。

 最愛の娘を亡くした所為もある。城主と『組織』の旗印代役といった二足の草鞋わらじを履いている所為である。だが何よりヨハン自身が、仕事の合間にある僅かな暇で満足していたのだ。

 そんな日々が、何年も続いていた。だから、偶然の一日休暇となってしまっても罰は当たらないはずーーーそう考えた。


「(許せよ元帥、俺にも何もしたくない日がある)」


 内心での謝罪を済ませ、ヨハンは上半身を起こす。

 起こすのには両腕を用いた。後ろに手を突いてゆっくり起きると、身体が不思議と軽いことに気付く。


「…?」


 すると腰から下にかけて掛けられていた布団が、もぞもぞと動く。

 何となくだが、妙に布団の中が温かいと思っていたのだ。だが同時に、背中に悪寒を感じだ。


「(む…)」


 これは、嫌な予感だ。

 布団の動向を窺いながら、左手を額に当てると何故だか、記憶が朦朧としいるように思えた。

 曖昧なのは、今朝から。確かジェシカに両手の包帯を取ってもらったはず。


「(…あぁ。確かに、そんなことがあった。包帯が取れて、それで…?)」


 そこまでは覚えていたが、そこからが曖昧だ。

 もぞもぞと布団が動く。

 ヨハンは懸命に記憶を探るが、幾ら思い出そうとしても雲を掴んでいた。


「(…いかん、俺は何をしたと言うのだ…!?)」


 ジェシカの笑顔が脳裏に浮かぶ。

 昼間、休みを利用して、寝腐って、彼女に包帯を取ってもらったそのすぐ後に、こんなとんでもないことをしているのが見付かったらーーー?


「……」


 待ち受けるのは、絶望の未来か。


「(いや、それも良いかもしれん。あまり喧嘩という喧嘩をしたことがないんだ。ここらで一つ夫婦らしいことでも…)」


 顔色を青くしたヨハンの思考が、グルグルと回る。

 起こったことは仕方が無い。問題はこの後のフォローだ。

 しかしフォローといっても何をすれば良いのか。これが全く分からない。

 何せ経験が無いのだ。今のヨハンは、何も分からない赤子のような立場に近い。

 もし、もし自分が本当にやらかしてしまったのなら、これからどうすれば良いのか。いや、そもそも大事なのは布団の中だ。

 一体誰が入っている。それが分かれば、まだ手の打ちようがある気もしなくはない。

 だが誰が入っていても、どうすれば良いのか全く分からない。

 誰か助けてくれ。ヨハンは助けを乞う。

 こんな時一体、どうすれば良いのか。


「(…ディーに聞いておけば良かったか)」


 窓から見える空に、ヨハンは友人の姿を浮かべていた。

 夕日に染められた空と、流れていく雲。

 嗚呼、世界はこんなにも美しいーーー等と現実逃避するには、あまりにも歳を重ねてしまった。


「(…こうなれば、腹を決めるしかない)」


 布団の中に居るのは誰なのか。

 ヨハンは覚悟を決め、布団の動きを見守った。

 心臓の音が、ヤケに騒がしく聞こえる。

 誰が現れても動じず、冷静に対処してみせる。決意を燃やすヨハンの眼に光は無く、心なしか据わっていた。

 そんな彼の視線が矢の如く刺さり続けているもぞもぞと動く布団、その中から。


「…よい、しょっと」


 妻が出て来た。


「……」


 予想だにしなかった光景にヨハンは固まる。

 気分は石化魔法を受けたようである。息が詰まり、瞳は瞬きを忘れ、口は情けなく開かれている。

 布団が持ち上がる。

 頬が赤い。

 髪も赤い。

 瞳は、空のように蒼い。

 布団の下から現れたのは、見慣れた侍従の服ーーーであったが、見るからに乱れている。

 どのくらい乱れているのかというと、それはもうぐちゃぐちゃである。

 いやもう、ぐちゃぐちゃどころではない。脱ぎ捨てられていた。

 とどのつまり、布団の下から現れたのは圧倒的、圧倒的な肌色。

 中でも大きく主張するのは、今現在もヨハンの身体に触れるか触れないかの標高を誇る二つの丘。

 どうしたらそうなるのか、完全に露わになった曲線美は結婚した頃と然程変わらない。二十代の侍従と並べても遜色無い若々しさだろう。

 娘にしっかりと受け継がれた若々しいスタイルは、ヨハンの脳裏に焼き付いているものと等しい。

 あぁそうだ、間違い無い。

 東から昇った太陽が西に沈むように。

 上から下へと滝が落ちていくように。

 はたまた四十年前に出会い、三十七年連れ添った人物を見間違えることがないように。

 それは紛れも無く、見紛うはずもなく、妻その人であった。


「…あ、おはようございます」


 当初ヨハンは、自分が妻以外の誰かに不貞行為を働いてしまったのだと思ってしまった。

 自分がそんなことをするはずがないと思っていた。だが、妻がこんなことをするはずがないとも思っていた。消去法の末に、自らが至らないと考えてしまったのだが、答えは至ってシンプルであった。

 どうやらヨハンの予想に反し、お互いがすることをしていたのだ。


「…ふふ。こんな姿で寝てしまいました…。驚かれましたか?」


「…いや、そうでもない」


 ヨハンの眼が逸れていた。

 若々しさに満ちているように見える妻の裸体が、彼の瞳にはとても眩しく映っていた。

 もし凝視しようがものなら、次の瞬間には「美しい」と感想を漏らしてしまいそうなのだ。これが、どうして見ていられようか。

 ヨハンは、自身が妻のことを愛して止まないことを良く良く理解している。もし一度(たが)が外れようがものなら最後、羽目を外してしまうような気がしてならなかった。

 というか、既に既視感があった。

 朝から今に至るまでの失われた記憶で、同じ過ちを犯してしまったような感覚だった。

 いや、実際していたはずだ。

 過ちと呼べてしまうだけの行為を、確かに。


「…動じないのですね。魅力…無いですか?」


「…!」


 その時、ヨハンの中で光が弾けた。

 朝から今に至るまで。具体的には包帯が解けてから、ジェシカと共に時間を忘れて勤しんだ出来事が鮮やかな走馬灯のように流れていく。

 どこか不安そうな妻の表情を、ヨハンはしっかりと見詰める。そうしなければいけない、と強く感じたのだ。

 すると、どうしたことだろうか。

 分かっていたはずなのに感情が溢れ、堪らなく愛しく、包み込みたくなる。


「いや、そんなことはない」


 身体が勝手に動いていた。

 布団ごと抱き寄せたジェシカの瞳を覗き込むと、彼女の瞳には熱が宿っていた。

 それだけではない。彼女の瞳に映るヨハンの自身の瞳にも、熱が宿っている。


「今この時も、君の魅力に負けてしまいそうだ」


 彼ももう、色々と吹っ切っていた。

 きっと、まだ夢の中なのだ。

 夢の中なら、何をしても周りの迷惑になることはないのだと考えていた。

 男ヨハン、妻への愛情に上限は無い。常に限界突破である。

 一昨日より昨日、昨日より今日、そして今日より明日と、彼は愛情を強めていく。即ち、愛の熱血主人公補正といったところであろうか。

 愛しい者を愛せる。何と幸せなことか。たがの外れたヨハンは止まらない。


「いや…既に完敗だ」


 歯の浮く言葉が何だ、とばかりに自然と口を衝く想いがジェシカの心に火を灯していく。


「~っ!? ま、まぁ…完敗だなんて…っ」


 二人の位置が入れ替わった。

 ベッドを背にするジェシカ、彼女を前にするヨハン。二人の瞳には既にもう、お互いの姿しか映っていない。

 ヨハンの心、ジェシカの心。それぞれの内に灯る火が互いに行き交い、合わさっていく。


「今の俺はもう…君の魅力に抗えない…ッ!!」


「そんなっ、ぁぁ……っ」


 出来上がるのは炎。煌々と燃え上がる愛は、最早嵐の如く。

 内に荒ぶる感情を互いに打つけるべく、心が身体を動かす。

 もう止まらない。ジェットコースターが山の頂点から下るかのように、二人はそのまま愛の列車を暴走させるーーー!


「私も…あなたの魅力に抗えない…っ」


「ジェシカ…!」


「あぁ…ヨハン…っ」


 暴走列車、発車オーライ。

 どこに停まるのか。行先はもう、二人にしか分からない。


ーーーヨハンは居ないのかい?


 隣室から、男の声が聞こえた。


「「ッ!?」」


 夫婦の間で視線が交わされる。

 熱は途端に冷め、灯火は風に吹き消された。

 機関、オーバーヒート。二人が二人、顔面蒼白になっていた。


「…少し、頭を冷やさないとな」


「えぇ…ほんの少し」


 このままだと、扉の向こうから声が掛けられるのも遠くはないだろう。

 いつでも向こうに行ける準備をしなければ。二人は身形を整えるために動き出した。


「幾つになっても…恥ずかしいものは恥ずかしいですね」


 ジェシカは下着だけを手早く身に付けてからは、先にヨハンの服を整えていた。


「(下着姿でも…若々しいな)」


 背後に居る妻の息遣いを感じながら、ヨハンはそんなことを考えていた。

 何というか、今日一日中思考が変だ。普段では考え難いようなことを考えてしまっている。

 これは、仕事から離れたためであろうか。しかしだとしても、それにしても。


「(…どうやら、若々しいのはジェシカだけではないらしい)」


 内心の自嘲は、別の言葉になって口を出た。


「お互い……若いな」


「えぇ…本当に。…いつまでそっぽを向いているのですか?」


 極々短い衣擦れの音。

 ヨハンが振り返ると、あっという間にジェシカも侍従服に身を包んでいた。


「まじまじと直視するものでもないと思ってな。無粋だ」


「そんなに気になさらないでも良いのに。…お気遣いは嬉しいけど」


「…その服、さっきまで着ていたものか?」


 彼女の服は、今正に下ろし立てとばかりに皺が無かった。

 白地の多い侍従服は少しの皺でも目立つはずなのだが、これが全く見当たらない。


「ふふふ。こんなこともあろうかとって、替えのお洋服ぐらい棚に用意してありますから。ほら、さっきまでのはこちらに」


 元々着ていた服を畳みながら、ジェシカは微笑む。

 準備の良い妻の姿に、ヨハンも連られて微笑み掛ける。


ーーーお、おじさん先生居ますか?


 第二の呼ぶ声。

 見回りの二人がアンナへの報告に留まらず、ヨハンの名を呼んだということは何かあったと考えて相違無い。


「そろそろ行かないといかんな」


 ディーは兎も角、トレエとアンナを待たせるのは悪いだろう。ジェシカに悪いとは思いつつも、扉に手を掛けた。


「はい。私も頃合いを見てそちらに。よろしければ良いタイミングで、合図でも」


「構わん。可能な限り早く…「あ、待ってください」


 振り返ったヨハンの視線は、ベッドへ。しかし居たはずのジェシカの姿を求めて彷徨い、衣装棚へ。


「何だ?」


 ジェシカは背を向けていた。

 その手には何かを持っているようだがーーー?


「ほら♪」


 どうやら衣装棚の中にあった彼女の衣類は、仕事着だけではなかったようだ。

 いや厳密には、彼女が現在手にしているのが仕事着でないのかというとそうではない。考え方によっては仕事着であるし、仕事着でないともいえる。ただ仕事着と表すならば、その前に「元」が付くであろう。

 それは今からおよそ、四十年前に彼女が着ていたものなのだから。


「……」


 自らの身体に「元仕事着」を当てるジェシカは照れ臭そうだ。

 それもそのはず。今から四十年前ということは、即ち彼女の青春時代を意味していた。


「因みに、学生服もありますよ?」


「わざわざ言わなくても良い……」


 背を向けたヨハンは頭痛を覚えていた。

 何しろ、兎に角似合っていた。服に着られている訳でもなく、極々自然に着こなせそうだ。

 着てほしい。そしてーーー


「(いかん…また変なスイッチが入りそうだ)」


 ヨハンはその先を考えることなく、部屋を後にする。

 パタンと閉じられた扉の向こうでは、何やらアンナの不機嫌そうな声が聞こえてきた。


「…可愛い人」


 幸せそうな笑みを浮かべて夫を見送ったジェシカは、揶揄からかい道具を棚にしまってベッドに座る。

 そうすぐ合図が出るはずもないので、暫くはこの部屋で一人だ。

 手持ち無沙汰になったので傍にあった侍従服を畳んでいると、肌に風を感じた。


「…あら? 誰かしら」


 窓に視線を遣るも、そこには誰も居ない。


「…誰か、そこに居るの?」


 青空に向かい誰何するも、返事は無い。


「(気の所為…かしら)」


 窓から顔を出してみるも、足場の無い三階の空に人が立っているはずもなく。


「(でも…随分と懐かしい匂いがしたような…?)」


 何故だろうか。

 風の中に混じっていた名残が、記憶の戸を強く叩いていた。

 それは残り香にしても仄か過ぎたため、何の香りかは分からなかった。

 分からないが、それでも確かに知っていた。


「風、気持ち良い……」


 だからこんな気持ちになるのだろうか。

 胸が、苦しい程に強く締められた気がするのはーーー何故だろうか。

「…はっ!? ここは…!?」


「それかなり強力な銃弾じゃない!? 撃つの!?」


「(アレは夢オチか? そうか私は…戻れたのか? あの時に…!)」


「ォォォォオッ!!!!」


「「「「ぱぱぱぁぁぁぁいいッッ!!!!」」」」


「(間違い無い! この光景、この光景は…今でも夢に現れる終焉の光景ッ! この後フィーナ殿が…ッ!!)」


「ユヅル!? その手に持ってる物は…ワインッ!?」


「(今度こそッ!!)動くなフィーナ殿! 照準が定まらんッ!!」


「分かってるわよむっ!?!?」


「(落ち着け、集中しろ…! 狙うは弓弦の首…掠めて…最悪の未来をここで、討つッ!)」


「ッペンハイムゥゥゥゥッッ!!!!」


「(そうだ、ここだ。ここで焦り、照準がブレた。だから私は外した。だがッ!!)」


「むぐぅぅぅぅぅっ!? んくっ、んくっ!? はぁっ!? ちょっ、いっきっ!? うぅっ!? やめ…っ!? ぷはっ! れっ!? ぷはっ、くだしゃっ!? んっ、こはっこほっ、ごひゅひんさまぁっ、んく…っ!?」


「(一点集中…ッ! 私の狙撃は、狙い違わずッ!!) …そこだぁぁぁッッ!!!!」


「ぐぅおっ!?」


「命中…ッ!」


「きゃぁっ!? あ、あなたっ!」


「ぉ…ぉぉ……」


「チ…ッ! まだか! なら、これでッ!!」


「ユリ!? その凄く物々しい銃は!?」


「この、マシンガンで!! 果てろぉぉぉぉぉッッッ!!!!」


「ぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッ!?!?!?」


「「「「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」」」」


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!?!?」


「はぁっ! はぁ…っ!!」


「「「「「Zzz…」」」」」


「やった…やったぞ…! 私は未来を……!!!! 皆の未来を…ッ!!」


「……」


「すぅ…はぁ。良し。麻酔弾を粗方使ってしまったが、まぁ良い。銃弾はまた買えば良いしな。さてまずは弓弦を……」


「…ユリ」


「っ!? フィーナ殿、無事だったのか!」


「魔法障壁よ。あなたね…少し見境無さ過ぎ。もし私が倒れてたら、ユヅルと私を扉の外に運ばないといけなくなってたんだから、二度手間よ?」


「…すまない、夢中だったのだ。私はどうしても…弓弦を眠らせなければならなかった」


「それは分かっているけど…。まぁ良いわ、やることやってから話は聞くから。さぁ、この人をベッドに運ぶわよ。足元側持って」


「うむ」


「ふぅ…。それで、どうしてあんなにも必死だったの? ただの必死じゃなくて、こう…死力を尽くしているような感じがしたのだけど」


「うむ。もしあそこで弓弦仕留められなければ、世界が終わっていたのだ」


「…。悪いのだけど、全然理解出来ないわ」


「…私は、ときを見たのだ」


「…朱鷺とき? 確か鳥の種類よね」


「鳥ではない。刻だ」


「…土岐とき? 確か…ユヅル(この人)の元居た世界に、そんな場所があったことは知ってるけど」


「そうではない。刻だ」


「…あぁ、次兄のことね。確か以前セティが真似をしていたわ。何とか制するは何とかって」


「刻だ! 刻が見えたのだ!」


「…ユリ? あなたちょっと疲れてるのよ。ユヅルは私が縛っておくから、少し休んだら」


「…。そう…だな。うむ、では予告を言ってから身体を休めるとしよう」


「えぇ、それが良いわ」


「『疑念は地面に種を蒔く。蒔かれた種は、やがて芽に。芽吹いた疑念は育っていく。育った疑念は花となる。禍々しき闇を、漂わせてーーー次回、怪奇』…うむ、では私は休む。暫くの間、後を頼むぞ」


「えぇ…」




「……っく」

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