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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
最初の異世界
37/411

決意と契り

 東大陸の中央部に位置する『霞の森』。

 『迷いの森』とも呼ばれ、大陸中に広く知られているその森は二つの顔があった。

 即ち、森の守護者であるハイエルフにのみ向ける顔と、そうでない者に向ける顔。ハイエルフが目的地を伝えれば、木々は喜んで道を示してくれる。

 だが問題は、ハイエルフ以外の者。

 例えば人間は、霞の所為で非常に視界が悪い中、森の木々達の邪魔を受けることとなる。

 常に道が変わる、迷宮状態となった森を抜けなければならないのだ。

 当然生きて出て来れない者も居るらしい。らしいというのは、あくまで噂として広まっているだけに留まるからだ。真実は定かでない。

 しかしハイエルフである二人には、全くもって関係の無い話だ。

 弓弦を背負ったフィーナは木々に導かれ、迷うことなく目的地へと辿り着いていた。


「…いつかは戻らねばと思っていました。…ここは…二百年経っても変わらないですね…。まるで時が止まってるみたい」


 結界に守られた小さな(はいきょ)

 フィーナは村の中心部に生えている、巨大かつ立派な大樹の前で瞳を閉じた。


「村が焼かれ、大勢の仲間が殺められたあの日。もう戻ることはないと別れを告げ、悪魔と相討ちになる覚悟で皆と村を出た日…」


 静かに祈るようにして、大樹に語り掛ける。


「今顧みてみれば、遠い昔のように思えます。…時の流れだけを見れば、遠い昔なのですが…」


 単純な数字だけを見れば、二百年を超えている。しかしフィーナにとっては、そう昔のことではない。

 だがそれでも時の流れを実感してしまうのは、ここ最近の出来事が濃密過ぎるためか。


「…長老様」


 彼女の言葉に答える者は居ない。

 ここに居るのは彼女と彼女の背中で眠る弓弦だけだ。

 フィーナが語り掛けているのはここに“在ったモノ”のむくろなのである。

 ハイエルフの始祖たる者──「長老」と呼ばれ、村人から信仰の対象となっていた存在の。


「ご主人様…ユヅルがハイエルフになったのは…あなた様のご意思なのですか? それとも私の意を汲み…いえ、何でもないです」


 閉じていた瞼を開く。

 草むらの上で膝を突くと、おもむろに弓弦を寝かせる。


「(少し…落ち着いたみたいね)」


 弓弦の消耗は、致命的とまではいかなかったようだ。

 気絶した直後よりも呼吸が落ち着いているのを確認し、一息吐く。


「…ご報告することがあります。私、契りを結びました」


 黒く艶のある髪が眼に入った。

 弓弦の髪を撫でながら徐々に下へ──唇に優しく手で触れると、一昨日の出来事が思い起こされた。


「(……柔らかかったわ)」


 幸せそうな笑みを、自然と浮かべていた。

 大樹に向き直る。


「…ふふっ。以前の私からしてみれば、信じられないことなのでしょうね……」


 昔の自分──今はあまり思い出したくないことなので、昔の記憶を探るようなことはしなかった。

 思い返したのは、側で眠る人物と出逢ってからのことのみ。


「でも、契りたいと思ってしまった。皆の仇を討って役目を果たし…復讐の衝動が抜けて空っぽになりかけた私を満たしてくれたこの人の温かさに…」


 胸に手を当てると、普段より速くなっている鼓動に気が付いた。


「(こんなにも、私は……)」


 満ち足りている気分だった。

 時折苦しくなったり、切なくなったりもするが──幸福を感じていた。


「この人のお蔭で私は生きている…この人のお蔭でここに戻って来る決心もすることが出来た。それは感謝だけでは到底足りることのないものだと思います」


 恩義だけしか感じられない可能性は、あったはず。

 あったはずなのに、それ以上のものを心が感じていた。


「いつの間にやら何にしても、この人、この人…。ホント、馬鹿の一つ覚えみたい」


 クスリと笑ってしまう。

 おかしなものだ。あれだけ復讐のことばかり考えていた自分が、今では弓弦のことばかり考えている。


「今の私の頭の中はこの人で一杯…。この人以外の方に心を許すつもりは皆無ですし…この人が居れば後はどうでも良いとさえ…思ってしまいます。依存…なのでしょうか。ふふ…もし聞かれていれば怒られてしまいますね」


 ハラリと落ちてきた葉が、弓弦の額に乗った。

 幸せそうに細めていた瞳を丸くして、フィーナは数度瞬きした。


「…長々と話している場合じゃなかったわね」


 立ち上がる。

 弓弦の状態は落ち着いているが、連戦に次ぐ連戦の休息を取らさなければならない。

 ここには、そのために来たのだ。


「──」


 大樹に触れながら小さな声で合言葉を呟く。

 すると、大樹の葉から一滴──雫状の光が零れ落ちた。


「…良かった」


 落ちた雫は、地面に光の波紋を作った。

 それは地面に隠された魔法の扉を開く、森の奇跡だ。

 波紋は広がり、大きくなり──やがて光の渦となった。


「…ありがとう」


 渦は大地の下へと、二人の身体は運んで行った。


「…久々ね、ここに浸かるのは」


 気が付くと二人は泉に浸かっていた。

 ハイエルフの中でも、限られた一族にのみ立ち入りが許された泉の水は清く、蒼く澄み渡っている。

 フィーナも幼少の頃よりよく足を運んでいた思い出の場所は、今も変わらず浸かるだけで身が清められていくようだった。


「…?」


 弓弦の身体が淡く発光したかと思うと、彼の瞼が薄く開く。

 虚ろな瞳はやがて焦点を結び、フィーナを見詰めた。


「何…だ…?」


「消耗された魔力マナが戻ってきたのですね!」


「わっ」


 身体を起こした弓弦にフィーナが思いっ切り抱き付くと、


「むぐ…っ」


 弓弦の顔がフィーナの豊かな双丘に埋まる。

 それはもう、しっかりと。


「良かったです…!」


 背中へと回した腕に、フィーナがしっかりと力を入れる。

 嬉しかった。眼覚めることは分かっていたが、やはり不安に感じる心がどこかにあったのだ。

 だから弓弦が起きてくれて、嬉しかった。

 喜びを込めるように、しっかりと抱きしめる。


「ぐ…っ」


 だから弓弦の顔は、ホールドから逃げられなかった。

 前後左右からの圧迫感。男が憧憬を抱く二つの弾力は、この時ばかりは完全な凶器となっていた。

 勿論、悩殺凶器ではなく、抹殺凶器として。


「(く…苦しい…っ)」


 弓弦の顔が熱を帯びたのは恥ずかしさもあったのだが、やはり苦しさの方が大きい。

 どうにかして呼吸を行えないかと、頭を動かして抵抗を試みる。

 この際絵面がどうなろうと構わない。呼吸苦を訴えるため、首を左右に振り続ける。


「んっ…! 身体も…かなり元気になったようですね…」


 一瞬変な声を上げかけたが(上げてます)フィーナは弓弦を解放した。

 弓弦の懸命な訴えは、伝わったようだ。


「そんなに私の胸…好きですか?」


 男が女の胸に顔を埋め、擦り付けるという絵面通りの意味で。


「………………。ここはどこだ?」


 弓弦は聞かなかったことにした。

 フィーナの勘違いを訂正しようかと思ったが、そんな元気はまだ戻っていない。

 それに自分が今居る場所の方が、気になっていた。

 今浸かっている、心地良過ぎる泉。

 まるで懐かしの故郷に戻って来たように、とても心が落ち着く。

 微かに光を放っているのが、何とも幻想的だ。

 浸かっているだけで身体の疲れが吹き飛びそうだ。


「(こんな美しい泉があるなんてな。それに…)」


 泉の周囲は、薄暗闇だ。

 眼を凝らすと、人間の大柄な男よりも太い樹根らしきものが見える。

 大樹の真下か、あるいは内部か。

 いずれにしても、これでもかと感じる清らかな雰囲気は元居た世界の、どの名泉に勝るとも劣らない。


「ここですか? 私の故郷の地下深くにある『契りの泉』と言う場所です。体力、魔力マナを癒やし、病を治し、死者を立ち直らせるとも言われるとても神聖な場なんですよ」


「(HP、MP回復、ステータス回復、戦闘不能から立ち直り…か)」


 そんな、どこかで見たような、聞いたような一文が浮かんだ。

 つまりは、相当ご利益がある泉なのだろう。


「(うん、ファンタジーだ)」


 弓弦は静かに感動を覚えるのだった。


「ん、契り?」


 そして、妙な引っ掛かりも。


「ここの中心で、『あること』をすることによって、ハイエルフはとある誓いをします」


「…前々から思っていたのだが“誓い”だとか“契り”って…何だ?」


「あら」


 弓弦の質問にフィーナは驚いたように眼をしばたかせ、「鈍いわね、もぅ…」と呟く。

 どう話したものか。色々と小難しく話せないこともないのだが、最も理解し易い言い方にまで砕いたら。


「人間でいう結婚に近いものです…と言うよりは、結婚そのものですね」


 結婚。確か人間の中ではそんな言葉があった。

 的確な言葉が、フィーナの中でストンと落ちていた。


「そうか、結婚か」


 素敵な響きであった。

 互いに想い合う男女が切る、新たなスタートを指す言葉。

 あぁ。とても素敵な響きだ。


「結婚!?」


 少なくとも、弓弦にとっては縁遠い言葉だ。

 それはもう、地球の反対側程の距離があるような。

 いつかはするものだと思っていたような、独身でも良いような。かといって、独身のままだと人生が寂しくなってしまいそうな。

 いやでも気付いたらいつの間にか、そんなことを考えられる人に会うのかもしれないような。もしかしたらもう出会っているような。


「俺まだ十八歳…じゃなくて! 俺には…」


 色々なことを考えもしたが、結局弓弦にとっては縁遠い言葉だ。

 歳のこともある。それに、何だかんだ面倒を見ないといけない人物ことも──ある。


「私とは…イヤ…ですか…?」


「………………嫌じゃない、嫌じゃない…」


 フィーナの傷付いたような表情に、慌てて訂正する。

 嫌ではない。フィーナのような美人と結婚出来るのは、男としてもとても喜ばしいことだ。

 それだけではない。ハイエルフに求婚されるのは、元々の世界でファンタジー作品に触れてきた彼にとって、ある種夢のようなものだ。


「分かってるだろ。…男として不誠実になるんだ。そんなのはゴメンだ」


 煮え切らない態度の弓弦にフィーナはさらに畳み掛ける。

 気持ちは分かる。彼が真面目な人物であるのは知っているから。これまで見てきたから。

 そんな人であるから──「契りたい」と、伴侶になりたいと思った。

 だから、引き下がらない。


「ハイエルフは一夫多妻制です」


 引き下がれない。


「それに…ここでやるのは私達の間に交わされている術式の、固定化です。『契り』自体はもう…私達、済ませてますから」


「な…ッ!?」


 驚愕の事実(彼にとって)。


「風呂の時…だよな…そうか……そう、かぁ…」


 しかし思い当たることは、ある。

 『カリエンテ』での夜──口付けを交わす前のこと。フィーナは何事かを呟いていた。

 彼女の纏う、あまりにも幻想的で美し過ぎる様子に見惚れていたが、よくよく考えれば不穏なことを言っていた気もする。

 いわば、婚姻届が受理されてしまったような状況。

 今さら無かったこととして取り下げるには、あまりにもフィーナが不憫だ。

 つまりは受け入れるしかないという状況で──


「は、はは…」


 弓弦の眼から光が消えた。「もうどうにでもなれ」といった風情だ。

 なるようにしかならない。生来の生真面目さが、「責任を持って受け入れろ」と囁いていた。


「(…やるのよ、フィーナ。ここまで来たら…もう、覚悟を決めなさい)」

 

 フィーナは優しい手付きで弓弦の手を取った。

 そのまま彼の身体を少しだけ起こすと手を引いていき、泉の中心まで歩く。


「…あの、その…。ここまでお膳立てしておいて何ですけど……」


 いざとなると、フィーナは怖気付いてしまった。

 高鳴る心臓が、あらゆる行動を、思考を阻害する。

 でも、後一歩。背中を押す起爆剤さえあれば──


「私の心体は共に、準備出来ています。…けど、ご主人様の男らしいところ、見たいです。ね? ユヅル……」


 全てをさらけ出すことができる。


「(進む勇気、立ち止まる勇気……)」


「ユヅル……」


 ねぇ、背中を押して。

 この想い、伝えたいから。


「(彼女は俺を選んだ。共に過ごした日々から今日に至るまで、彼女は俺を見てきた。俺も彼女を見てきた。…一時の感情だけじゃないのは、俺でも分かる)」


「あなたの全て、私に伝えて…?」


 ねぇ、届けて。

 あなたという存在を、全て受け止めるから。


「(…彼女を生かさせた俺には責任がある。だが、責任感だけで応えるのは、あまりにもフィーナに悪い。だが…細かい理屈は抜きにして、彼女を受け入れたいと思っている自分が居る……)」


「ね…? ユヅル……」


 ねぇ、私を受け入れて。

 たった一人の想い人を、誰よりも一番近い場所で支え続けたいから。


「(俺は──ッ!!)」 


「ぁ……っ」


 そのまま二人は向かい合う。


──きゃうん…っ。


──…っ!


 程無くして、切な気な嬌声が静寂の中に消えた。










 

「…はッ!?」


 弓弦が次に気が付いたのは、大樹の前だった。

 見上げる程に巨大な樹木の下で、横になっていた。

 微かに聞こえる寝息につられて隣を見ると、フィーナな幸せそうな顔がそこにはあった。


「んん…」


 身体が怠いような、頭が重いような。

 まだ弓弦は、不思議な夢を見ていたような心地に包まれていた。

 暫く呆ける中、思い出そうとしたのは夢の内容。

 夢というものは、起きて暫くすれば忘れてしまうもの。思い出そうとしたのは、思い出さなければならない予感がしたのだ。

 ぼんやりと脳裏に浮かぶ、とある光景。

 それは、綺麗な泉の中心でフィーナと──


「……………多分何かしらやってしまった…よな…」


 そこまでしか思い出せなかった。

 否。思い出そうとしたのを、既のところで消し去ってしまった。


「はぁ。…フィーナ…可愛かったなぁ…ははははは…」


 現実逃避である。

 あり得ない現実に直面した時、人は呆然と思考を放棄してしまうのだ。

 いや、想起を放棄してしまう程に、弓弦の頭の中を占める感情があった。

 フィーナと、知影への罪悪感だった。


「(…本やゲームの主人公って、ヒロインに対して優柔不断で情けない奴ばかりだとばかり思っていたが…。いざ似たような立場に立たされてみると…俺も中々どうして、人のこと言えないな…)」


 知影もフィーナも自分が本来全く釣り合わない程の完璧超人だ。そのスペックはどれをとっても他者を、圧倒的に凌駕する。

 例えば性格、スタイル、頭の良さ、運動能力、家事能力等々──現実に存在しているのが信じられない程の女性達だ。

 そんな二人が、揃いも揃って自分に好意を抱いている。

 冗談か。いや、冗談どころの話ではない。寧ろ冗談で済んでくれた方が良いようにも思える。

 しかし現実だ。フィーナも知影も向けてくれる感情の意味は、単なる好意だけに留まっていない。好意よりも強い感情であると気付けない程、弓弦は心の機微に疎い訳ではない。

 二人が抱く感情が分かってしまうからこそ、その行先が自分にあるのかが不思議で理解出来ないのだ。


「(ぁぁっ、クソっ)」


 「何かを得る為に何かを捨てなければならない」とは良くいったもので、両方を取るのは例え二人が納得してくれたとしても弓弦自身がそれを許さなかった。許せなかった。

 しかし同時に、自分が誰かを選ぶというのはおこがましいとも考えていた。


「フィーナか…知影か…」


 だがそれでも、もし選ぶのなら──という視点で思考は展開していく。

 今までの弓弦なら間違いなく知影一択であっただろう。そもそも、異世界の人物との接触を持つ気があまりなかったこともあり、知影一択というのも所謂消去法での選択になる訳だが。

 しかし、フィーナと過ごした非日常にちじょうでの出来事が、思い出が弓弦の心の中に深く刻み込まれてしまった。

 今まで自分を支えてくれた彼女の笑顔が、声が、優しさが今は彼を苦しめているのだった。

 どちらも選べる程の男ならば、良かった。

 しかしそんな自信はまだ、弓弦の中には無かった。


「俺は──」


 だが、答えを保留するというのも不誠実であるのは間違いなく、悩んだ末彼が出した結論は──

「あ、リィルさん。…随分大きい荷物を抱えていますね。どこかにお出かけですか?」


「…ルクセント少尉、もっとよく見てくださいまし。…一応、人間の形をしていますわ」


「わっ、よく見たら博士じゃないですか。…許したんですか?」


「…許したもどうしたも。この人にも業務がありますから。いつでも吊るしておく訳にはいきませんわ」


「…業務でき使うんですか。手厳しいですね…」


「当然のことですわ。…じゃあわたくしは行きますわ」


「…何だか博士が可哀想になってきた。…いや、あの人が元々悪いんだけど……」




「…ふぅ。まさか鉢合わせするなんて、少し驚きましたわ。…まったく、図体がデカいんですから……」




「糖分糖分って…本当に糖尿病になったらどうするつもりでして…? 心配するこっちの身にもなれと、あれ程……」




「予告ですわ。『在るべき者達は未だ戻らずにいた。待たされる者は日々を過ごし、しかしただ時のままに過ごしているだけではなかった。男により導き出された一つの仮説に基づき、希望の一手が打たれる。今、その小さな身に大きな使命を負った副隊長が、刃を取る。次回、出立する者、取り残される者』」


「うぐっ」


「…あぁもぅ、ほんっとしょうもない男ですわっ。布団ぐらい、自分で掛けてくださいまし。ふんっ」




「…。リィル君は、行ったか」




「あ〜やれやれ、困ったもんだね。彼女の暴力っ振りは。僕をわざわざベッドに運んでくれたみたいに、普段からこんなに優しければ…はぁ」




「さて…休憩も終わった。手元にあるピースを、繋げていこうか…。待っててくれ、皆……」

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