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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
裏舞台編
359/411

隠者

 ディーの正確な指摘を受けたジェシカは、隠れたまま姿を見せない。

 落ち着くまでには時間を要するだろう。出て来る気配が無いことを悟ったヨハンは振り返って嘆息した。


「…あまり虐めてやるな。気持ちが昂ぶることぐらい、幾つになってもあることだ」


「…ぼかぁ、(き~み)が言えた義理じゃないと思うんだけどねぇ」


 ディーの半眼が、鋭く光る。

 人が助けたのに、何という態度を取るのか。そんな抗議が今にも聞こえてきそうだ。


「…俺は冷静だった。ジェシカを抱いてからはな」


 抗議は無視することにするヨハン。

 憮然とした態度に、ディーは視線を鋭くする。


「ど~の口が」


「それよりもだ、ディー。侵入者はどうなった」


「あ、(は~なし)逸らすのかい?」


 勿論、そちらも目的の内に入っている。

 割合としては半々といったところか。しかし冗談の色が込められていない瞳に見詰められたディーは、足下に視線を落としながら「や~れやれ」と愚痴った。


「報告によると、侵入者(し~んにゅうしゃ)は十名。(う~ち)九名は中庭(な~かにわ)で拘束済み。こ~いつが、最後の一人と言う訳だね」


 床に触れた根が乾いた音を立てる。

 ディーの足下では、ヨハンによって腹を貫かれたはずの兵士が銃を手に崩れ落ちていた。

 ジェシカを助けようと動いたヨハンは、知らずの内に背中を狙われていたのだ。窓から飛来した物質ーーーディーの根が狙ったのは、不意打ちを防ぐため。

 室内の異変に気付いたディーが、大急ぎで飛行魔法を用い、窓に回り込んで奇襲を仕掛けたというのがヨハンが感じた風の正体であった。


「ま~さか、(て~き)さんが兵士に化けてわざわざ侵入の報告に来るなんてねぇ。良い侵入方法だ」


「奇怪な術だ。身なりだけなら、死んだ本物と寸分違わんだろう。…切っ掛けが無ければ俺も見抜けなかった」


 ヨハンは兵を見下ろし、頭から爪先までつぶさに観察する。

 気付けたのは、兵の姿というより窓から見た外の状況があったためだ。

 あまりに綺麗過ぎる城門前は、一切の争った形跡が無かった。これはおかしい。

 そして報告に現れた兵士は、城門の守衛。城門から侵入されたというのに、交戦した様子が見られなかった。これもおかしい。

 二つの違和感と、何より自分の勘に従い、ヨハンは兵士を「偽物」と判断したのだ。


「そ~れは切っ掛けに感謝だね」


「あぁ。だからお前には感謝している」


「そ~かい。中々(な~かなか)のファインプレーだったんだな」


 ディーの言葉にヨハンは頷く。

 彼の力無くして、この状況は作れなかった。

 友人の助力に感謝しながら、ヨハンは視線を執務机へと向けた。


「……」


 風で書類が散らされていたはずの机は、少し眼を離した隙に綺麗になっている。

 窓側に隠れたままのジェシカが纏めておいてくれたのだろう。さり気無い妻の気遣いにヨハンは感謝した。


業務(ぎょ~うむ)に戻るかい?」


 ディーの提案に、少し思案する。

 今回の件を踏まえて今後どうするか、少し考え事をしたい気分ではあったが。


「後片付けを頼む」


 片付けられるものは片付けておこう。ヨハンはディーの提案に乗ることに。


「は~いよ」


「追加の指示は追って伝える。…少し気になることがあるからな」


「ほ~い」


 ディーは軽く返事をすると、偽兵士を引き摺りながら片手を上げて踵を返した。

 ヨハンも業務再開のため、執務机へと足を向ける。


「…ん」


 その足下で、何かが転がる音が。

 怪訝に思ったヨハンが俯くと、キラリと光る物質があった。


「(これは…)」


 銃弾? 一見するとそんな印象を受けたが、不思議な形状をしている。 円形を十字に四分割したような形状だ。


「(ジェシカがスープに入れるキャロットの切り方だな)」


 このような形の銃弾があるのだろうか。そう考えつつ、念のため周囲を探すと、もう一つ見付かる。


「ディー!」


 部屋を去ろうとしていたディーを呼び止め、ヨハンは見付けた物体を彼に向けて投げる。

 空いた手で受け取ったディーは眼を丸くして凝視する。


「…面白(お~もしろ)い物を見付けたね」


「ジェシカに向けて撃たれた銃弾…弾いたのはお前の魔法だったと思うが。アレは弾くだけの魔法じゃなかったか?」


 ディーは頷くと、ふと思い至ったように眉を顰める。

 暫く唸った後に再び頷くと、その唇が「あの子かね」と動いた。


「…多分これは、う~ちの子の仕業かね」


 一人、こちらに連れて来ている隊員が居るのだとディーは話す。


面白(お~もしろ)い戦いをする子なんだな。剣みたく切れる程細く堅く、それでいて柔軟性に富んだ糸を使って(た~たか)うんだ」


「…あまり聞かない戦い方だな。糸使いか…。だが、何故その隊員だと分かる」


銃弾(じゅ~うだん)と鬩ぎ合うように僕が使った“エアバリアー”と、君の妻の間は紙一重の狭さだった。そこへ入り込むことが出来るまでに細く切れ味のある得物…僕ぁ、その子の糸以外に考えられないんだな」


 風属性中級魔法“エアバリアー”。風の層を作り、飛び道具から身を守る壁としての目的で使われる魔法だ。

 ディーは、飛行魔法(ベントゥスアニマ)で窓の外に回り込み、“エアバリアー”を発動させてから、銃声の後に棍を構えて突撃した。ヨハンの背後に迫る危機の存在に気付いたからだ。

 全てが、間一髪の連続であった。薄氷の如き勝利を掴むことが出来たのは、運命が微笑んでくれただけに過ぎない。

 切り裂かれた銃弾。それはきっと、間一髪に対する保険が機能した結果なのだろう。もしディーの魔法が刹那に屈したのだとしても、糸がジェシカの生命を守ってくれていたはずだ。

 ディーの話を聞いたヨハンは、ジェシカに銃を向けていた男が誰何の声を上げた理由がその隊員である見当を付けた。


「…ならば、その隊員にも礼を言わなければならないな」


 言いながら、周囲を探すヨハン。

 窓を見、天井を見、壁を見る。しかし、目的の姿を見付けることは出来なかった。


「…と思ったが、どこに居る」


「さぁ?」


 ディー、即答。


(か~げ)の薄い子でね。『ノア』に居る時でも、見付からない時は本当に見付からない」


「連絡ぐらい付かないのか。外に連れ出しているのなら、連絡手段の一つは互いに持ち合わせているだろう」


「僕ぁ生憎(あ~いにく)持ち合わせていないんだな」


 ディー、即答。隊員服の内側のポケットなどに手を入れるが、メモやペンの他に出てくるものは無かったようだ。

 ヨハンは呆れの溜息を吐き、肩を落とす。

 連絡は、どうやら付きそうにない。


「…隊長がそれでどうする。緊急時に『アークノア』から連絡が入らないだろう」


「そ~れはあの子が伝えに来るはずだ。何かあったらあの子に連絡するよう、艦の皆には伝えているから」


 それで良いのか、隊長。

 『アークノア』実行部隊副隊長の苦労が眼に浮かぶようで、ヨハンが抱く呆れの感情は大きくなった。


「…副隊長ではない隊員に、そこまでの役を任せるのか」


「ま~だまだ若手だけど、将来性があるんだ。少なくとも僕ぁ、買~い被ってはいないつもりだ」


 ディーの様子から、冗談を言っているつもりではないことが分かる。

 歴戦の隊員である彼は、同時にとある副業も熟している。そのため、人材に対する識別眼は中々のものだ。

 そんな男に、そこまで言わせるのか。ヨハンの中で、その隊員に対する興味が強くなった。


「ふむ、若いか。幾つぐらいだ」


 若いのに、感心だ。

 そう思えてしまうのは、自分が歳を重ねたためだろうか。


「ん~…間違(ま~ちが)いじゃなければ、十五…だったか」


「十五か」


 これは、想像以上に若い。

 最近は、質の良い若手が育っているとの話を聞いた覚えのあるが、ディーの部隊にも居たのか。


「こ~れがまた、可~愛らしいお嬢ちゃんでね。ありゃ将来(しょ~うらい)、と~んでもない別嬪さんに化けるねぇ」


「何、十五の…少女だと?」


 今一度、確認する。

 十五歳といえば、まだまだ少女の年齢。それは分かる。分かるのだが。


「…六十二の男が、十五の少女を連れ歩いているのか」


 そこはかとない事件の香りがする気配がして、ヨハンは腕を組む。

 これが爺と孫娘の外出なら、まだ微笑ましい。しかし、ディーとその少女に同じ血は流れていないだろう。

 だから、何ともいえない怪しい気配を感じた。


「…(へ~ん)な誤解をされてるんだな」


「お前の立場を考えると、そう言ってはいられないだろう。見る者によっては、要らん誤解に足下を掬われるぞ」


 ディーの瞳が、胡散臭いものを見るように細められる。


「ど~こかで聞いた話だね」


「ん…。良い歳をした男と若い少女の創作物語ぐらい、どこにでもあるだろう。…現実では、あまり褒められた話でないと言うのが基本的ではあるが」


「ん~…当時(と~うじ)は、周りに褒められるようなことはな~かったね」


 眼を瞬かせるヨハン。

 自分とディーの話は、焦点が微妙に異なっているように思えた。


「…何の話をしている」


「と~ある細やかなハッピーエンドの話さ」


 何とも理解に苦しむ内容だ。

 机の向こう側から微かに聞こえた笑い声が、更に難解にさせる。


「ま~そんな昔話は置いといて。(ぼ~く)が幼気な少女に手を出すと思ったら大間違いだし、ちゃ~んと話をすれば上司と部下ってことも分かってもらえる。何より、あの子自身弁明(べ~んめい)してくれるはずさ。や~ましいことはな~いからね」


「なら安心か」


 ヨハンは内心安堵していない、といわれれば嘘になる程度には安心した。


「僕ぁ、不~安に思われて不服だ」


「いつまでも身を固めないからだ。これからも、所帯を持つ気は無いのか」


 ディーはバツの悪そうな顔になる。正に、頭の痛くなるような話といった具合だ。

 しかしそれはヨハンの、友人に対する心配からくる言葉であった。

 ディーという友との付き合いは長きに渡るが、未だに女の気配を感じたことがない。

 まさか、このまま独身を貫くつもりなのだろうか。それは、結婚という友人の晴れ舞台を見たいがための思いだ。

 それは、お節介と呼べるものではあるのだろう。しかし、自身は祝ってもらったというのに、一番祝ってくれた友人にいつまでも独身を貫かれると寂しく思えてしまうのだ。


「ま~、も~…諦めかな~? ほら、最近そんな人も増~えてきたって話だから…」


 ザ、婚期を逃した男の発言。染み染みと余韻を残すような発言は、戻りたくても戻れない若い頃を思い出しているためか。


「…こ~の際、僕ぁ仕事一筋に生きていこうかね。…そう、後進(こ~うしん)の育成に生涯を捧げようじゃないか~」


「後進…か。それは構わんが、後継はどうする。めぼしい者は居るか」


「後継? 後継って…あ~。そ~っちの。ん~…って、(べ~つ)に今する話じゃないだろう」


「いや、話が出たこの際だ。言わせてもらう。大体お前はいつも、自分に都合が悪くなると尻尾を巻く。この話をこれまで、何度したと思っている?」


 少なくとも、両の手では足りない程。ヨハンはそう記憶していた。


「そ~んなことを言われても困るんだな。僕ぁまだ、(だ~れ)にも今の立場を譲るつもりはないからね」


 「僕ぁまだ、六十二だ」と話すディーは、自分が現役であると主張。


「…それもそうか」


 その言葉にはヨハンも同意だった。

 まだまだ、やらなければならないことが数多くあるのだ。


「(…まずは、書類か)」


 チラリと机の方を見る。


「ん…?」


 ヒソヒソと、声が聞こえるような気がした。


「ディー、今何か言ったか」


「? (な~ん)も言ってない。(な~に)か聞こえたの?」


 ディーは何も言っていないようだ。

 腕組みをしたまま暫し考えるヨハンだが、その耳には未だヒソヒソと声が聞こえている。


「いや…会話が聞こえる気がする。机の方からだ」


 ディーも考えるように唸り、一つ思い付いたように話す。


「……(き~み)の奥さんの独り言とか」


 そんな歳ではない。彼女こそまだまだ、色々と現役だーーーそう言いたかったが、声が聞こえる以上否定し切れず。ヨハンは振り返った。


「…。ジェシカ」


 すると、ヒソヒソ声が止む。


「(…まさか)」


 本当に、彼女が独り言を言っていたというのか。

 そんな馬鹿な。だが、聞こえなくなったのは事実で。

 疑問の訳に悩むヨハンの視線の先で、隠れていたジェシカが姿を見せた。


「どうかなさいましたか?」


「……」


 訊くべきか訊かないべきか。逡巡はしたものの、ヨハンは声の正体について問う決意を固める。


「声が聞こえたような気がしたのだが、誰かそこに居るのか」


 直接訊くのは無神経かと考え、少し遠回しの質問をする。

 返答までの時間が、長く感じるーーー


「はい」


 ということはなかった。


「少しお待ちくださいね」


 ヨハンの心配などどこへやら。ジェシカは少し微笑ましそうに肯定すると、再びしゃがみ込んだ。

 再び聞こえ始めるヒソヒソ声。

 静寂の降りた執務室内にら衣が擦れるような音が響いた。


「あっ…」


 ジェシカの声が上がったのは、ゴンッという鈍い音が響いたすぐ後だった。

 ヨハンは小さくむせるディーを尻眼に、時が流れるのを待つ。


「お待たせしました」


 数秒経ってから、声が聞こえた。

 ジェシカが次に立ち上がった時、彼女の隣には見掛けない人物が立っていた。


「…君は」


 ジェシカよりも小さな体躯を隊員服で包み、俯きがちな顔から表情を窺うことは出来ない。

 驚くべきは、その存在感の薄さであろうか。今にも窓からの風で溶けてしまうような隊員(?)は、ジェシカの、後ろに隠れた。

 いつの間に机の下で隠れていたのだろうか。眉を顰めるヨハンの耳朶を、驚いたような背後からの声が打った。


「ドゥフト中尉! そ~こに居たのかい!」


 ディーに呼ばれた隊員は、ジェシカのスカートから少しだけ身を乗り出して頷くのであった。

「…居た。風音、ちょっと良い?」


「はい、如何しましたかフィーナ様?」


「あの人…知らないかしら? 突然居なくなってしまって…」


「…弓弦様ですか? いえ、存じませんが」


「……そう。あなたの下に居るかもしれない…って、思っただけど。当てが外れたみたい。…お茶の時間、邪魔して悪かったわね」


「いえ、どうぞ御構い無く。弓弦様、見付かると良いですね」


「…そうね。ありがとう、お礼だけ言っておくわ」


「えぇ」




「…もう、宜しいかとかと思いますよ」




「弓弦様」


「…ん」


「…良かったのですか? 仰せの通りには致しましたけど」


「部屋に戻ると、知影の餌食になりそうだったからな。…アイツ、興奮していたし」


「そうですね…。確かに、ヘッドに飛び込もうていましたし」


「…濁点が入れ替わってるんだが…」


「…? 私、何か間違えましたか?」


「いや、何でもない。ユリの挙動も、色々と怪しいしな」


「…ペットに潜り込んでいましたしね」


「点の位置は合ってるが…半分足りないな、濁点」


「…はい?」


「いや、何でもない」


「可笑しな弓弦様ですね」


「…うーん、あぁ、そう言うことにしておいてくれ」


「…はぁ」


「ま、今は兎も角部屋に戻りたくないんだ。少しの間この部屋に居させてもらえると助かるんだが」


「少しの間でなくとも、弓弦様の頼みでしたら喜んで」


「あぁ、ありがとう。じゃあ、暫くゆっくりさせてもらう」


「粗茶でも如何ですか?」


「ありがとう。…ん、美味い」


「クスッ…それはよう御座いました。では、此方の茶菓子は如何でしょう」


「茶請けか。美味しいそうだ。…ん、美味い」


「クスッ…それはよう御座いました。では、此方の茶菓子も如何でしょう」


「…あ、あぁ、貰う。…ん、美味いな!」


「クスッ…それはよう御座いました。では…」


「いや、悪いが…もう良い。ほら、茶請けってそんなに食べるものでもないだろう? 二つも貰れば十分だ。…そんなホイホイ渡されても、まだ食べ切れてないしな」


「え…? そんな…」


「……」


「折角弓弦様のためと準備致しましたのに…召し上がらないと仰るのですねぇぇ…よよよ……」


「(うわぁ…ワザとらしいな)…。準備してくれたのは嬉しいさ。だが、いきなりそんな、沢山貰う必要も無いだろう。な? まだ俺は、来たばかりなんだから」


「…そうでした。申し訳御座いません。私としたことが、すっかり失念していました。では、後程御出しさせて頂こうかと思います」


「貰えるのは嬉しいんだが…。どうしてそんなに茶菓子を出そうとするんだ?」


「弓弦様物欲しそうな御顔をされているからですよ? クスッ」


「…はぁ。で、何故そこで立つ」


「御構い無く」


「はぁ。で、何故そこで棚を開ける」


「気にしないでください。気にしてはいけません。気にしたら負けです」


「いや気にするから。菓子出そうとしてるのなら、なおさら気にするから」


「あらあら…何のことですか?」


「…おい」


「クス…。そんなことより、次回予告がありますよ。読まれないのですか?」


「……。色々と言いたいことはあるが。『困った人は岐路に立つ。どちらか選択を強いられ、途方に暮れる。惑った人は虚偽に立つ。真実を忘れたまま嘘に塗れる。そうして人は日々を過ごす。陰で嗤う、闇に気付かずにーーー次回、困惑』…あぁ、そうだな。どうしてこんなことになったんだか」


「はい、弓弦様。…あ、あ~ん」


「…風音、お前まさか……」

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