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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
04771を求めて…編
273/411

一人歩めアンナ! 遺されたマグナム!!

 空間の主が去ってから。


「…『流離の双子風』代理」


 アスクレピオスは掛けられた声に対し、拒絶するかのように眼を閉じた。


「良い気味と思ったか。まさか私が轍を通ることとなるとは」


 かつて己が否定した悪魔という存在。

 明日は我が身とはこのことか、今の自分の立場への自嘲を込め口にした言葉は、棘が溢れていた。


「…下らん。かつては神の鳥と呼ばれていたか如何どうかは知らんが、開口一番の憎まれ口…呆れて物も云えん」


 向けられた棘に対し、意に介していないとばかりに蝙蝠悪魔は湯呑みを傾ける。


「忌んで何が悪いと? 驕るつもりはないが私はアスクレピオス。かつては神に喩えられた身。…生命ある者に仇なす輩を忌むのは至極当然のことよ」


 ズズズと、最後の一杯を飲むバアゼルからの言葉の返事は無い。

 下らない。それが感想だった。

 かつてはどうとか、ここでは関係無い。ただ、誰もが等しく同じ立場でありそこに優劣は無いのだ。


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ…誇りある…いや、もう誇りあった私…か。はぁぁぁぁぁぁぁぁ……」


 「はぁ」と溜息を吐きたいのは、こちら側ではないだろうか。

 言うだけ言って被害者の立場に立つとは随分卑怯なものである。


「……」


 アスクレピオスがバアゼルに向けて火花を散らしている中。ヴェアルは新たに注いだ紅茶が入ったティーカップを魔法で自分の下に運んだ。

 口に含むと広がるのは、仄かな林檎の香り。アップルティーだ。


「(多くの溜息は、幸福を遠去けると言う…)」


 この者、神の鳥と呼ばれている割には些か名前負けしている。そうヴェアルには思えてならなかった。

 しかし、現実のものとしてこの隼は

神の鳥と呼ばれていた。病める者を癒すその力は、かの「冥府の神」を恐れさせたという。


「(…人の欲念に塗れた時点で、既に幸福より遠く追放されている。…風の力を除いて存在を抑え込まれた今は、かつてと、今の境目に心が揺らいでいると言ったところか。課せられた役目に縛られるのは、人も、神鳥かむどりも同じか……)」


 身体を縛られる、心を縛られる。

 存在するモノは、何かしらの理によって常に干渉されている。

 束縛に屈するか、抗うか。自分はどちら側の存在なのかと自問してみると、ヴェアルの中には即座に答えが出た。


「(…私は私の役目を果たさなければならない。己に課された役目を全うすることが出来たのならば…その先に)」


 己が望む全てを見据え、狼は想いを飲み干す。


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ…。癒しの神鳥かむどりとあろう者が、癒しの力をまんまと封じ込められてしまうとはぁぁ。恐るべし……はぁぁぁぁぁぁぁ」


 対照的なまでに想いを吐き出し続ける隼を映した彼の眼差しは、内に宿した決意が蒼く色を帯びていた。


「…ふむ」


 方や騒がしく、方や静かな同胞に挟まれたバアゼルは、残り少ない蜜柑を箱より取り出す。

 蜜柑はいつも変わらず甘酸っぱさを届けてくれる。品種や一個毎の味が異なっていても、この甘酸っぱさは不変だ。

 不変は基本的につまらないもの。しかし、不変の確からしさは時として心の拠り所となってしまう。


「(…蜜柑は美味い)」


 この蜜柑のために尽力するの「も」悪くない。茶を啜り、果実を口に運んでいる時、バアゼルは良くそう考える。

 ーーー蜜柑に釣られると思われては甚だ遺憾ではあるのだが。


「にゃはは。僕が寝ている間に、随分と気不味~い雰囲気が漂っているのにゃ」


 蜜柑に舌鼓を打つ彼の耳に、飄々とした声が聞こえた。


「漂っているな」


 火消し役がお供を連れて復帰したようだ。

 お調子者の彼ならば、多少はあのネガティヴ隼を元気付けてくれるかもしれないーーーバアゼルはそんな優しいことを考える悪魔ではないが、騒がしいのを鎮めてくれるのならば歓迎しなければならない。


「……」


 それにしても、一体幾つの蜜柑が失われてしまったのだろうか。

 手元に寄せた箱を見ると、残り三日保つかどうかといったところか。

 早急に蜜柑の手配をしてもらいたいが、果たして今の弓弦に迅速な手配が出来るのだろうか。

 最も望ましいのは、帰艦してすぐに用意してもらうことだ。金はあるのだから不可能ではないはずだが、時間的に猶予が無ければ難しいかもしれない。

 弓弦に時間があるかどうか。全てはそれによって決まる。彼の時間の有無に、バアゼルの至福の時は左右されるのだ。


「アスクレピオス…だったかにゃ? そう自分のことを悲観してもにゃにも始まらにゃいのにゃ。前を向くのにゃ」


 蜜柑を見詰め思案に耽るバアゼルの背後で、クロルの励ます声が聞こえた。


「…悪魔の施しなぞ要らん。私の問題は私で片付ける。捨て置いてくれないか」


「悪魔とか神とか、そんにゃのどうでも良いのにゃ。同じくここに住まう者同士、仲良にゃかよくするのがここのルールにゃ」


「(斯様な律格を誰が何時定めた)」


 勝手なことを話してくれるものだ。

 だが、言うことはもっともだ。


「…ルールか。ルールならば…仕方あるまい」


 アスクレピオスは不承不承とながらも、どうやら「ルール」とやらに従ってくれるようだ。


「(ほぅ…『凍劔の儘猫』の手柄か。奴の扱いは彼奴に一任するのが善いらしい)」


 面倒な輩を引き受けてくれるのは嬉しい限り。騒がしくなければ、それで良い。


「…それで、にゃ。同じ『友』として、一つお願い事を訊いてほしいのにゃ」


 ーーーそう思っていたのだが。


「(…雲行きが怪しくなったか)」


「…願い事? 私に出来ることならば」


 「にゃはは」と笑うクロル。

 何故だろうか、その笑みはどこか虚ろだ。


「……」


 アデウスが後退った。

 クロルが発する何かに、気圧されたのだ。


「…まずはそこにある箱を持って来てほしいのにゃ」


 据わったクロルの瞳と合いそうで合わないこの距離感。


「(…ほぅ? 箱…か)」


 ーーー聞き間違いであるはずがない。


「この際中身(にゃかみ)はどうにゃっても良いのにゃ。取り敢えず今は、箱が欲しいのにゃ…ひっひ」


 蜜柑の、危機だ。


「一戦交える気か『流離の双子風』代理」


「…い、いや。箱を貰うのに何故事を構える必要がある」


 全ては蜜柑のため。是非も無し。


「大人しく退かねば、些か痛い目を見てもらう事になるが」


「…少し待つが良い。話が飛躍しているように思える」


 蜜柑に待ったは効かない。

 臨戦態勢を取ったバアゼルの付近よりヴェアルとアシュテロが、クロルの付近よりアデウスがそれぞれ距離を置く。


「ひひ…アスクレピオス共に…箱…箱…ベッド…箱ぉ」


「……」


 アスクレピオスの瞳は語っていた。

 付き合う相手を間違えたと。


「…バアゼル、ちょっと血の気多いの。…あ、蜜柑貰っていくね。ヴェアルは?」


「…ただでさえ彼は、多くのモノを失いながらも耐え続けている。元より知る喪失感を新たに加えようとする害者を認めた時、彼が防衛に回るのは当然の摂理…。彼は蜜柑をそれ程に大切にしていると言うことさ。…頂戴しよう」


 観戦者であろうとするアシュテロとヴェアルとアデウス。

 しかしアシュテロは何故か、ヴェアルの言葉に蜜柑をまじまじと見詰めた。


「…蜜柑を…守る……」


 蜜柑ーーーつまり、生命を守る。

 そうと知れば、緑を何よりも愛する彼女が立ち上がらないはずがなかった。


「私も蜜柑、守る」


 緑の守護者、守るべき物を狼に託し箱の前に立つ。


「ク…ッ。善かろう」


 この時ばかりは、流石のバアゼルも彼女が頼もしく思えた。

 普段から抜けている部分があり過ぎるアシュテロだが、事緑のこととなれば、戦力としてはヴェアルに比肩する。


「ひひ…にゃひ……」


「…はぁぁぁぁぁ」


 ダンボール箱の侵略者達に対し、蜜柑の守護者達は手を組んだ。


「(…『流離の双子風』代理は随分と気の良い奴だな。まさか『凍劔の儘猫』の共になるとは……)」


 傍観者となったヴェアルとアデウスは、離れた所で座布団に腰を下ろしていた。


「…ヴェアル、どちらが勝つと思う」


「ふむ…どちらとも言えんな」


「はぐらかすのか」


「事の結果が見えているのならば、私も苦労はしないさ」


 何ともお茶を濁す発言をするヴェアルの視線の先で、


「…ニャヒィィィィィッ!!」「うぉぉぉぉぉッ!」


 クロルとアスクレピオスが突撃していた。


「(やれやれ…。あれでは獣だな)」


 エゴを隠そうともしないクロルと、それに付き合うアスクレピオス。

 馬鹿馬鹿しいとは傍観者らしい感想だが、もしどちらかの勝率が高いとするならば、それはーーー


「戯言ごと退けてくれる! 往くぞ然龍!」


「なの!」


「(…獣と識者…自ずと結果は露わになる。見せてもらおうか、獣の野生と識者の知性を)」


 衝突が始まる。

 今日は随分と小競り合いの多い一日である。


「(…雪合戦が行われている)」


 ヴェアルはふと、そんなことを思った。

 仲良きことは美しきかな。こうして他愛の無い喧嘩が行えるのは、平和であることの証だ。


「ニャヒィッ!!」


「小賢しいッ!」


 激しい魔法の応酬が行われていても、仲が良いという意味合いは変わらない。

 いやはや実に微笑ましい光景だ。


「蜜柑は守る! 生命を粗末になんかさせないの!!」


「その通りだアシュテロ! それには私も同いぐぁっ」


「蜜柑だって大切な生命! 分からず屋アスクレピオスには鉄拳制裁なのッ!」


 小龍の小さいながらも、破壊力を有した拳が隼にクリーンヒットしている様子など、思わず笑みを零してしまう程に微笑ましい。


「断ち手」


「…キシャ?」


 決して触発された訳ではないが、どうにも手持ち無沙汰になってきた。

 テレビでも点けて暇潰しをしたいところだが、現在戦場となっている炬燵付近に近付くのは愚策に他ならない。リモコンを魔力(マナ)で取ることは出来るが、どうせならば自分が見たいと思った位置で見たいものである。出来れば止めたいものだ。


「蜜柑を片手にチェスでもどうだ」


 ヴェアルはチェス盤を魔法で運び、眼の前に置く。


「良いだろう」


 アデウスはチェス盤を挟んで対面するように座布団を置くと、その上に座った。


「「勝負」」


 盤面に並べられた六種十六個の駒の内、アデウスが黒、ヴェアルが白だ。

 離れた場所で肉弾戦が繰り広げられている傍ら、ヴェアルが白のポーンを一マス分前に進めた。

 そして、『紅念の賢狼』と『空間の断ち手』による知能戦が始まった。












* * *


 冥府に至る道の中頃に、静かに膝を付いていた存在があった。

 周囲の至る所に走っている激戦の痕に対し、その存在に走っている傷はただ一つ。喉元の先に壁画を覗かせる空洞だけだ。

 その存在が身動ぐことはない。無風の空間の中では時が止まっているかのように、一つのものを除いて殆どが静止していた。

 一つだけ、動くもの。止め処なく溢れ出てくるもの。

 それはーーー


* * *


 闇の中。

 闇の中を歩き、階段を登って行く。

 その足下は、どこか覚束無い。


「はぁ…はぁ…っ」


 声の主の疲労が窺える、短い声が響く。

 吐息以外に何も聞こえることのない空間で、その音は静かに響いていた。


「ぐ…ぅぅ…っ」


 ーーーピタリ、ピタリと雫のような音が、続いて響く。


「っ、はぁ…はぁ…っっ」


 足音が止まる。


「はぁ…はぁっ」


 しかし、再び足音が響くように。

 断続的に聞こえるのは金属性の物質だろうか。支え棒代わりに用いられているらしい。

 そして、再び階段を昇った。


「……」


 風が吹いた。

 遠くに見えるのは、光。

 光に照らされて、金属がーーー剣がそれを鈍く反射する。


「(…着いた…か)」


 剣が映す、持ち主の姿。

 鳶色の髪、鳶色の瞳ーーー甲冑所々赤く染まっているのは、彼女の内側から外へと流れ出る鮮血と、そうでない鮮血が付着したためか。


「…ぅ…っぐ……」


 石壁を手で触れ、霞む意識に抗う。

 苦し気に細められた瞳が、額より伝う血によって閉じられる。


「(何故だ…)」


 口は動くも、声は出ない。

 思ったことを喋る程の息を、身体が取り込めないのだ。


「(何故…抵抗した。…何故…最期までその手を下さなかった……)」


 嘆きに近い後悔が、その人物の頭の中を支配している。

 やるしかなかった。やるしかなかったのだ。殺らねば、こちらが殺られていたのだから。

 「あの男」は、それを成す男だ。敵対するのならば、決して容赦することのない冷たさを心に秘めた、あの男ならば。

 だから自分も応戦した。せざるを得なかった。向けられた銃口に対し、切先を向けるしかなかったのだ。

 ーーーだがどこかで、止めてくれるかもしれないという希望を抱いていたのは確かだ。銃を下ろし、大人しく投降してくれたのならば、最大限の便宜を図るつもりでいた。

 なのに、「あの男」は戦闘行為を続けた。こちら側に下る気など一切無いかのように。


「(私は…私はお前を……)」


 今は赤く濡れる白銀の刃がまだ輝きを放っていた時はまさか、こんな結果になるとまでは考えていなかった。

 口では「ああ」言ったが、殺すつもりはなかった。これっぽっちもなかった。

 だから、衝撃は大きかった。

 刃が通ってしまったあの時、眼を見開いたのは自分だったのだ。

 本来衝撃に眼を見開くのは、向こうのはずーーー


「(何故だ……)」


 ーーー何故「あの男」は、安らかに受け容れたのだろうか。


「(…大元帥の死…何故何も語らなかった……何故)」


 洞窟を抜けた彼女の下から、一丁の銃が草むらに落下した。

 音を立てず、静かに落ちた銃は彼女に気付かれることなく洞窟の側で沈黙する。


「……」


 彼女が足を向けたのは、洞窟の裏側。

 地下へと続く洞穴の入口を大きく迂回した彼女の視界の先で景色が歪み、小型の飛空艇が現れた。


「っ」


 操縦席の中に滑り込んだ彼女の身体に激痛が走った。

 残り少ない魔力(マナ)で癒した傷口が開いのだろうか。意識が朦朧とする。


「(…お前は何を背負い込んでいた)」


 足から流れ出る血をタオルで押さえると、彼女は操縦桿を操作する。

 「automode」ーーー飛空艇を自動操縦にすると、行き先を入力する。


「(…そうまでして何を無言とした。馬鹿者めが…)」


 駆動音が静かに唸り始めた。

 微かに振動する艇内で、彼女は座席に身体を預けた。


「(く…意識…が……っ)」


 この結果が正しいとは思っていない。

 『橘 弓弦』の後を尾行した時点で、それは決まり切っている。

 だがこの結果が間違っているとも思っていない。

 正しいのか、過ちであったのか。

 少なくとも、一つの答えだけは明らかとなっている。


「(……カザイ)」


 その名の主は、もう居ないーーー

「……」


「…レイアさん? 如何いかがされましたか?」


「…ん、何でもないよ。あ、でもそれじゃ説明不足だね。うーん…ちょっと空が青いなぁって」


「…そうで御座いますね。確かに今日の空は青い…大変澄み渡っているかと思います」


「色…綺麗だよね」


「クス…新しい章の幕開けには、良い空です」


「そだね。本当に…良い空」


「レイアさん…?」


「…感傷的になっちゃってる。どうしてかな…えへへ」


「私が愚考致しますに、寂しいのではありませんか?」


「…。うん…そかもね。寂しいのもあるかな」


「寂しい…のも?」


「……。章の最後で沈んだ空気にしちゃうのは、駄目だよ。さ、風音ちゃん。新しい章の予告しよ?」


「…畏まりました。ではレイアさんにはキャバクラー紹介を挟んだ次の御話。つまり、十日後に御送りする御話ですね。次章の紹介を御願いします」


「はい。う~ん、風俗店の紹介しちゃ駄目かな。キャラクター紹介の次の章は…?

『男が調子に乗った代償は大きなものとなった。

 弓弦の眼先に笑顔の風音が突き付けたのは、とある計画が書かれた設計図。

「其れでは皆様に御伝え願いますね? 弓弦様」

 待たされた女は装置の前で、待たせた男はその場を後にして一旦別れることに。

 外出することを仲間に伝えてから、風音の部屋に入る弓弦の表情はどこか浮かない。それどころか、死んでいたのは訳があった。その理由は彼が部屋から出たその時明らかにーーー?

「…もう後戻り出来ない誤魔化し効かない。どーにでもなれっす」

 女二人(・ ・)は温泉街へと繰り出す。

 湯煙立つ街に二人は何を求めたのか、そして湯煙といえばーーー!!

「我が主は女人であったのかッ!?」

「…此れも又、湯煙の華だ」

 湯船に咲くは湯の華か、それとも』…です♪」


「では次は、私で御座います。『レイアです♪ ユ~君ったら、帰って来てすぐに外出するなんて言ってる。色んな人から引っ張りだこのユ~君、凄いなぁ。でも疲れ知らずじゃないから、少しの間だけ寛いでもらっちゃおう♪』…これで良いんだよね? 最初に名前を言ってから予告を始めないといけないみたいだから」


「おろ、物真似上手いね風音ちゃん。ビックリしちゃった」


「数少ない私の特技で御座いますから。それでは、ここから二人で参りましょう」


「えへへ、良いよ♪ せーのっ」




「「次回、『女二人湯煙客旅(かくりょ)編』第一話、『湯煙旅の事前談』」」




「楽しみに待っててね♪」


「正座待機で御待ち下さいませ♪」

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