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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
最初の異世界
27/411

異なる時の流れにて

 賑やかな街から離れて目指した先は、『カリエンテ』の王宮。

 乾いた暑さは僅かに収まり、涼しい風が吹いてくる。

 何日か振りに寛げる空間に、俺は中々の感動を覚えながらも気を引き締めていた。

 正直なところ…とても眠たくなってきたな〜…。


「そうだな~、後手に回ることの厳しさは二週間程前に、嫌と言う程味わったばかりだからな〜…」


 路地裏から場所を変えたのはユリちゃんからの提案だ。

 王様に簡単な挨拶を終え、ユリちゃん知影ちゃんに与えられた客室で情報の共有を行っていた。

 …にしても良い部屋だな~。快適空間…と言ったところか~? 客室にしては随分と良さ気な部屋だ~。

 あの王様…気前良過ぎだろ。


「時間の擦れがあるようですね。隊長さんは二週間前、私とユリちゃんが一ヶ月前ならば、弓弦君がこの世界に飛ばされるであろう時間にもそれなりのズレがある筈です」


 共有内容は、転移時間の前後。

 ああ言った土壇場での強制転移では珍しいことではないし、寧ろこの世界が『失われた世界』なら…当然とも言える。


「ま〜楽観的に考えてみて、この流れだと…弓弦は三週間前にこちらの世界に飛ばされているはずだが~…」


 ユリちゃんと知影ちゃんとの合流は叶ったものの、弓弦は行方が分からないこの現状。当然、好ましくはない。

 アイツはいつの時間帯に跳ばされたんだろうな〜…これまでに跳ばされたのか、これからに跳ばされたのか。それすらも分からない状況だ。

 セイシュウ曰く、互いを感じられるような繋がりがあるとかないとかの知影ちゃんが、「大丈夫」と言うのなら…心配する必要は無いのかもしれないが…。


「…二人はこの世界についてどこまで調べているんだ〜?」


 ユリちゃんが記憶を手繰るように腕組みした。

 この世界が『失われた世界』であることは、ユリちゃんならすぐ気付けたはずだ。

 二人で情報収集をしてくれていたら…この国での手間も省けるし、場合によってはすぐに旅立つ必要もあるだろう。

 さて〜…どんな情報が飛び出るか〜。


「文献に、今からおよそ二百年前に悪魔という存在の記述があった。もっともランクが低位だったのか、退けたようだが……」


「お〜」


 二百年前の文献について調べてくれたのなら、話は早い。

 もし一ヶ月もの間、こんな快適環境でのんびりとしていたのなら考え物だったんだが、杞憂に終わって何よりだな~。

 さて~、本題だ~。


「…最後はどう書かれていた?」


 ユリちゃんと知影ちゃんは顔を見合わせた。

 この一月という時間は、二人の関係性を深めてくれたようだ。

 それも、隊長としては何よりだな〜。


「最後…ですか? 確か…『悪魔は名無しの光の柱と共に突然消え去った』…のはず」


 知影ちゃんが記憶を辿るように言った内容は、俺が以前読んだ文献に書かれていた内容と同じだった。


「ふ〜む」 


 傍らに置いたリュックから、一枚のメモを取り出す。

 じっくり見直してみるが、メモに取った内容とも変わらない。


「ふ…隊長殿も、メモを取るようになったのだな」


 メモから顔を上げると、どこか微笑ましそうな視線が一つ。


「んな、何を言ってるんだ〜…」


 メモは大事。大事だからな~。ちゃんと取れとセイシュウの奴に言われたのは、いつのことだったか。


「…ま〜それは置いといて、だ〜」


 俺は、この国に来てすぐの出来事を話した。

 その上で、ある可能性を提示した。


「隊長殿…もしや」


 ユリちゃんの瞳に動揺が走った。

 どうやら俺と同じ予測に至ったようだ。


「文献に書かれていた情報…もう少し、詳細に掘り下げることは出来そうか〜?」


 知影ちゃんの頭脳は、セイシュウにも肩を並べる程だとリィルちゃんが言っていたな。その彼女の言うことだから、恐らく文献の内容と同じはず。

 俺が見た文献、二人が見た文献は、間違い無く同じ歴史を伝えてくれている。

 文献は一種類しか無いといったあの店の店主の言葉は、ある意味間違い無いようだ。

 つまり、だから、違和感はより強くなったんだな~これが。


「この王宮に勤めている学者はその文献より詳細な内容を知っているそうです。文献を読んでいる際に通り掛かった方が仰ってました」


 もし“そう”なら、早く分岐点を突き止めなければならない。

 弓弦には悪いが、探している暇は無いようだ。これだと、世界の行く末も含めて報告の必要があるかもな~…はぁ。


「お~お~。よ~し、俺を今すぐその学者の所へ連れて行ってくれ」


 俺はユリちゃん、知影のちゃんの案内の下に学者を訪ねることにした。


* * *


 遠くで(かもめ)の鳴き声が聞こえて眼を開けた。

 一羽じゃない。数羽の声だ。

 夢のような出来事を経験した──そう、夢のような出来事だ。

 信じられないような出来事の連続で、終わった今となってはとても美しい思い出だ。

 その美しさは、まるで港を一望出来る高所からハーバーライトを眺めているよう。そう、ハーバーライトが朝日に変わって数羽の(かもめ)が……。


「(…何か違うな)」


 寝惚け頭が、覚めていく。

 冗談はさておき。


「(夢の内容は確か…)」


 夢で偶然会った女の子を助けるためだけに、二百年もの時を遡り、バアゼルと言う悪魔と戦った。

 激闘の末、彼女と協力しながら勝利を収め、彼女の家まで戻って…急に彼女の様子が変わってそれから…。


「…覚えていない…はぁ」


 ベッドから起き上がる。

 瞼が重い。

 寝惚け眼を擦りながら、扉を開け部屋を出る。

 あぁ、眠い。どうにもフラフラした感覚だ。


「ん…」


 木の扉を手前に引いた先。

 眩い朝の光が視界一杯に広がる中、遥かに勝る輝きの金糸が揺れている。


「〜♪」


 鼻歌交じり。

 右へ左へ揺れる美しい奔流に見惚れていると。


「あ!」


 ピクリ。

 髪に隠れていた犬耳が、持ち上がった。

 肩越しに振り返った顔立ちは、夢で見たものと同じように整っていて──どこか、懐かしい気分にさせられるような慈愛の笑みを浮かべていた。


「もう少し待ってくださいね、すぐ出来ますから」


 どうやら夢見ているように思えた出来事は、夢ではなかったようだ。

 悪魔と相討ちになると言う形で死ぬはずの彼女──フィー(と結局呼ぶことにした)は生きていて、今こうして眼の前で家庭的行動をしていた。

 そう、朝食だ。食事を作っていた。

 絶世の美女が、鼻歌交じりな上機嫌で家事に勤しんでいる──そんな後ろ姿に見惚れつつも、促されるまま椅子に座る。


「ふふ、お待たせしました」


 暫く待っていると、眼の前に次々料理が置かれていった。

 メニューとしては、目玉焼き、炙りベーコンとソーセージ、ヨーグルトに牛乳と…異世界と言うより、俺と知影さんが暮らしていた世界と変わらないような、朝食として申し分無さ過ぎるメニューだ。

 だが見たところ、一人分しか用意されていない。これが俺の分の朝食ならフィーの分の朝食はどこにあるのだろうか。


「自分の分は用意していないのか?」


 疑問に思ったので口にする。


「私はご主人様の後に食べますから…。良いですよ」


 そんなことを言っくれるが、何故そうなる。


「…良いか? クドクドと言うが…。食事と言うものは一緒に食べるから美味しかったりするもんだ。夢の中なら兎も角…今は現実だ。…どうしてもと言うのなら食べるが…」


 眼の前にある朝食は、絶対に美味しいだろう。断言出来る。

 だがこちらもこちらで、断言出来てしまう。勝手に自分だけ先に食べると言うのは正直寂しいし、食べようとする感覚も無い。

 自分が一番最後に食べると言うことは山のようにあったが…。それは家族が食事を楽しむ姿を見た後だからだ。それも間近で。

 …あぁ、そう言や毎日のように腕が吊ったな。呆れる程食べさせたからな…。


「…それは命令ですか?」


 フィーナは上眼遣いで訊いてくる。

 何かを期待するような、そんな視線だ。


「命令ではないな、お願いだ」


「お願いですか…なら嫌です」


 命令と訊かれてお願いだと返したら断られてしまった。

 嫌なら何故そんなに物欲しそうな表情(…と言うのだろうか? 分からん)をしているのか。

 そう考えていると、


「……」


 彼女が着けている首輪が視界に入り、ある考えが脳裏を過った。

 良くない思考だ。だが、思わず口にしてしまう。


「命令…してほしいのか?」


「……」


 返事は無かった。

 代わりに、フィーの首輪からリード(…他意は無い)が伸びて、自然に俺の手の中に収まった。

 一体どう言う原理なのだろうか。異世界は不思議に満ちている。


「…これは?」


「引っ張ってください」


 何故そうなる。


「いや、だが」


「引っ張ってください」


 強い決意に満ちた瞳だった。

 有無を言わせぬ迫力さえあった。


「……」


「引っ張って…」


 よく分からないが…。このままではよろしくない気がする。


「……」


 リードを見詰める。


「……」


 乞うようなフィーの瞳に背中を押され、取り敢えず引っ張ってみることに。

 と言うか、どうも引っ張りたい自分が居ることに気付いてしまった。

 それはまるで、髑髏どくろマークの付いたボタンを押したくなる感覚に近い。

 ボタンがあれば押したくなる。それが、人間だ。


「(三…ニ…一)」


──ジャラ。


「ひゃうっ!?」


 艶に満ちた、変な声。

 首輪に繋がっているため、そう強い力で引っ張ってはいないが罪悪感が湧いてきた。


「…♪」


 しかしフィー、何故か喜んでいる。

 どうして分かるかって? …犬耳が、ピンと横に立っているからだ。

 そんな彼女は、俺に見えないように用意してあったのか、少なめの料理を持って机の上に置いた。引っ張られて動くなんて…馬かっ。


「(と言うか…これ言われた通りに引っ張っている俺は、中々の馬鹿だな……)」


 何故か短い間に、昨日よりも変態になっているようだ。

 首輪を引っ張られて喜ぶ存在を、俺は初めて見てしまった。

 これでもかと絶世の美女なのに、どこか残念だ。

 それに戦えて、多くの魔法を使えて、料理も美味い…色々と信じられない程浮世離れした存在だ。

 常人とは違う。そんな懐かしい感想を抱いた。

 いつか抱いた、懐かしい感覚だ。


「(あぁ…姉さん達を思い出すんだ)」


 身内の贔屓目に見ても信じられない程の美貌を持っていた家族の顔が、ふと過った。


「……」


 フィーに見詰められていることに気付いたのは、そんな時だ。


「…あぁ悪い、ちょっとボーッとしてた」


 流石に失礼だったと反省する。

 食事に集中するつもりだったんだが、どうしても気が逸れてしまった。

 それだけ彼女の料理が記憶を刺激したと言うことだろうか。


「ふふ…仕上げ前だったので構いませんよ」


「ん? どう言うことだ?」


「少し待って下さい」


 そう言うと、フィーは瞳を閉じた。

 俺の眼には、並べられた料理の数々が完成品にしか見えていない。

 なのに仕上げ前とは、どう言うことなのか。


「“ラジェーション”…はい、これで温まりました」


 フィーが口にしたのは、何かの魔法だった。

 発動するやいなや、眼の前の料理を光が包み込む。


──ジュワァ…。


 音を立てて、料理が香っていく。

 まるで出来たてのような状態──香ばしい香りが部屋中に広がった。

 凄いものだ。


「人間で言う、電子レンジのような魔法です」


 この世界にも電子レンジはあるのか。

 ファンタジー世界だと思っていたが、意外と文明が進んでいるようだ。


「そうか…フィーは凄いな」


「ふふっ、魔法が凄いのですよ。さぁ、温かい間にいただきましょうか」


 手を合わせ、「いただきます」と交わすのは食事前の挨拶。


「ん…これも同じなのか」


「いえ、こちらは人間の文化に合わせました」


「本当はどんな挨拶なんだ?」


「私達のは…」


 フィーは指を胸の前で組み合わせると、瞼を徐に閉じた。


「始祖たる長老様、友たる森の生命よ…。大いなる自然の恵みに深く感謝いたします…。」


 静かで、優しい声音が響く。

 まるで歌っているかのようだ。祈りを捧げる彼女の姿はただ美しく、それでいて神々しい。

 一言で言うと、妖精のように綺麗だった。

 妖精とも呼ばれるハイエルフに対して、何を今さらと思われるが、ただ綺麗だった。


「ふふっ、文化の違いを感じますね。…どう…かしら?」


 それだけじゃあない。

 上眼がちに、少し照れ臭そうに訊いてくる彼女は、可憐だった。


「…あぁ、文化の違いを感じたよ」


 お蔭で、変な返しをしてしまった。


「…そう」


 下がる犬耳を見、慌てて言い直す。


「可憐だったよ」


「…! そう」


 そんな遣り取りの後に、朝食を堪能した。

 感想としては「美味い」の一言に尽き、とても満足のいくものだ。

 …こう言う、色々と出来そうなタイプって何かしら苦手なものがあり、それが料理とか掃除であることが、所謂テンプレみたいなものでありそうなんだが…。本当に出来てしまうのが、現実のファンタジークオリティなのだろう。


「(フィーもだが、俺の周りの女の子は、皆料理が上手だな…)」


 朝食を食べ終わりフィーが食器を洗っている間、俺はぼんやりと考え事をしながら、自らが使える魔法の実践をしていた。

 俺はよく覚えていないのだが、フィーの首筋で彼女の美しさを引き立てているあの──そう、首輪のようなチョーカーは、俺が魔法で出したそうだ。

 別に似合ってない訳ではないが…我ながら少々趣味を疑う。

 覚えていない以上仕方無い…と言う程無責任にもなれない。

 どうにかしたいのだが、満足しているらしい彼女に言い出す勇気も無く──時間ばかりが流れていた。


「〜♪」


 それはそれとして。

 相変わらず鼻歌交じりなフィー曰く、俺は空間に関する魔法が使えるらしい。


「(確かに俺の中に不思議な力があるというのは、何となく感じるが…詠唱って何を言えば良いんだ…?)」


 いきなり壁に打つかった気分だ。

 “タイムワープ”という魔法を使った時も、勝手に頭に浮かんだ言葉を言っただけ。なので、正直今は詠唱の時に使った言葉を覚えていないのが現状だ。

 我ながら物覚えの悪いこと悪いこと。しっかりしろよ。

 だが、またいつか必要になれば使える気がする。その時はしっかり覚えておくことにしよう。

 そんなことを考えながら、取り敢えず手当たり次第の詠唱句を呟いていく。


「‘…開けゴマ’」


 ありきたりな言葉を言うのだが、魔法はやはり発動しない。

 これで何かが開いてもある意味問題だが。


「開きたまえ」


 何も起こらない。

 そうだ、ことわざ的なものはどうだろうか。


「…犬も歩けば棒に当たる」


「わん!」


 フィーが一瞬にして寄って来て、俺を見詰める。

 おいっ…!


「どうかされましたか?」


 何と新しい呼び方なのか。

 犬と言う言葉に反応したから…ではないと思いたいが、無理だ。この状況が全てを物語っている。

 しかもいつの間にかまた、鎖…と言うより紐が伸びて俺の掌に収まっている。

 どれ……

 

「きゃんっ!?」


 やっぱり取り敢えず引っ張る。

 引っ張らずにはいられない自分の情けなさが辛い。


「ひゃうっ」


 更に引っ張る。


「あふっ…」


 切なそうな表情につられて強く引っ張る。


「ぁん…はぁ…ご主人さまぁ…」


 アレなのか。

 小学生男児が気になる女子にいたずらをする時の心境は、このようなものなのか。

 眼の前のフィーの幸せそうな表情を見ると紐をもっと強く引っ張りたくなってしまう……もっと強く……もっとだ、もっと…。


「…って変態か俺はっ!?」


 危険な道に踏み込むすんでの所で鎖を離す。

 ここから先に進むのは流石にどうか…と俺の中の最後の理性と言うべきものが警鐘を鳴らし、踏み留めさせた。


「はぁ…はぁ…」


 フィーは胸を押さえ、幸せそうに頬を緩めている。

 一連の遣り取りの中で、机の上に置かれた帽子が近くに落ちていた。

 この帽子──俺が持って来た帽子とは違う、この時代にあったものだ。

 じゃあ俺が持って来た帽子はと言うと…それを語るには、昨日のことを思い出さなければならない。

 結論から言ってしまうのは簡単だが、簡単に振り返ってみることにしよう。昨晩のことを思い出すことにしよう。


「はぁ…♡」


 フィーの意識が、こちらに戻って来るまで──

「は〜か〜せ! こんなところで何をしていますの!?」


「んん? 何って…部隊の隊長業務だよ」


「あらまぁ、そうですの──」


「そう言うこと。んじゃお休み…」


「──って違いますわぁぁぁぁッッ!? 寝ることが仕事になるなんて、どこのニートですか! 上への報告書を書いたり、他部隊との連絡役になるのが隊長業務でしてよ!」


「まぁまぁ、どうどう。レオンの奴も、いつもこうやって寝ているじゃないか」


「その度にシバかれてますけど、成程…博士も同じ道を辿ると」


「それはゴメンだよ。君の鞭は痛いからねぇ」


「……」


「…無言で鞭を取り出すの、止めてもらえないかな。暴力駄目だよ、絶対…って痛っ!?」


「…もう良いですわ、好きにしてくださいまし。でも…せめて今日付の書類だけは絶対片付けてくださいね」


「分かってるよリィル君、じゃお休み」


「えぇ。…お休みッ!」


「ぐぇっ!? り、リィル君首! 鞭が首で…ぇぇぇッ!!」


「では! 予告…ですわッ! 『時は流れている。過去から未来へ、それは水のように絶え間無く流れ続けている。流れが一つだけであるはずもなく、分岐は突如として現れる。そう、選択は突然、強いられるものであるからだ──次回、穏やかなる日々、そして』…」


「…く……び……」

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