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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
04771を求めて…編
250/411

案じろ弓弦! 仮初めの時!!

 仮初めに等しい時が、流れていく。

 そんな中、弓弦はシテロと共に農作業に勤しんでいた。


「…これとかどうだ? そろそろ収穫出来そうに思えるんだが」


「見せてほしいの」


 色が赤く染まっている『トゥメイト』と対峙していた弓弦が声を上げると、花壇を挟んで反対側で土弄りをしていたシテロが隣までやって来た。


「う~ん…もうちょっと熟させた方が良いと思うの。そしたらもっと美味しくなるの」


「そうなのか…割と収穫段階っぽく見えていたんだけどな。こいつらも『採っても良い』と言ってくれたような気がしたんだが」


 自分のことは良く見え難いというのは、植物も同じなのだろう。弓弦は何となく親近感を覚えてしまった。


「確かに出荷するなら今のタイミングでも良いかもしれないの。でも、採れたてを一番美味しく食べられるには後、一日は待たないといけないの」


「たかが一日、されど一日と言う訳か」


 一日の差が作物の品質を高めていく。どうせ丹精込めて育てているのなら、最後まで徹底して上質なものを作ってみせたいものである。


「じゃあ明日なら収穫しても良いか?」


「ふふっ、ユールは慌てん坊さんなの」


 「良いと思うの」とGOサインが出たので、『トゥメイト』の翌日収穫が決定した。

 眼の前にある作物はどれ程美味しく育っているのであろうか。期待を抱かずにはいられない。


「『トゥメイト』は逃げないの。収穫しても時間が経てばまた育ってくれるし」


「再収穫可能な作物か。お得だな」


「なの。得々なの♪」


 『トゥメイト』は一粒の種と、栄養豊富な土壌があれば、立派な作物を実らせてくれる。それなりに育て易い作物だ。故に栽培デビューとしてはうってつけの作物のようである。


「だから一杯の育てて収穫して、美味しく食べながら長~い洞窟を乗り越えよ♪ 今は私がユールを支えてみせるの~♪」


 シテロが挟んだ両掌で頬を挟んだまま、微笑みを浮かべる。

 その意気込みは相当なもののようだ。


「いや、別に支えられなくても俺は大丈夫なんだが……」


「お腹が空いたら何も出来ないの」


「…一日や二日の空腹、耐えてみせるさ。空腹感にも耐えられるさ」


 既に一ヶ月程度の時間が経過したと記憶している。

 陽もここに訪れてから、三十回は落ちたか。同じように三十回程この空間でシテロと夜を共にした。しかし経過時間にも拘らず、未だ胃に空腹の兆候を見せない。

 然程気にせずにいたが、意識してみると不思議なものである。


「ここは精神空間。心の中ではお腹を空くはずもないの」


 ごもっともである。

 しかしそれでは説明のつかないものもある。


「心の中なのに身体や服は汚れるけどな。外の世界と同じかここだけの特別仕様か、全く線引きが分からん……」


 習慣というのもあるだろうが、毎晩弓弦は近くの泉に浸かり簡単な入浴を済ませていた。

 服は隊員服と、“アカシックボックス”で取り出した私服を洗濯しながら交代で使っている。といっても、大して汚れている訳でもないため軽く濯いで干すぐらいだ。

 一体どうして汚れるのか。自分の精神世界のことなのに全くもって良く分からないものである。


「そう言えばシテロ。いつも洗濯物をどこかに持って行っているみたいだが、どこに出掛けているんだ?」


 分からないといえば、もう一つあった。


「ちょっとしたお散歩。だから、気にしないでほしいの」


 シテロは入浴後、洗濯物片手に姿を消してしまう。

 追おうとしたことはまだないが、気になったことは少なからずある。


「(広いよなぁ、我が精神世界ながら。…木々に隠された地平線の向こうに何があるのやら)」


 一度念入りに探索してみるのも良いかもしれない。もっとも、この場に戻って来れない可能性が否定出来ないのだが。


「(一度後を追い掛けてみるべきか? いやそれは…無粋か。しかしこの空間にまだ知らない何かがあると言うのなら、見てみたいには見てみたいものだな)」


 水遣りと土弄りをして、昼寝をして、軽く身体を動かしてから、ボーッとして、会話に花を咲かせ、ボーッとして、入浴して、就寝する。そんな日々を過ごしているのだから、ちょっとしたスパイスを求めてしまう。

 別に惚けるのが嫌ではないのだが、たまには探検というのも悪くはないはずなのだ。


「ユール、そっちはもう終わりそう? 私の方は終わったの」


 シテロの声が正面から聞こえた。いつの間にか自身の作業に戻っていたようで、既にそれを終えていた。

 対して弓弦の担当分は終わっていない。思考に意識を向けていた分、動作が緩慢になってしまっていたためだ。


「あぁ、もう少しで終わる。後は『美味し草』の部分だけだ」


 急ぎ気味に、それでいて丁寧に雑草が無いかを確認し、水を過不足無く与えていく。

 序盤なら、追肥であったり土寄せなり支柱立てや脇芽欠き等をしたりするのだが、収穫間際となるとすることも減っていくものである。


「なら向こうで待つことにする。急がず焦らず、優しく緑を愛でてあげるの♪」


 シテロの気配が移動する。

 足音から察するに、ベンチの方に向かったのだろう。どうやら尾行を警戒しているのだろうか、散歩には行かないようである。


「(警戒…まさかあのシテロが、な。考え過ぎか)」


 彼女はそこまで注意深いタイプではない。

 例え注意していたとしても、眼の前を蝶が横切って来たり、良さ気な花の香りが漂ってくればその方に注意を逸らされそして、そのままあらぬ方向へと誘われて迷子になってしまいそうだ。

 まず彼女が深く思案を巡らせている姿が想像出来ない。知的で聡明な女性ーーーには程遠い。遠過ぎる。


「(…だがシテロが尾行に警戒をするとして、どんな隠し事があれば警戒しなければならなくなるんだ)」


 彼女にとって、それ程までに隠さねばならない秘密があるのだとすれば、それは何なのだろうか。

 彼女らしい秘密なのだとすれば、深く考えれば考え耽る程にドツボに嵌ること請け負いである。


「(…存外取るに足らない理由があってこそ、シテロらしいと言うべきか。俺の想像なんて、及びもしないのだろうな)」


 悪戯に思案のみに費やす訳にはいかないので、さっさと土の様子を確認すると立ち上がった。


「こっちの作業はこれぐらいで十分だよな。さて」


 振り返り、ベンチに座っているはずの存在の元へと視線を遣る。


「すぴー」


 視線の先のシテロは、既に昼寝をしていた。


「早いなっ。そんなに長い間眼を離していたつもりはないのだが……」


 顔の前で手を振ってみるも、起きている気配は無い。熟睡しているようだ。


「寝付きが良過ぎやしないか、まったく…。ふぁ……」


 そんな彼女を見ていると、自分まで眠たくなってきてしまった。

 一度欠伸をしてから、ベンチの空いたスペースに腰掛ける。


「ふぁ…ぁ。さて…一眠りでも……」


 それにしても怠惰が過ぎるものだと自嘲する。

 特に何もするべきことがないので寝ているのだが、日頃の自分がこの体たらくを見ると、眉を顰めそうだ。


「(惰性の極み…か。気が緩みっ放しで何と言うか、情けないばかりだ)」


 女性陣に振り回されたり、寝る暇もあればと何かをしていたことが多かったので、本当の意味で何もすることが無い長時間というのは珍しかった。

 かれこれ一ヶ月。実に穏やかな日々だ。


「(まぁ、現実の世界じゃまだ出来ないような自堕落生活と言うのも、程々にしていればリラックスにはなっているか。身体が鈍るのはよろしくないが)」


 外は今どうなっているのだろうか。頭の中で計算式を展開していく。


「(一時間が三千六百秒で、一日は二十四時間だから、八万六千四百秒。それが三十日あって、それが外の時間に対して三百六十五倍の積の値だから割算するのか。…暗算は無理だな)」


 地面に式を書いてみようとしたが、草が広がる足下にそれは書けない。

 仕方無いので、草が疎らな少し離れた場所に小枝で式を書き始めた。


「…よし、最後はこのデカい数字を割らないとな」


 ここで一ヶ月もの時間が流れたということは、外での自分はまだ二時間も眠りに就いていないことになる。

 ここでの一年が、外での一日になるのだから計算結果としては妥当だ。だがどうしてか、過ぎ行く日々に感慨深いものを覚えて深く息を吐いた。


「…この分だけ俺は、歳を取ることになると言うことか」


 同時に複雑だった。

 自分だけがひたすら歳を重ねて、周りを突き放していく。肉体の変化こそないから良いものの、寂しいことには変わりない。


「…幾つ歳を重ねようと、俺は俺…か」


 空を仰ぎ、それらしいことを言って暗い考えを打ち切る。

 心が歳を重ねてしまったとしても、自分らしく振る舞えれば良い。結局はそれだけの話なのだ。


「…喉が渇いた訳ではないが、茶が飲みたくなったな」


 衝動的なものだ。

 熱く、爽やかな茶で一服したい心地になった弓弦は視線で炬燵を探すが、ここには無いことを思い出し再び天を仰ぐ。


「…そうだ。“アカシックボックス”で何か取り出せないか…?」


 詠唱を終え、魔方陣の中心部に生じた穴に手を入れる。


「茶葉…茶葉…と」


 手探りで穴の中を探していくも、それらしいものが見付かりそうにはなかった。


「…そう上手くはいかないか」


 茶を飲むことは諦め、泉の水を手で掬って水を含む。

 冷たく、サラサラした液体が喉元を通り抜けていく。


「うん、美味い」


 澄んだ泉の水を見詰め、呟く。

 喉が渇いている訳でもないのにこうも美味く感じるということは、それ程に水が柔らかく、円やかなのだろう。

 どこからか湧き出てくる泉の水。この空間の美しさを演出している広い泉を見ながら、そこに反射された空を見る。

 自分の精神世界の空。外とは異なる内なる空の中でも、外と同じように風が吹き、雲が流れている。


ーーー陽溜まり…ぽかぽかで…ぽわぽわ


 風に乗って、シテロの寝言が聞こえてきた。何の夢を見ているのか察せないが、良く眠れているようだった。

 昼寝か軽い運動かを悩んでいながらも、ふとした欲求は頭から離れなかった。


「しかしお茶が飲みたいなぁ」


 水面に映る自分が、波紋に揺れていた。












* * *


 闇の中に胎動している。

 呻くような声が漏れ出るように聞こえる扉を背後に、翅が舞う。


「…またもここまで抜けている。そろそろ禿げるのではないだろうな…?」


 その村の長の家には二つの禁じられし扉がある。頑丈に固定されたほんの僅かな隙間に、声の主はそれぞれパンを差し入れた。


「ふと出たと思えば満身創痍で戻って来おって、何とも惨めなものだ。かつての凶つ威容はどこにも見受けられないな」


 翅が扉からハラリとこちら側に落ちてきた。

 それは、“扉の向こう側”からもたらされた意思のようである。それを暫し見た長たる男は、指で摘んでゴミ箱に捨てる。


「ゴミ箱ゴミ箱に捨てろと言っているはずだが、何故なにゆえに己が翅をブチブチと抜くのか。抜くモノを無くし、コケにされたいか」


 ゴミ箱の中は黒く染まっている。

 いい加減焼却せねばと思案していると、音が聞こえた。


「……」


 嫌な音だ。堪らず眉を顰めてしまうも、一度確認するまでは早合点すまいと徐に音のする方へと首の向きを変えた。


「……」


 カチンという音の無い音と共に表情を固めた男の視線の先には、黒い翅が。


「畜生外道め、性格の悪いこと結構だがやることは童の悪戯そのものだな」


 粗末な嫌がらせに嘆息する。

 怒れるどころか呆れ果ててしまった長は、手早く翅を塵取で回収すると再びゴミ箱に捨て、その中身を確認した。


「…やはり大概に箱を圧迫し始めたか。さて、このペースで増えるのならばもう焼却せねば」


 そのままゴミ箱を持って家の外へ出て、焼却炉へ向かおうとする。


「…む」


 視線を感じた。斜め後方、やたらと翅が部屋に入り込んでくる扉とは異なる扉から続く部屋の窓からだ。


「(観られているか。…何とも不用意な視線だ)」


 恐らく視線を向けていることを隠すつもりはないのだろう。形を僅かに変えているカーテンの奥から向けられる、眺めるような視線は逸らされない。


「(…『ルフェル』め、姿が見えないと思えば突然あの様な存在を連れて来て…一体何を考えている)」


 数日前に突然ボロボロのルフェルが運んで来た存在。

 当初は生きているのかどうか謎だったが、どうやら身体を動かせるようにまで回復したようで何よりだが、差し入れたパンは食べているのであろうか。


「(あの者を何かに利用するつもりなのは分かるが、了承を得られるかどうかが問題よ。闇を深く抱いたあの者…飼えども手を噛む飼い犬に相違あるまいに。…『ハルス』の影があるのも頷ける)」


 村外れの焼却炉までゴミ箱を持っていくと、中の物を炉の中に入れていく。

 そろそろ抜けたルフェルの翅だけで服を作れそうだ。呪われそうなのでそれを作るなんてとんでもないことだが、彼の翅が落ちている度に掃除しなければならない自身の苦労を慮ってほしかった。

 炎が燃え盛っている。

 掃除の苦労を思い返しながら、長はその様子を暫しの間見詰めた。

 炎はどちらかというと好きではない。物を燃やし、水を蒸発させ、何より暑苦しい。

 だが、生活には欠かすことが出来ない大切なものだ。翅も炎無くしては捨て場所に困窮することになる。

 山のように積み上がったルフェルの翅なぞ、想像するだけで怖気がする。動物の羽と一緒にするのはまた違うであろうが、あの何とも獣臭い臭いに近いものが翅からも発されるようになったらーーーこの村の環境衛生が大変よろしくなくなってしまう。それどころか、ルフェルの体臭がこの村に充満するかと考えると、猛烈に怒りを覚えた、

 もしそうなれば、ルフェルをこの村より追い出さなければならない。苦渋の選択ではあるが、部屋から引き摺り出し、村の外へと摘み出さなければ。


「村長」


「む?」


 あれこれとそのための方法を思案していたところ。背後から声を掛けられ男は振り返った。


「何用か」


 声を掛けてきた者は、村人の一人だ。


「今月の収支表です。拝見を」


 人里離れた村であるこの村、『テト村』では男を村長として少ない村人が日々を平穏に過ごしている。

 贅沢をせず、かといって、極度の節約もせずに日々を送るためには、商人に対して、数少ない財源である森の果実や村の名産品を用いた取引によって入る金と出る金を管理する必要性があったのだ。因みに贔屓にしている商人はやり手の者なのか手広く商売をしているので、鉄などの金属や、服などの衣類を購入することが出来る。そのため必然的に金は森では手に入らないような生活必需品の購入に充てがわれていた。


「どれ……」


 男は渡されたボードに挟まれた紙に、まずは軽く眼を通す。

 最初に注視するのは大きな収支だ。続いて上から下へと順に見ていく。


「さして問題は無いか。このはさみは枝切り用か?」


 枝が日光を遮り、貴重な森の恵みの成長を阻んでしまうことは良くあることだ。

 そのために枝切り鋏は必要なのだが果たして、追加分が必要な程に不足させていただろうか。


「近々のあの日のために」


 その言葉で男は枝切り用ではなく、全く別の用途に使うための鋏なのだと思い至る。


「ほぅ。それは誠か?」


「カリドの見立てでは、間違い無いかと」


 眉を開いた男に村人は力強く頷く。


「そうか、そうか……」


 繰り返し何度も頷いた男の心は、朗報による安心感に包まれる。

 心配事だったのだ。いつ不安が現実になるのかと毎晩思案していたのだが、今夜はいつもよりも枕を高く出来そうだ。


「このような善事はいつ振りか。十数年…無かったように思えるが」


「村の若者は商人と共に殆ど街に出て行きましたからね。皆元気だと良いのですが」


「この村で逞しく育った者達だ。外の世界に出ても壮健であろう」


 この村を出た若者達は、便りを時折商人に携えさせるだけで一度も帰って来たことがない。

 悲しいことだが、外の街はこの村に比べて文化水準が遥かに上だ。一度向こうの暮らしに慣れてしまえばこの村に帰ろうとはしないであろう。

 若者が離れ、幾らか歳を重ねた者達が互いに支え合って生きているこの村は、十年後や二十年後に廃村となるかも知れない可能性を大いに孕んでいる過疎村だ。

 つい先日も一人常世に旅立った。いよいよ村人の数が一桁に迫ろうとしていた中の朗報だからこそ、男も喜びを隠し切ることは出来ない。

 それでもいつしか先達に続かれてしまっては困るが、現時点で暗き予測をするのは気分の良いものではなかった。


「今月の収支、確かに確認した。では保管しておこう」


「はい、失礼します」


 紙を懐にしまった男は、背後の気配が消えるのを待つ。


「…遂に、近付きつつあるか」


 それは、手を叩いて喜べることだ。

 だが、些か懸念があるのは否めない。そのことを、扉の先のルフェルが容認するかどうかが怪しいのだ。

 もしあの翅散らかしの不興を買えば、男が無事で居られるかは極めて怪しいところだ。


「…ルフェルに気付かれないようにする他あるまい」


 メラメラと燃える炉の中の炎が翅を燃やしていくのを確認すると、長ーーーモアンは自宅への帰路へ就いた。

「…あら? ユリ、どこへ行きますの?」


任務ミッションだ。射撃訓練ついでに小遣い稼ぎでもしようかと考えてな」


「それは良い案ですわね。是非是非沢山こなしてくださいまし」


「…? いや、こなすのは一種類だけだ。忙しい隊長殿の業務を増やし過ぎるのは可哀想だからな、うむ」


「別に構わなくってよ? どんどんこなしてくれた方がわたくしとしては助かるのだけど……」


「考えておくことにしよう。さて。『弾丸の行く先は視線の先。外す訳にはいかないこの距離での一撃…ふ、捉えてみせよう。…みせたいのだが…うむ、やはり…調子が上がらんな。肩が重いようなーーー次回、戸惑うユリ! 謎の肩凝り!!』…むぅ、やはりこれなのか? …だ! ではリィル、私は次回のために早速任務(ミッション)に行くぞ!」


「…出番も…ねもあって良いですこと。健闘を祈りますわ」

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