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俺と彼女の異世界冒険記   作者: 仲遥悠
04771を求めて…編
244/411

行け弓弦! そして異世界へ!!

 微かな照明に照らされた闇の中を、小柄な影が歩いている。

 人間ーーーだ。骨ばり、おおよそ「変な生き物」と称されても良いような容姿をしている男は、その手に謎のデータが記述された数枚の用紙を持っている。

 細長い通路の先には、小さな空間があり、男が二人座っていた。


「これはこれは皆さんお揃いで。待ちましたか?」


 飄々とした嗄れた声は、決して耳障りの良い声ではない。


「あれ、待ってませんでしたか? 本当に待ってなかったんですか? あれ程私が急いで来たと言うのに…本と「ローランド・ヌーフィ」」


 名を呼ばれ、ローランドは「つまんない人達ですねぇ」と数枚の用紙を机に全て並べた。


「えぇえぇ、ちゃんとやってきましたよ、ザングス」


「首尾はどうなんだ」


 「ザングス」と呼ばれていない男が用紙に眼を通しながら、「お前の感覚ではな」と続ける。


「ん~そうですねぇ。まさか『ファーブニル』が倒されるとは思いませんでしたが、良い感じに『崩壊率』の作為的向上が出来ましたね。こう、グイグイ、グイーンって感じに」


「…『リスクSS』のファーブニル…確か、『凍劔とうけん儘猫じんびょうの下僕だったな。それを良くもまぁ」


 素直に賞賛に値する強さは、賞賛すべきだ。

 手を叩くことで賞賛の意を示したが、嘲るような声音がザングスの心中を表していた。


「それでこれは何だ。見たところ術式に関する記述のようだが」


「混沌の発生は、事象のあるべき姿を変容させて新たな混沌を生み出します。因果律を捻じ曲げ、現世の境界線を歪ませ、生命の法則を…侵す。あるべき姿を求めた世界が、仮初めにして真なる器を自ら創り出すのですーーー」


 弁舌に語っていくローランドの言葉は、用紙に眼を通して瞠目した二人の耳に流れるようにして入っていく。

 今までは無理だと感じていた。

 理屈ではない。一般的に考えて、不可能だと誰も感じていることなのだ。

 しかし、こんなことが、可能だと。摂理に反したこれが、本当に。


「ーーーどうです? 中々に興味深いとは思いませんか皆さん」


 その反応を見たローランドは、満足そうに口角を吊り上げた。












* * *


 光の中から一転、辺りは暗闇に包まれた。

 喚ばれたのか。口元を片手で覆った弓弦は喚び主を探す。


「動こうとしているよ」


 姿は見えない。

 どこだ。どこに居る。


「忌むべき道へと続く扉が一つ、開かれてしまった」


「ロソン!」


 ようやく姿を現した。

 相変わらず顔は判別出来ないが、雰囲気で分かる。

 一体何を言っているのか。これから起こる何かを伝えてくれているようだが、謎めいた言葉の所為で分からない。


「君の選択は間違っていないよ。ううん、きっとそう選択させられた(・ ・ ・ ・ ・)のだろうけど」


「選択…?」


 いつ、どこで選択をしたのだろうか。


「君も扉の先に行かなければならない。君の内に宿る、古き者達と共に」


 古き者達ーーー悪魔達のことを指しているのだろうか。

 ロソンが言う扉。それは実際に在る扉か、それとも非ざる扉か。


「糸は縒り合わされているよ。この時も、刻、一刻とね。君を、中心にして渦を巻くように」


「何が言いたい。俺にアドバイスをしてくれるんだったら、もっとハッキリ言ってくれ」


 こんなに訳の分からないのものは、そう、初めて会った時以来だろうか。

 信じたものを最後まで信じるーーーいってしまえば当たり障りもない表現の発言だが、特に役に立った試しはない。今思い出せたのは、単に訳が分からないロソンの発言からの連想だ。


「君は、誰よりも先に行かなければならないの。…禁じられた忌みへと。答…へと」


「…禁じられた忌み?」


 浮かんだのは、『禁忌』とされた魔法の存在。

 思い当たる節は、ある。

 警告のつもりなのか。


「気を付けてね。扉の先は、蓄積された悪意が巣食ってるから。気を引き締めて行かないと、君の内に在るモノが、穢されて眼覚めちゃうから。…彼女と一緒に」


 悪魔達か? それとも、別の何かか。

 彼女とは誰のことだろうか。

 しかしその扉とやらの先に行く際は、注意しなければならない。そういうことなのだろう。


「山場かな。頑張ってね」


「あぁ、頑張らせてもらうにはもらうが、随分一方的だな」


「うん、もう向こうに着いちゃうし。到着してすぐ気絶して始まり始まり~なんて、何か嫌でしょ?」


 ごもっともではあるが、それで良いのかと思ってしまう。


「私のことは気にしない。だって私のことまで気にしていたら、他の子が疎かになっちゃうよ? 時間大事大事。今回はこれで帰してあげるから、次回はちょっぴし覚悟してほしいな」


 帰してあげるとーーー結局そういう話か。

 安心して良いのかどうか微妙なところだが、取り敢えず覚悟しておかなければならないようだ。

 近くの空間に穴が生じ、弓弦の身体を吸い込み始める。

 ロソンに手を振られ、彼は意識を無したーーー


* * *


 光が収まると、視界が世界に彩られる。

 閉じていた瞼を徐に開くと、その世界は辺りに広がっていった。


「…ここが…そうか」


 ーーー界座標ワールドポイント【04771】


 並び立つ木々に覆われた周囲は、この世界が自然豊かなのが窺える。

 風も美しく、大きく息を吸い込んでみると喉が潤ったのは、近くに水源でもあるのだろうか。犬耳をそばだてると水の音が微かに聞こえたような気がした。


「きゃっほ~♪ 緑なの~♪」


 シテロが飛び出して我先に駆けて行く。

 笑顔で先に行った彼女を見ると、連れて来た意味もあったというものだ。


「良い世界じゃないか。皆も出て来たらどうだ?」


 魔力マナも清浄の一言に尽きるので、非常に過ごし易いはず。

 シテロを追い掛けながら、人の手の入っていない道を歩く。


「にゃは」


「キシャ」


 クロとアデウスが出て来た。


「お前達もどうだ?」


「応じよう」


「…ふむ」


 続いてヴェアルとバアゼルも出て来た。

 声を掛けてはみたが、まさか全員が出て来てくれるとは思わなかったので内心驚く。

 気分は動物園に近いだろうか。蟷螂かまきりに猫に蝙蝠こうもりに狼なので、かなり異色の動物園ではあるが。頭の中で会話が繰り広げられない分、少しだけ落ち着くことが出来る。


「悪くない世界だと思わないか?」


「分かる話だな。人の手が入っていないからこそ、引き立てられているものがここにはある」


 木々の、梢の一本に至るまでが伸び伸びと、生命力に満ち溢れている。

 ヴェアルの言うことには頷ける点が確かにある。人の手によって伐採された森では、例え時間が経とうともここまでの美しさを有してはいないだろう。

 原生林独特の雰囲気といえるのだろうか。神秘性を感じることが出来た。


「まぁ、そうだろうな。元あったものこそ、一番輝きを放っているってことは俺にも分かるさ。だが」


「だが?」


 弓弦は腰を下ろすと、木の傍に隠れるようにして生えている小さな花に手をかざす。


「人も、輝くのを手伝うことが出来るはずさ。…こんな風にな」


 下を向いていた小さな花は、魔力マナを与えられて空を見上げる。

 真っ直ぐと空を仰ぐ姿は、まるで夢を誓った若者のような力強さに満ちていた。


「誰もが皆、君のように賢くはないさ。可能性はあるがね。…悪くない香りだ」


 魔力マナの輝きは風に乗って、香りとなって鼻腔を突く。

 生命の香りに浸りながら、誰もが暫しの間時を忘れた。


然龍ぜんりょうが戻らぬな。追わずを善しとするか?」


 ついでにシテロも忘れていたことを気付いたのは、バアゼルに促されたからだ。

 思い出したように手を叩いた弓弦は、森の出口へと足先を向けた。


「忘れてた。行くぞ」


 柔らかい土を踏みしめ、並木道を前へ。

 栄養分の豊富な土なのだろう。森の中を歩いている最中、見たことのない花や見た覚えのある花、動物達の姿が頻繁に見られた。

 木々の間を通り抜けて行くと、水の音が近付いてくる。

 もう森の出口なのか。歩くには歩いたはずなのだが、素晴らしい景色の連続に距離を感じる暇が無かった。


「キシャ」


「分かり易いようにお願いするのにゃ。中々《にゃかにゃか》通訳も大変にゃんだから」


 鳥の囀りが聞こえた。

 自分達以外の物音に視線を遣ると、小動物が仲良く競争をしているようで、眼の前を通り過ぎて行った。


栗鼠りすか。何て言うか平和ーーー」


 否、競争をしていた訳ではないようだ。


「ーーーッ!!」


 追うようにして現れた青い色をした軟体状の生物がこちらを向いた。

 無謀にも、どうやら狙いを定め突撃して来たので、一人と四悪魔は戦闘態勢を取る。


「正直可哀想に思えなくはないんだが…狙って来た方が悪いってヤツか」


 あの小さな魔物はどう考えても格下だ。

 魔力マナの量を見れば分かる。ディオでも二撃三撃加えれば倒すことが出来るだろう。それどころか、頑丈な木の棒で叩いても倒せてしまいそうで、子どもの度胸試しの相手にされそうな魔物でもあるか。


魔力マナを使うまでもないな!」


 弓弦の剣が、アデウスのハリセンが魔物を横に寸断する。

 切り離された身体を細切れにしたのはクロとヴェアルの爪だ。


「取る足らにゃい雑魚は…こうにゃ!!」


 悪魔猫の爪は、例え魔法を用いずとも氷点下の冷撃を与える。

 もうやり過ぎだ。これ以上の攻撃は、あまりにも残酷でしかないだろう。


「我が手を出すまでもなかったか。興の乗らん」


 霜が張った魔物の残骸はそのまま魔力マナに還っていく。

 戦闘時間五秒に満たず。それは戦闘と呼ぶよりは、蹂躙に近かった。


「何か、大抵の魔物はこんな感じで片付けられてしまいそうな気がする」


「それはそうにゃ。人間にゃら誰もが恐怖に慄く面子がここには居るのにゃ」


「四悪魔も居て三下に遅れを取るようなことがあってはな。話としてこれ程スベるものはない」


 クロの通訳がなくとも、弓弦はアデウスの言葉が分かる。

 確かにその通りだと納得した弓弦は、一応念のために周囲の魔力マナを探るが、魔物らしき魔力マナは近くに感じられない。

 まるで、こちらに近付くことのないように避けているようだ。考えられる理由が理由なので納得はいく。

 ついでにシテロの魔力マナも調べた。

 どうやらこの先でまだはしゃいでいるようで、微笑ましさに笑みを零すと、視線が集まっていた。


「いや、何でもない。行こうか」


 向かい風の吹き付ける先へ。

 比較的日が差し込んでいる森を抜けた、その先には。


「…わぁ…これは…!」


 風光明媚。そう、喩えるならその言葉に尽きた。


「きゃっほ~♪ きゃっほ~♪ 凄いの凄いの~っ!!」


 まず眼につくのは、見渡す限りの広大な海と、大きくそびえ立った崖の存在だろうか。

 海というのは少しおかしいかもしれない。

 潮の香りがしないから、どちらかというと湖なのだろうか。澄み切った水は、遊泳に適していそうだ。

 そんな海のような、湖のような水溜りの中心に、切り立った巨大な絶壁。

 見上げると、首が痛くなりそうな崖は雲よりも高い位置まで続いていた。


「ユール、ユールっ! あれを見るのっ、凄いの~!!」


 興奮気味のシテロが指で示す先には、更に驚くべきものがあった。


「…おぉ」


 思わず溜息を吐いてしまう。

 絶壁の頂上から落ちてくる水は滝となって地上に降り注いでおり、太陽の光を反射して虹を作り出していた。

 森でも聞こえてきた水の音は、滝の音だったのだ。滝壺に向かって流れ、そして飛沫が上がっているためか、周囲の空気は冷んやりとしており居心地の良い空間だ。

 それにしても美しい。後世に伝えられるような風景画家でも、この景色をキャンパスに収めることは出来ないのではないだろうか。自然の楽園を作り出す数多の色は、七色のコンパスでは決して表現し切れない。


「ふむ…虹か。今となっては、斯様に生命の営みに意識を向けるもまた、興が乗るものだ」


 バアゼルですら、一面美しさに引き込まれている。優しさに溢れるこの光景が、彼の琴線に触れたのだろう。


キシャンシャ(虹 が)キシャンシャ(滲 ん で)キシャシャ(見 え る)


「アデウス…にゃにを言いたいのかバレバレにゃのにゃ」


 虹は陽光を反射して七色の光を煌々と放っている。滲んで見えるはずはない。

 聞き咎められないよう考えてのギャグであろうが、この場に居る全員が彼の言葉を理解しているので全く無意味だ。また他者に通じないギャグに何の意味があるのか。虚しくはならないのだろうかーーーいや、彼はまだ、無視されることの恐ろしさを身をもって体感していないのだ。だからこそ、こんな凶行染みたことが出来るのだろう。


「雲海を見下ろす絶海の孤島…か。弓弦、景色に心奪われるのは結構だが先を急いではどうだ」


「そうだな」


 目的地ーーー銀の銃弾の持ち主が居るであろう場所は、考えるまでもなくこの崖の上なのだがどう向かったものだろうか。

 近くに地下からあの絶壁の内部に続く洞窟があるのだろうか。はたまた、夜になれば見える隠し通路でもあるような。そんな気もしなくはない。


「ユール、私、ユールに乗ってもらいたいの」


 一度素直に空から行くのも一つの手かもしれない。

 いや、そちらの方が効率的に良いのだろう。あるかもしれない可能性を追い求めるよりは、確実性の追求こそ肝要だ。


「分かった。じゃあ取り敢えず、空からこの崖の上を眺めてみるか!」


「きゃっほ~♪ やったの~!」


 四悪魔が弓弦の中に戻り、シテロの身体が輝かんばかりの魔力マナに包まれる。


「さぁ! 私の上に乗るの♪」


 そして彼女の姿は一瞬にして、巨大な龍のものに変化する。

 龍鱗の一枚一枚が美しく、撫でると鋭く縦細くなった彼女の瞳が気持ち良さそうに閉じられる。

 幻想の世界のような自然の中で、大きな翼を抱いた龍の背に乗る。お伽話にしても問題無い程に胸躍る光景だ。


『遠き日に詩人に語らすも善し。…我は此の世界、気に入った』


『君の旅がいずれ話譚となる。面白い話だ……』


『きっと好色家として伝えられるのにゃ。綺麗所を侍らせて、夜にゃ夜にゃズッコンバッコンズッコンバッコン……』


『…言い過ぎのあまり、あんまりな言い方になっていないか? 夜な夜なの頻度ではないのだから、そう言ってやるのは、酷過ぎるだろう』


「よ…っと。よろしく頼むな」


 悪魔達の声には反応せず、その背に弓弦は飛び乗った。

 股がるようにして腰を落ち着けると、風属性初級魔法“エアーフィルター”を発動させて、自身の周囲に空気の膜を作り出した。

 飛行の際に自分に掛かる風圧から身を守るためだ。見えない風製かぜせいの半透膜は、ある程度の風を通すのみで、それ以上の強風を吹かせない。

 勿論ある程度といっても、最低限の風だ。体温が奪われ易くなるという点はあるものの、風を感じずして何が飛行か。


「準備は大丈夫?」


「あぁ。いつでも飛んでくれ」


「分かったの! きゃっほ~♪」


 騎手(弓弦)の準備が確認したので、砂埃を巻き上げて悪魔龍アシュテロは大空に飛び立つのだった。

「…青い軟体生物…僕でも二撃三撃ってどんな説明だよ弓弦……」


「…伝統」


「…副隊長…伝統って一体? 青い軟体生物に何の伝統があると言うんですか」


「…長くから続く伝統がある。…旅立つ者へと襲来する最初の壁……それが、奴等。…青ノ者達」


「…青ノ者……」


「…彼等は力を問うてくる。…資格ある者なのかを、確かめてくる。…彼等を倒せない者に、戦人の資格は無い」


「…資格を……」


「奴等は最初の審判者。…長きに渡る裁きへの担い手、導き手。…開かれた口は広い赤、血の色に染まり、相手を試しているかのように、笑みを絶やさない」


「笑みを絶やさない…余裕のつもりなのか……」


「その小さな見た目に騙されてはいけない。彼等は…速い』


「…速い…?」


「…SE聞こし時。…対峙者の身には1ポイント…または2ポイントの傷が生じている」


「…SE……?」


「…音」


「…音で1ポイントも傷を与える……何と言う存在だ…!」


「…もっと恐ろしい、ターン制と言う能力を持ってる。…対峙者は、一度の攻撃しか出来ない」


「…そ、そんな…連続攻撃も出来ないと……」


「…ターン制は世界の理。連続攻撃をするためには、世界の理に認められた、とくぎ、か、まほう、を、持たなければならない」


「…特殊能力……ッ!」


「だからもし無駄な動きをしてしまえば、青ノ者達の攻撃をその身に受けるまで、こちらからは攻撃出来ない」


「…支配魔法まで…。そ、そんな凄い存在が……っ」


「…だから、ルクセント君でも二撃、三撃と言う説明にもなる」


「……弓弦はそんな凄い存在を三下として倒せるなんて…凄い……」


「‘…ルクセント君…馬鹿……?’」


「ふ、副隊長っ、僕! 強くなりたいです!」


「…コク。…強くしてあげる」


「はい!」


「その前に、予告」


「はい! 『シテロに乗って…あぁ、気持ち良い。飛び立ってしまいそうだ。やっぱり二人の息が合った上で飛んで行った方が、気持ち良さに身を浸らせられる…!? うぁっ、し、シテロそれは…激しい…おわぁっーーー次回、飛べシテロ! 大空を飛ぶ!!』…上手じゃないか…ってぇ!? ゆ、弓弦っ、シテロさんと何を……っ!? 大空を飛ぶって…えぇっ!? な、ななな、何をしてるんだっ!?」


「…仲良ししてるだけ」


「なかよ…っ、うぇぇっ!?」


「…さ、鍛練鍛練」


「…ぅぅ、弓弦め羨ましい……」

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