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長い夜を歩くということ  作者: 放馬 舜
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【第一話】

 夜の雨は好きだ。アスファルトを叩く止め処ない雨の音が、窓の外から心地よく響いている。少し前までは、じっとりと生ぬるい空気がこの書斎には立ち込めていて、私はすぐにこの場所を出るつもりでいた。しかし、そんな時に突然降ってきたものだから、それは天の恵みか神の啓示かと言わんばかりで、私はもう少しだけここに居ようと思い返した。

 私にとって雨は、朝でも昼でもなく、夜に降るものが一番好きだ。なぜなら夜の雨は黒く、本当に全てのものを塗りつぶし、流して忘れさせてくれるような気がするからだ。リクライニングチェアを倒し、窓のその先にある夜に視線を送る。何も見えないその場所に確かに雨は存在していて、空から落ちる旅を終え、叩きつけられて弾ける時、初めて誰かに存在を知ってもらえる。そして、死ぬわけでもなく、同じように落ちてきた仲間を巻き込み、巻き込まれながら地表に大きな染みを作っていく。

 私はリクライニングチェアを回して机に向き直った。そこに置かれた物はビジネス書でも小説でもない。ただのノートだ。私に日記をつけるような趣味はなく、先生たちの話をまとめたりするほど勉強熱心でもない。何より私はメモを取る際タブレットを使うのだから、ノートなど必要ない。では、なぜノートがあるのかといえば、これは私のものではないからだ。これは一人の患者のノートだ。


 私は二週間ばかりの休暇を与えられて、最初の三日間を熱海で過ごすことにした。なぜかと言われれば、東京にはどうしてもいたくなかった、としか言いようがなく、誰もが納得するような論理的な理由はない。ただどうしようもなく東京という場所から離れたかったのだ。

 改札を出て、強い日の光を浴び、立ち昇るようなコンクリートの照り返しを感じた時、私は今が夏であることを改めて思い出した。右手に見えたアーケードの商店街は東京での日々を忘れさせるだけの異世界として用意されていて、タクシーを使う予定であったが、私は少しこの辺りをを歩いてみたくなった。正面遠くには海が見えて、水面は無数に光をばら撒き、いたずらっ子みたいに私の目を眩ませ誘っていた。

 突然できた休みで、簡単に旅館を取ることができたのは、あまりにも時期を外れた休みだったからだろう。チェックインの時間までまだ余裕がある。私はこのいたずらっ子をもう少し近くで見てみたいと思い、左手でキャリーバックを引きながら歩き出した。

 少しばかり坂道を下って、海と砂浜の境目が見えるようなところで眺めていようと思っていたが、結局、砂浜まで来てしまった。ここが旅館からかなり離れている場所だと気付いたのは、波が砂を攫っていく足元を見ていた時だった。私にあれだけしつこく主張し続けていた海は、ガラス玉のような柔らかい陽の光で私を包み込んでいた。最初に見せたいたずらっ子の表情とは大違いだ。

 私の中で張り詰めていた糸は休暇をもらった日からプツリと切れていた。心は垂れ下がり、熱海に来た今でさえ、私は何をしたら良いのかわからなかった。

 地元の学生なのか、それとも私のような季節外れの観光客か。誰かいたのかもしれないが、私の視界にそれらが入ることは一切なかった。私が唯一感じられたものは、変わらない態度で足元の砂を攫っていく波の慰めだけだった。

 腕時計で時間を確認すると、チェックインまで三十分となっていた。私は急いで海から上がり、海岸沿いの道路に出た。砂利の混じるコンクリートの階段は風化して削れ、海と戯れた後に登るには少しばかり足場が不安定で段差があった。今更歩いた疲れで重くなった足を、私は右、左、となんとか持ち上げた。ここまで来たことを少しだけ後悔した。なぜここまで来てしまったのかと考えた。しかし、答えは当然分かるわけがなかった。旅館を予約した時から、私は訳の分からない行動しか取っていないのだ。今更この直近の出来事に意味を見出すことはできないだろう。

 幸いなことに待つまでもなく遠くからタクシーが走ってくる姿が見えて、私はホッと息を着いた。手を挙げた私の元にゆっくりとタクシーは近づき止まった。運転手が降りて、私がキャリーバッグを渡すと慣れた手つきでトランクに入れた。地域の特色なのか、その動きはゆっくりと丁寧で、ここにくることを歓迎されているような勘違いを起こしそうになる。私はトランクが閉まったことを確認してから後部座席に乗り込んだ。

 タクシーの中は冷房が効いていて一気に汗が引いた。運転手はルームミラー越しに私の姿をチラッと見て怪訝そうな目をしたがすぐに前を視線を戻していた。私から目的地を聞くとそれ以上は何も言わず丁寧にタクシーは動き出した。静かな走り出しは私に海から離れる余韻を与えてくれた。紙芝居のようにゆっくりとズレて遠ざかっていく海岸の景色が、容赦無く流れて進む現実を少しだけ忘れさせてくれた。そして、その時間を一人で感じさせてくれた無言の運転手に感謝した。

 突然声をかけられて、私は焦って目を覚ました。焦る必要など微塵もないのだが、この癖だけは東京を離れても抜けないらしい。「気持ちよく寝ていたところすまないねぇ」と運転手は振り返り、私を見て微笑んだ。今更ながら、この運転手が私よりも二回りほど年上であろうと思った。そんなことはトランクに荷物を乗せてもらった時にでもわかって良いはずだが、よっぽど歩き疲れていたのだろう。私は「いえ、丁寧な運転のおかげでゆっくり休ませてもらうことができました」と言い料金を確認した。運転手から金額を伝えてもらい、クレジットカードを手渡した。「領収書はどうなさいますか?」と聞かれたので、「はい。お願…」と言いかけて止めた。そしてすぐに「いらないです」と訂正をした。そう言えた時、私はやっと東京から離れられた気がして心地よかった。運転手がまたも不思議そうな目で一瞬私を見てから「じゃあ、このまま会計しますね」とクレジットカードで決済をした。

 私が外に降りると運転手も一緒に降りて、先にトランクに向かった。コンクリートだった足元はいつの間にか大きな石畳に変わっていた。運転手がおろしてくれたキャリーケースを受け取ると運転手は私にお辞儀をしてから車に乗り込み、私を乗せた時と同じようにゆっくりとした走り出しで去っていった。

 私は入り口に向かって不揃いの石畳の上を歩いた。キャリーバッグは旅行を待ちきれない子供のようにガタゴトと音を立てながら揺れて、私の左手にはやる気持ちをぶつけていた。

 自動ドアが開いてエントランスに入ると真っ赤な絨毯が一面に敷き詰められ、経年によるものなのか、ニスによる着色なのかは分からないが、黒に近い茶色いの木の受付台が味わい深くライトを照り返していた。私は靴を脱ぎロッカーに預けて鍵を抜き、真紅の絨毯を歩き受付に向かった。受付には背筋を伸ばして座り、パソコンを操作する若い女性が二人いた。私が受付台に歩き始めると、二人は座った姿勢のまま立ち上がり、私が受付台まで行くと会釈をした。二人とも就活生のように同じ場所で髪を分け、髪の長さは肩にかかる程度に揃っていた。濃紺のスーツは近くに来なければ、黒と見間違うほど濃く、胸ポケットバッジが威厳を示す金色に光っていた。私は名前を伝えた。担当の女性がパソコンを操作する。その間にもう一人の女性は座り、また受付台の下に置かれたパソコンで仕事をしていた。姿勢は相変わらず美しく背筋が伸びていた。すぐに私の名前は見つかったようで、彼女は少ししゃがんでからまた顔を出すと私にルームキーを手渡した。私がそれを受け取ると「右手の奥にあるエレベーターをお使いください」と彼女は微笑みながら私に伝えた。私が「ありがとうございます」と言うと、座っていた受付も立ち上がり、二人揃ってもう一度私に会釈をした。慣れない対応に私は少し戸惑ったが、一回左手をを上げてその場から立ち去った。

 私は受付に言われた通りエレベーターに乗った。真紅の絨毯はその中も降りた後も敷き詰められ、自分の部屋まで続いていた。御伽噺の中に突然放り込まれたように心は揺れまどい、足だけはなぜか冷静に動いていた。

 なぜ、経費の出る出張でさえ、簡単なビジネスホテルで過ごす私が、違和感しかないこの旅館を予約したのかわからなかった。少なくとも私が覚えているのは、休暇を言い渡されて帰宅後すぐ、風呂に入ることすら忘れて、この旅館を予約したことだけだった。頭はキーボードを操作し、パソコンの画面が移り変わっていく映像だけを記憶していて、無音映画のように動機や感情は一切分からなかった。一番大事だったはずのその事は私にとって一番触れてはいけない場所なのかもしれない。私はそう納得することにした。

 キャリーバッグをベッドの隣に置き、ソファの上にリュックサックを置いた。。何はともあれまずは汗を流さなくてはいけない。そう思い、シャワーを浴びるために風呂場に向かった。しかし、私は部屋に設置された露天風呂に浸かっていた。掛け流しの檜木風呂が目に入り、あまりにも魅力的すぎたのだ。シャワーでいつもすませてしまう私には少し熱く、ずっと入っていることはできなかったが、どうしてだかすぐには上がりたくなかった。陽が照っている中、湯気の靄が視界を遮る。初めて見たと感じた。不思議な景色は私が今生きているという実感を取り戻させてくれた。昼夜があるのかさえわからなかった病院での毎日はもう遠く昔の思い出話のように、私の記憶深くに沈んでいった。

 思い返してみると「仕事がない」という日の過ごし方を私は知らなかった。学生の頃は研修と勉強に付いていくことがやっとで、先輩との付き合いを詰め込まれたら、私のプライベートなど入る余地はなかった。私よりも優秀でかつ酒も女も満喫していた同級生もいたが、私は彼らのように要領よく、効率的な行動はできなかったし、そこまでの努力をしたいとも思えなかった。

 医師として勤めるようになってからも勉強は続いた。新しい論文を読み、技術を覚えて、お付き合いはさらに増えた。元々人付き合いが得意ではなかったが、嫌でも慣れてくる。しかし、潤滑油でスムーズに動くようになった歯車も、確実に摩耗はしていくことと同じで、ストレスはどうしても溜まっていく。限界に近かった当時の私の脳では、その発散先をまともに考えることなどできなかった。選択肢は二つ。食事に走るか、女に走るか。それだけだ。まるでゴリラの選択肢に思えて私は呆れた。しかし、どう捻り出そうとしても当時の私にはそれが限界だった。そして、私は先生たちとの付き合いもあって、その選択は女になることがほとんどだった。しかし、キャバクラに行っても変に気を使って疲れ果てるだけであり、むしろ女性たちが周りに集まり、無理矢理話をしなくてはならない状況は私にとっては面倒でならなかった。セックスで欲を満たすことでも、運動としての健康効果はあったのかもしれないが、ストレスが事後の虚しさに変わるだけでそれは健康と呼ぶにはいささか疑問だった。

 私の存在は病院の中にしかなく、敷地を一歩でも出たら、ただ少し金があるだけの無個性な人間だった。しかし、金と肩書きがあるということは世間一般では分かりやすく何ものにも変えられない輝きであり、私は苦労することなく、二十八歳で結婚し、翌年には子供が生まれた。早く家族を持ちたかったという思いもなければ、自分の子供が欲しかったということもない。本当にただのなりゆきだ。結婚の際、女遊びがひどい同僚からは「モテるのにもったいねえな」とからかわれたりもした。「ああ、そうかもしれないな」と私は考えもせずにすらすらと答えると、彼は目を見開いて一瞬言葉を失っていた。そして、何かを飲み込んでから「頑張れよ」と立ち去って行った。彼が何を思ったのかは知らないが、私はつまりそういう人間なのだ。

 結婚したからと言って仕事が減るわけはなく、「夫」「父」の肩書きまでもついたことは、私には少々荷が重かった。仕事柄、生活が不規則な私に対して妻は文句を言うことはなかった。しかし、すれ違いは日々膨らみ続け、家の中からは私という存在が段々と押し出され、時々家に帰ると空き巣に入った泥棒のような不安すら感じることがあった。しかし、それは同時に私にとって救いでもあった。人の期待と無謀を一手に受ける仕事を終えてから、家での役割までも求められれば、私はこの年まで生きていることはなかっただろう。妻は聡明な人間であったから、私が浮気をするような人でないことやギャンブルにいきなりのめり込むほど愚かでないことはわかっていたのだろう。そして、父親としての役割をできる人でないと彼女は予想していたのかもしれない。しかし、彼女にとって一番辛かったのは自分が母として、妻として、女として、一緒に暮らしているはずの私という人間に見てもらえないことだったのかもしれない。もしかするとそういった感情の部分だけが彼女の誤算であったのかもしれない。そういう面で言えば、私は圧倒的に欠落していた。

 彼女は三年後、他に男を作り、子供連れて出て行った。不倫相手はジムで知り合った男性だと言っていた。私は彼女のことを恨むことはなかった。それ以前に不倫をしていたという彼女の告白に対して感情を感じることはなく「そうなのか」とあっけらかんと答えていた。泣きながら懺悔していた彼女とは全く対照的であり、私の言葉を聞いた彼女は顔を上げ、私の顔を見て絶句していた。彼女の告白は、私にとって病院に患者が救急搬送されてくることと同じであり、緊張感はあるものの、結婚をした以上、当たり前に起こりうる可能性の一つだと私自身思っていたのかもしれない。

 彼女が出て行った後、その場所は私の居場所となったわけではあるが、空気が固まってしまったかのように重く、冷蔵庫の稼働音がはっきりと聞こえるほど空虚だった。しかし、これが私の日常であると安心をしている自分もいた。彼女に出会ったのはその生活にも慣れ始めた三ヶ月ほど経った頃だった。


 初めて彼女を見た時、やはり綺麗な人だと思った。目の前にいる人が女性であるという男性として本能すら吹き飛ばし、この病室のあらゆるものを芸術として染め直してしまうような華があった。ベッドの上で窓の外を眺め続ける彼女を、私は視線を外すこともできず呆然と立ち尽くしていた。

「樺沢さん。こちらがあなたの担当になる塩尻です。本日はご挨拶に参りました」

院長の包むような深い声が隣から聞こえて、私の意識は尻を叩かれたようにようやく現実に引き戻された。外に向けられていた彼女の顔は猫のようにくるりと回り、穏やかな表情を変えないまま私のことを見つめていた。力強い瞳は宝石を埋め込んだような純粋さが光り、彼女の人柄を話すまでもなく私に教えてくれるようであった。

「はじめまして。これからお世話になります塩尻です。どうぞ宜しくお願いいたします」

私は深く頭を下げてから彼女の顔を見た。すると彼女は口元に手を当てて、目尻に小さな皺を作って笑っていた。その笑みは控えめに言って、無色の病室をひまわり畑に変えてしまうくらいには可憐だった。

「お世話になるだなんて先生。それは私の台詞ですよ?こちらこそ樺澤麗華です。塩尻先生、これから宜しくお願いいたします」

彼女も座ったまま私にお辞儀をした。彼女の表情は屈託なく、なぜだか少年のように自由に見えた。


 食事は部屋に持ってくるか、食堂で食べるかを選べたが、私は食堂で取ることにした。わざわざ旅館に泊まりに来ているというのに、部屋の中だけで閉じこもっていたら、家と何も変わらなくなってしまう気がして少し怖かったからだ。

 食堂の中に入ると優しい暖色のライトが四角い和紙の提灯を透かして天井から淡く降り注ぎ、昭和にタイムスリップしたような落ち着きのある空間に変えていた。私は中央の八人掛けテーブルに座った。部屋の中を見渡してみると、錦鯉のように綺麗な赤木で天井が組まれ、床は木目調を意識したタイルシートが敷き詰められていた。私がそれら一つ一つを味わい尽くすように見ていると、薄桃色の着物を着付けた仲居がやってきた。私は彼女に食事の引換券を手渡した。彼女はそれを受け取ると、今日の献立と選択する料理について私に説明をした。しかし、川のせせらぎのような柔らかい言葉遣いと対応に、歩き疲れた私はほとんど内容を聞くことができなかった。仕方なく「おすすめでお願いします」と笑顔で伝えた。言った後に、かえって相手を困らせることになる、と気づきはっとしたが、彼女は何事もないように「かしこまりました」と応え、お辞儀をして厨房に戻って行った。

 彼女が向きを変えて歩き出す横顔は改めて見るとまだ幼く、上に見積もっても二十代前半ほどだった。彼女の落ち着いた応対はこの旅館の指導の賜物であるのはもちろんであろうが、何よりもこの空間が作り出した品だと私は勝手に確信し、その恩恵に私も預かって休まろうと深く座り直した。

 いつの間にかうたた寝をしていたらしい。寝ぼけ眼で外を眺めると雨が降り出していた。最初は途切れ途切れで小さく弱々しかった音も、段々と大粒に変わり、途切れることなく降り注いで庭園を濡らしていた。砂利をえぐり沈む音。丸石の表面を叩く高い音。重みで揺れる葉の揺らぎ。それらを私はぼんやりと眺め耳を澄ましていた。

 すると視界の端、対面の席にぼんやりと人影が映った。急いで視線を移す。しかし、そこには空の椅子があるだけだった。そう、誰もいるわけがない。私は一人で来たのだから。頭で念じると、煙が昇っていくように期待の熱りは消えて、私の座るものと同じ椅子が角のある輪郭を主張して現実を見せてくれた。急に手持ち無沙汰になって、携帯を取り出すも病院からの連絡はない。それはそうだろう。私の受け持っていた患者は彼女だけだったのだから。後輩や同期から相談されることもないわけではないが、今回限りはそれもないだろう。つまり、私の携帯に「私のすべきこと」は一つもなく、少なくともこの旅行中にそれが発生することもしばらくはないということだ。暇つぶしとしてのニュースアプリに至ってはしばらく開くことはしたくない。結局私ができることもなく、呆然とこの空間を眺めることしかない。雨の音がこの優雅な場所にはふさわしくなかったが、雨のおかげで私は忘れてはいけないことを余計な感情だけを流して保つことができた気がした。夕立だと思った雨は長く続いた。でも、勢いは弱まり穏やかで、この場所にいる全ての人を包み込むように優しく変わっていた。

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