僕の息子(ぱおーん)から飛び出たのは可もなく不可もなくただの白子汁でした。
ある日、ある時1人の男子高校生がオ○ニーをしていた。
そこから出た成人男性より少し少なめのZAR汁はその上から被せていた天使の羽衣に丸めとられ窓の外に捨てられた。
その丸められたティッシュは風に乗り近所の幼馴染みの家飛んでいき…………なんて妄想をしながら賢者モードに陥る。
男子高校生にとって日曜日の夜はひどく憂鬱になるときでもある。その先程の高校生のように憂鬱をオナ○ーにぶつけているのが大半であるだろう。
ただこの時、ある1人の男子高校生は違った。ある一つの掲示板に目を取られたからだ。
ちょうどオカズを探していた彼はある一つのスレに目を止めた。
「現役女子高生の休日」というものだ。
ぱっ、と何気なく見てみた。あるJKが至る所でパコりまくるという内容だった(ハ○撮り写真)。年齢、性別を問わずヤリまくってるJKなんているはずないだろと思いつつ利き手である右手は自然と下半身に伸びていく。
そう、そこまではいつもどうりだった。
ある一つの○メ撮り写真に目を取られた。
見覚えのあるピン。これは確か彼が高校に入ってから幼馴染みの彼女に渡したものであるはずだった。一品もの。高かった。
「マジかよ…………」
気付けば彼は1人つぶやき項垂れていた。しかし、肝心の我が息子は萎えるどころか「いつでもイケるぜ、ベイベー」とでも言うかのようにギンギンのガッチガチの“ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか、完成度たけーなオイ“状態なっていた。
やがて彼は諦めたように自分のサオを掴み、そして何もかも吹っ切れた顔で腕を振るう。例のハ○撮り写真をダシにして。
そして飛び出た可もなく不可もない白子汁は机の裏にへばりつく。その白子汁を丁寧にティッシュで拭き取って窓から放り投げた。
ちなみにそのティッシュは神風に運ばれ幼馴染み(ヤリマンビッチさん)の元に飛んでいったのに彼は気づいていない。
窓から季節外れの生ぬるい風が彼の粗チンを撫でる。
今日も、男子高校生の彼は1人悲しき現実を背負い30分だけ賢者になった。
〜完〜