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成長型魔法使いと死神の飼い猫  作者: 稲狭などか
力の代償と飼い猫の憂鬱編
35/289

プロローグ

プロローグです!

いくつかプランは考えていたんですけど、今回の章は次回予告通りではありませーん(白目)


「この前取り逃がしたギルドの残党か! 速く捕まえろ!」

「くそ、連中の攻撃力は高いぜ!」


 街中で少し騒ぎがあった。

 以前の騒ぎで捕まったギルド長の後釜を狙った残党が強盗集団に成り下がり、オーダーの男性陣営が三神翔太郎、女子隊員と共に連中を追っていた。

 そして、男性陣が見つけ出したのだ。

 男性陣営のトップである古都ワスレは軽量化したパワードスーツを装着して後輩や仲間と共に残党と戦っていたが、後輩の独りがパワードスーツを破壊されて負傷した。


「ぐぁ!」

「まずい、下がれ!」

「任せろ!」


 古都が後輩をかばった時に彼の頭上を白い影が飛び越えて、強さの象徴である紅色の光をまといながら残党の攻撃を弾いて一撃で倒してしまった。

 それを見た残りの残党はすっかり戦意を喪失して逃げ出していくが、それを高速で飛行するヴァルキュリアを装備した女子隊員達が制圧する。

 男子隊員達は時間稼ぎぐらいにしかならなかった。


「大丈夫か!」

「負傷者は出たが、大した事はない。ありがとう、隊長」

「あぁ」


 三神翔太郎。

 オーダーの隊長へと異例の速度で抜擢され、更にバラバラだったオーダーを瞬時にまとめあげた、速すぎる英雄。

 男子隊員達の憧れであり、女子隊員達はすっかり彼の虜になっていた。


「隊員スゲーな」

「まさに天才って感じだな。魔法も強大、体術も一流、しかも優しくてイケメンとか、嫉妬も感じねーな」


 残党を警察へと引き渡しながら男子隊員達がそう話していると、女子隊員達が冷たい視線を向け、彼らに呟く。


「強い男は隊長だけね、他は足手まといも良いとこだわ」

「な、なに!」

「やめろ! 残念だが、事実だ。頑張るしかない」


 一触即発な空気になる前に古都が男子隊員達を連れていく。


「良いんですか!? 女子達はあんなに良い装備をもらってるのに男子は」

「作戦の主軸が女子のヴァルキュリアだ。だが、男子の装備は検討しなければな」


 そう言うと、古都はパワードスーツを外してため息をついた。

 確かに、最近は隊長と何かと比べられて男子隊員の士気が落ちている。

 その事態の脱出には装備の見直しを検討しなければなならない。

 丁度、新しい人間が技術部門に入ってきた。少し話しても良いかもしれないと、古都は現場を後にした。

女尊男卑だお

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