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陰陽師伝説殺人事件  作者: 山本正純
第二章
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不自然な部屋

 赤城は部下と三浦の自宅周辺で聞き込みをした。そこで有力な証言を得た。近隣住民は昨日の十六時頃三浦の自宅から若い女が出てきた。十八時頃から三浦の自宅を怪しい男が見張っていた。写真を見せて確認すると若い女は田辺彩花だと分かった。しかし怪しい男は黒服を着ていたことは分かったが誰なのかは分からなかった。

 その後家宅捜索状が届き赤城たちは家宅捜索を始めた。どの部屋も荒らされた形跡はなかった。赤城は猟に使うライフルが飾ったあるケースを見つけた。棚にはサバイバルゲーム大会のトロフィーが飾ってある。

「サバイバルゲームか」

 赤城は別の部屋に入った。その時赤城はあることに気がついた。隣の部屋は散らかっているのだ。念のため他の部屋も確認してみたが片付いていたのはサバイバルゲームのトロフィーが飾ってあったあの部屋だけだった。それは明らかに不自然である。

「まさか三浦さんは・・」

 赤城がそう呟くと一人の刑事が顔つきを変えて赤城に報告した。

「赤城警部。また殺人事件です。この家の風呂場で中川の遺体が発見されました。」


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