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陰陽師伝説殺人事件  作者: 山本正純
第二章
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職務質問

 森を抜けると田辺彩花が歩いていた。喜田は職務質問をした。

「警察です。村長が崖から転落しました。田辺さん。十八時三十分から十九時三十分までの一時間何をしていましたか」

「森林浴をしていましたよ」

「その時怪しい人に会いましたか」

「いいえ。もういいですか。編集長と打ち合わせをしなければなりません」

 その彼女を喜田は呼び止める。

「では村長の捜索に協力しませんでしたか」

「いいえ。この村の地理に詳しくありませんので無力でしょう」

 田辺は旅館まで走って行った。佐藤は喜田に話しかける。

「田辺さんは第一容疑者でしょうか」

「犯行当時あの森にいたらしいから間違いないでしょう。彼女が犯人だとしたら一つだけ気になります。彼女はなぜ森林浴をしていたと言ったのかです」

「たしかに妙です。犯人が犯行現場近くを歩いていたというアリバイを言うはずがありません」

 喜田は佐藤に指示を出す。

「彼女をマークしてください。では旅館に帰ります」


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