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陰陽師伝説殺人事件  作者: 山本正純
第二章
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群馬県警の見解

 それから三十分後現群馬県警は来た。検視官の佐藤は群馬県警の赤城に報告した。

「死後硬直から死後三時間くらいでしょう。」

「そうか。もうすでに犯人は県外に逃走しているかもしれないな」

「それはないと思います」

 喜田は意義を唱えた。

「僕たちが平井村長を探し始めたのは九十分前。この森は暗いから地元の人でも往復一時間はかかります。つまり十九時から一時間前後にアリバイがない人が犯人でしょう」

喜田の推理に赤城が疑問を持った。

「あなたは誰だ。とても素人とは思えない推理をしているが」

 喜田は刑事手帳を見せた。赤城と佐藤は驚いた。喜田が警視庁の刑事だということが分かったからだ。

「警視庁の刑事さんがどうしてこんな村に。事件の捜査ですか」

「被害者平井青兵衛さんに捜査の依頼を受けましたので特命捜査をしているのです」

「そうですか。因みに何の事件ですか」

「研究所のガス爆発事件です。捜査は進展していません。それよりもアリバイの確認はしなくてもいいのですか。貴方方警察が来るまでに観光客を含む村民全員を村役場に集めました。そちらの事情聴取はこの村の駐在さんに任せます。三十分も待たせる訳にはいきませんから。ここで始めませんか。事情聴取」

 喜田の意見に赤城は賛成した。

「そうですね。では始めますか」

 


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