そこの使用人にご注意を。
「ここには君の出る幕なんてない。期限が来たら出て行ってくれ。」
エリート使用人としてヴァルキーン公爵家へと派遣されたエルフィ。
ヴァルキーン公爵家といえばこの国でも有数の歴史ある名家…なはずなのに
屋敷の外観や使用人、謎の女主人など違和感を感じる要素が多すぎる。
そしてヴァルキーン公爵からは初日に必要ないと宣言されてしまう。
しかしどんな仕打ちをされても、どんな言葉を浴びせられても、冷静沈着にやるべきことをこなしていく。
だってこれが『仕事』だから…――――――――――――