カプチーノにはたっぷりのキャラメルソースをトッピングするのが、ドロシーの好みだった
夜の野営地で、高速詠唱の練習や禁忌魔術の座学の合間に、気紛れな師匠がエスプレッソを沸かして呉れます。
ドロシーはこの異界の飲み物が、いっぺんで好きになりました。
特にキャラメルソースが大のお気に入りで、フォーミングミルクが沈み込んでしまうほど、たっぷり掛け回すのです。
崩れ掛けたバックステージにやって来ていた。
師匠が派手に遣った割には、攫われて来た女達は無事なようだ。
今日の競売物件の獣族の女達が大小幾つもの檻に分けられて、客に鑑定させ、品定めさせる為に、下着も無いままに素肌にガウンだけの姿で囚われていた。
「ふんっ!」、鍵など七面倒臭いとステラ姉が、その怪力だけで鉄枠の扉ごと檻を抉じ開けていく。造作無くヒンジが飛び散っていった。
今日の私達3人は、トレーニング向けのライトアーマーではなく、作戦行動用のタイトな黒い戦闘服とタクティカルベストのいで立ちだった。
肩当て胸当てはアダマンタイトとチタンの合金製だ。サイレントキルにも向いた低反発ソールの、コンバットブーツで足許を固めている。
揃いの装束と装備に、師弟の契りを交わした際に頂いた額に赤く輝く戒めの印さえ、お揃いだ。
鉄格子を握るステラ姉は、鞣した黒い革手袋を填めていた。
続いて、疲弊している者が居ないか、傷ついたり病気の者が居ないか調べて回ったが、何処から集めてくるのか、背中に獣毛を生やす人狼ハーフ、腹以外を鱗に包まれたリザードマン種、三趾足の鳥の足に羽毛に包まれたハーピィ種の子孫、単純に獣の耳と尻尾を持つ者達でも、兎、猫、黒豹、顔まで亜人の血が濃く出た者、顔はヒト種のままとか、千差万別多種多様だった。
何種類かの言語と共に、思考感応で師匠が拉致被害者達に優し気に話し掛ける。
大きな音と振動、人の叫び声に、すっかり怯えた彼女達は、事態が呑み込めないまま互いに摺り寄って、震えるばかりだった。
「安心してくださあ~い、貴方達にはァ、二つの選択肢ありまァ~す」
「このままここに留まってェ、官憲に保護して貰う方法がひとつでェ~す」
「師匠、喋り方変ですよ?」、「うるせえよっ!」
「しっかし、それはお勧めできませェ~ん、この地の治安行政が犯罪社会と癒着している惧れがあるからでェ~す」
もうひとつの提案は、師匠の眷属にそれぞれ囚われる前の故郷に送らせるというものだった。帰る場所の無い者は何処か静かに隠遁できる場所か、好きなところへ行って貰っても構わない。
送り届ける護衛に就く従者は無口だが、ほぼ無敵と言っていい信頼に値する強者で、旅の道中に大抵の危険を退ける。
警護の任で従うのは、今も娼婦街を制圧する為に召喚されている何千体もの水銀髑髏の軍団だ。ひとつひとつの個体も素晴らしく有能で申し分ない。
模擬戦闘訓練で相手をさせられたから知ってはいるが、大抵の高威力魔法も物理攻撃も易々とパージ出来る障壁や防御手段を持っている。勇猛果敢、冷静沈着な彼等を敵に回すとすれば、これ程迄にしぶとく、闘い倦ねる相手は居ない。
人間には有り得ない統率力で、この街の犯罪組織の拠点を殲滅せんと行動を開始している筈だし、ここのホールへの侵入を阻止する役目を帯びた者達は周囲に守備用の封鎖バリケードを展開している。
会場から逃げおおせた暗黒街の顔役達も、この水銀髑髏部隊の粛清メンバーに依って一人残らず抹殺される筈だ。
「身売りされてきた人の証文は焼却しちゃいまァ~す、また、契約紋の呪術は解除しまァ~す」
「すぐさま旅に出て貰いますがァ、必要な路銀やァ、故郷や落ち着いた先でェ、身を立てるのに必要なお金は、これから差し上げまァ~す」
話し方は変だったが、相変わらず醸し出してるオーラと共に語られる内容は、神のお告げのように、威のある言霊として拉致被害者の彼女達に浸透していった。
バックヤードの片隅で、検索アポーツで引き寄せてきた彼女らの身売りの契約証文は、エリスの手によって、次から次へと宙に燃え消えていった。
オケアノス商工倶楽部の大金庫室、その実態は国際的な反社会暴力組織、“百八黒後家蜘蛛”の運用資金をプールしている。
逸失すると壊滅的な打撃を受けるだろう利権書や密約、帳簿、有価証券の類いはすべて消し去った。
直ぐに換金できる金目の物を除き、宝物、宝石を遇った装身具には大したものはなかったし、売り捌くのも面倒で、もっぱら各国の貨幣を中心に引き寄せる。
「オリハルコンのインゴットか、使い勝手が悪いが、資金源は根刮ぎ奪っていこう……」、師匠は莫大なインゴット全てを、ステラ姉に持たせた。
レセプションホール、スカーレットハウスが燃え上がっていた頃、オケアノスの娼館街、別名“ママの焼菓子”の一棟、格式からして中流クラスの古い廓で、母国の士官学校上がりの出向海軍兵、ポートヘレン三尉は馴染みの娼婦と一戦終わり、インターバルを堪能していた。
どうも群れるのは好きじゃない、同期の者は自分の連隊を率いて繰り出したりするが、自分はせいぜい腹心の曹長を引き連れてくるぐらいだ。
「外が騒がしいな、今日は何か祭りでもあったか?」
「中央広場のホールで、オークションのある日だけど、何かセレモニーでもやってるのかしら?」、相方の黄色人種の年増娼婦、少し汗ばんだヘレナが髪を掻き揚げながら、異国趣味な朱漆蒔絵の長煙管に詰め、一服点けた羅宇を回しざま、刻み煙草を差し出してくる。
「あの変態貴族共の、獣人性奴隷の競り市か? 好事家だか何だか知らんが、罰当たりな話だ……」
ポートヘレンは昨日、故郷に残した大切な妻や子供達の為に土産を見繕ったばかりだ。あと一ヶ月で、ここオケアノスでの従軍の長かった年季が明けて、晴れて帰国出来る。糞のような街ともおさらば出来る。
実際、見て見ぬ振りの違法行為が横行するここでは、露見せぬのをいいことに、闇から闇に葬り去られる悪事が多過ぎる。
もっともポートヘレンも怪しげな店で、安く無い金を払い、性病除けのまじないを付与して貰ったりはするのだが……
「ここも似たようなものさ、あんたの相手もしてた色黒のジュリエッタって娘、覚えているかい? 梅毒の末期でね、もう長くないんだとさ」
世間話でもするように、自分達の悲惨な身の上を告げるヘレナは、娼婦の行末の闇に何処か荒んで、疲れて、諦めているような気配だった。
「それにしても騒がしいな、あれはマーチング・バンドか?」、表通りに面した4階の鎧戸付きの防音窓を開けて、……………そこで眼にしたのは心臓も凍りつく程の異様で非常識な光景だった。
不夜城の歓楽街、大通りの煌々たる灯かりに映し出された不気味な骸骨の軍楽隊と、それに累々と続く唯ならぬ異様な歩兵の一団………
鼓笛隊然と、ドラムと管楽器を中心にした行進曲は夜の街に大きく響き渡り、最後の審判のような、何処か鼓舞するような崇高なリズムを刻んでいた。
サーベルを佩いた吹奏楽団も、続く錆びた鎧、鉄兜に、同じく錆びた片手剣と円盾で武装した斬撃兵も、誰もが髑髏だった。
アンデッドかというと、実はその正体は主の指令を最大限忠実に実行する、高度な水銀魔術の創造物だった。
目下の主の命は、第一に犯罪都市オケアノスの犯罪者、ならびに組織の活動拠点の撲滅、そして第二に、犯罪者の傀儡と化した為政者の粛清、第三に心無い経営者の劣悪な公娼施設があれば、これを改善せよ、というものだった。
各方面に散った中隊規模に分かれた一団は、使命を忠実に履行すべく各々の作戦区域で活動を開始していた。
ある一体は単身、と或る館に上がり込んでいた。
行き成りの闖入者に右往左往する客と遊女が、まるで蜘蛛の子を散らすように派手に逃げていった。不修多羅な下着姿ならまだしもで、中には足許だけ室内履きの素っ裸のまま逃げ惑う者達さえ居る始末だ。
部屋から様子を窺っていれば良いものを、侵入者が館の用心棒を斬り伏せる騒動を聞き付けて出て来て仕舞ったのだろう。
生命の弱っている波動を探して、裏階段の中2階に燃料小屋のような裏部屋を探り当てる。
「……何モシンパイイラナイ、いまナオシマス、感染ル病モ治セマス」、横たわる性病末期の女を安心させるように話し掛けるが、喋る経験の少ない個体は、話すのがあまり得意ではない。
治癒と回復の波動を送って、死を待つだけだった娼婦の瘡毒に侵された脳や脊髄を正常な状態に戻していく。
やがて死に掛けだった哀れな女は何が起こっているのか悟ると、両手を合わせて伏し拝むような仕草をした。
「ワタシに祈ルノハヤメナサイ、祈ルナラ、神様ニ祈リナサイ、コレヲ置イテイキマス、当面ノ体力回復ニ食シナサイ」、幾つかの神樹の桃は滋養強壮に優れ、強壮な身体を作るのに役立つ筈。
次の要救助者を探すため、涙する彼女、ジュリエッタの許を立ち去った。
店のオーナーを探し出し、痛めつけて、待遇改善の交渉もしなければならない。
途中斬り付けてきた地方属国の海軍兵を、シールドバッシュで跳ね除ける。
「アマリ敵対スルト、斬リ伏セナケラバナラナイ、何処カニ隠レテイナサイ」
己の無力さを痛感したポートヘレン三尉は、メタル質のような様相の喋る骸骨の指示に従うのだった。
武勇伝にもならない娼館での出来事は、国許で待つ優しい妻や娘達には絶対話せないと、頭の片隅で思っていた。
「奇跡だっ……」、
三号様式仕様のオケアノス駆黴院は、娼婦街経営者達の寄り合いが共同出資で費用を負担し、細々と運営されている。
従って娼婦達の花柳病治療よりも客への感染予防という意味合いが強く、手遅れになって近場の教会に打ち捨てられ、無縁仏として葬られる女達が年々増えているのが売春街界隈での厳しくもシビアな現状だ。
青黴から造られる高価な特効薬は、あまりにも高額過ぎて実用には堪えない。
もう少し早期に発見出来ていれば、まだ遣りようはあるのだが、娼館の経営者達には悲しいほど守銭奴が多く、月一の娼妓定期健診日にさえ客を取らせる無慈悲な行為が後を絶たない。これでは救える患者も救えなくなる。
雇われの身の一医療者に過ぎないが、黙って看取るしか出来ない女達が余りにも哀れだった。
鎮守府オケアノスの醜い夜の顔を知る婦人科医、シルベスターは、その動乱の夜も放置されたであろう患者が気になってどさくさに紛れて様子を見に来たのだ。
患者の一人、茶褐色の肌をしたジュリエッタという娘は末期の脳梅毒で、意識も混濁し、後は唯死を待つだけだった。
ピンピンしていた。血色も良く、病床から起き上がり、長く床に臥せった名残りこそあれ健康体の理知的な視線を送ってくる。
神の御業としか思えなかった。およそ末期の瘡毒は、部位欠損を修復する高位の治癒術でも施術は難しいとされてきた。
現に、セント・マリナ共和国の聖女クラスの治癒術師でも、対応出来る者は数えるしか存在しない筈だった。
しかし、シルベスターは知らない。1年を待たずして、彼が苦楽を共にする施療院が、謎の互助会の援助により規模も設備も飛躍的に拡大し、入院患者用ベット数400床を誇る共和国一の規模になっていくことを………
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物資運搬用の大きな隧道を通り、尾根をひとつ越えて、湾の反対側の薄暗い岬にやって来ていた。保護した獣人属の女達を無事見送って、当初の救出対象の人魚を救い出し、後始末を総て放り投げて立ち去ろうとしていた。
当面、巻き髭導師の置いてきた水銀髑髏の駐留軍団が、打っ潰した犯罪結社の報復への抑止力になるとは思うが……
師匠は、後は自浄作用に任せるしかないと言う。遣り過ぎは街自体の瓦解にも繋がりかねないとも。
「古代アトラス時代の国営公共娼家“ディクテレオン”に始まり、古来より春を鬻ぐ類いの職業は絶えることなく、連綿と続いている」
「売笑婦ってのは、人類最古の職業でな、おそらく手を変え品を変え、無くなることはない、これ以上の肩入れをする積もりも無い」
「幸いあの売笑婦街では、女達の為の定期健診施設も細々と営業している、ほとんどボランティアのような奇特な医者も何人か居るようだし、良心的なオーナーが増えれば、今より格段と暮らし易くなるさ」
「納得いかないです……」「ん、いかない!」
ステラ姉とエリスが悔しそうに喰い下がった。女の地位が不当に貶められる世の中の理不尽は、私も嫌だ。
騙されてと言えば聞こえはいいが、いや、好むと好まざると、と言う状況とはちょっと違って、自分達の意思の弱さの所為もあるのだろうが……長い間、汚辱にまみれていた私達の過去からすれば、似たように身体を売るも同然な苦い体験も数え切れない程してきている。
だからだろうか、女達を不正に扱うセクシャル産業には人一倍、過敏に反応して仕舞うのだ。
幸か不幸か、恥多き重たい過去を何も無かったとして糊塗してしまえる程、厚顔無恥になり切れない。
何より、顔向け出来なくなったソランが居る。
恨まれていない訳がない。
例え屍をゴミ溜めに打ち捨てられようと、逆らえる権利も無い。
「まっ、お前らが巡礼の旅に出れば、何が最善手か判断を迫られる機会もあるだろうさ、社会を変革してしまったその後、何年、何十年先に、予想もしなかった弊害が出ないのか、よくよく考えることだ」
「それに裏社会の犯罪組織ってのはここだけにある訳じゃないからな、今は叩き潰したが、一番近い勢力から後釜が送り込まれてくる筈だ」
「要は、人が集まれば旨い汁を頂こうって奴等が必ず現れるってことさ」
あの後、大きな大きな水槽をステージ裏で見つけた私達は、自分達が濡れ鼠になるのも構わずに、硬化水晶製の水槽を砕き、溢れ落ちようとする彼女を、霞む程の素早さで跳び付いた師匠が、抱き留めた。
初めて見る人魚は、剥き出しの上半身と虹色に光る鱗に覆われた下半身を持つ、確かに伝え聞く姿をしていた。
ビチビチと魚の尾鰭を躍らせて興奮する彼女に、師匠がマーメイド語でゆっくりと話し掛け、落ち着かせる。
長い睫毛と、口紅を塗ってる訳でもないのに妙に艶めかしく息づく唇、少し潮焼けした金髪の毛は、しかし濡れていても分るほど絹糸のように細かった。
意思の強そうな、反面我の強そうな少々吊り上がった眦は、大きな青い虹彩が神秘的過ぎて相殺しても余りあった。
雛には稀なというか、人魚だよ、人魚、およそ美人じゃない訳ないじゃん!
でも匂いだけは、何だろう、磯の香りというよりも、何か魚臭い。
「師匠、オッパイ触り過ぎ!」
「仕方無いだろう、抱きかかえてるんだから」、「何か布でくるむとかしてあげられないの?」
「半魚体はな、人間が皮膚呼吸するのと同じように、下半身の無数の円鱗に隠れた気泡で鰓呼吸している、下半身を濡れたままにしておかないと拙いんだ」
「か、下半身を濡れたまま? しっ、師匠のスケベ!」
「何言ってんだ、お前?」、美人な人魚を片腕で抱きかかえたまま、巻き髭の導師は天高く……もう片方の手で器用にも指し示すように人差し指を突き出すと、星の位置を推し量るようにして空中に五芒星を描く。
すると呼応するように出現する強大なゲートの魔法陣。それは深夜の岬に光り輝き、幾つもの多重の輪が反作用のように回転する、途方も無いまでの極大魔法陣。
師匠に抱きかかえられた人魚が何か呟いた。後で確認すると、それは人魚語で綺麗、という意味合いだと知った。
「来るぞ、俺の手持ちの船で最も美しい、天翔るガレー船、“蛮族の鉄槌”号、バーバリアン・アタッカーだ」
やがて、巨大な船首を虚空に突き出すその船は、これでもかという度を越した威容の鎌首を擡げた三体の龍を模す衝角を、その球状艦首バルブに取り付けた禍々しい迄の特攻艦だった。
いや、私、初めてなんで次話投稿の仕方がよくわかりません
これであってるのかな?
あぁ、反映されてました……素晴らしい
タクティカルベスト=弾薬ポーチやホルスターなど、各種装備を収納するポーチが多数取り付けられているベスト
チタン=チタン合金は一般の合金鋼と同等の強度を持ち、鉄よりも軽く、ステンレス鋼・アルミニウムよりも圧倒的に耐食性に優れており、500 °Cの高温でも有効な強度を保てる耐熱性といった性質から、航空機や潜水艦、自転車、ゴルフクラブなどの競技用機器、化学プラント、生体インプラントの材料、打楽器など多岐にわたって使用されるほか、合金鋼との脱酸剤や、ステンレス鋼において、炭素含有量を減少させる目的などにも使用される
インゴット=鉄などの金属を精製して一塊としたもので鋳塊と訳される/金、銀では、のべ棒ともいう
駆黴院=幕末、横浜滞在中のイギリス人医師G.B.ニュートンは横浜に寄港するイギリス人のうち上陸して娼妓に接した者の殆どが性病に感染するのを見て、娼妓に対する検黴および駆黴が必要であると考え、この旨を江戸幕府に建言したが、幕府側では日本古来の風習に照らして女子に対する甚しい侮辱であるとして物議を醸した
イギリスでは娼婦の性病検査は既に実施されていたためにこれを採用した
艦首バルブ=バルバス・バウと呼ばれ、船の造波抵抗を打ち消すために喫水線下の船首に設けた球状の突起/船首では水面を掻き分けて進む時に波が生じる/この波は引き波と呼ばれ、引き波を生み出すためのエネルギー損失を船が推進する時の抵抗と見做せる/これが造波抵抗で、これを小さくすることは航行速度を高め燃費を改善する重要な要素である/バルバス・バウは水面下で前方に突き出した構造をしており、水面で船首が波をつくるよりも前方にあらかじめ波を生じる/水面で船首が水を掻き分けて生じる波は、バルバス・バウによって生じた波とは逆位相となりそれぞれの山と谷が打ち消しあうことで波を小さくする……結果として造波抵抗を最小化して燃費の低減や速度の向上を図ることができる
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運営より勧告がありまして全面的に改稿作業をしています
微修正:2021.01.15