緋々色金のシグネットリングに想いを込めれば、それが加護になる 加護は印章をおした封蝋の願いとなりて、手紙の相手に幸運を運ぶ
死ねなかったので生き続けることにした3人の寝取られ女が、やがて非常識無双します。裏切ってしまった故郷の幼馴染みを想う女達がわの物語です。
果たして、彼女らは無事、故郷のソラン君に会いに行けるのでしょうか?
海事立国、セント・マリナ共和国にやってきていた。もともと海運事業で大きくなった都市国家が幾つか一緒になって、周囲を併合した結果、強大無比な無敵艦隊アルマダを擁する軍事大国として領海を拡大し、中央ヒュペリオン大洋の覇を争うまでになった共和制連合国家だ。
私達のシェスタ王国とは、ヒュペリオン大洋を挟んで反対側の大陸に位置し、私達も訪れたのは初めてだった。
「大きいねぇっ、あのフリゲート艦なんか6本マストだよ!」
セント・マリナ海軍の最大の寄港地、七十年戦争はピサロ沖海戦以来の軍港として鳴り響く、有名なオケアノス湾を眼下に見ていた。
飛び交う海カモメの群れと風に運ばれる強い潮の匂いに包まれて、大小様々な軍船が舫われている。足の速そうな快速クリッパー型、古いガレー船、異国風な竜骨船、小回りの利きそうなブリッグ船など、実物を間近に見るのは、あちこち連れ回された私達にしても初めてだった。
停泊した洋船の殆どが、舳先のバウスプリットを守るようにへばり付く、海の戦女神、七匹の海蛇を従え武装した四大海神が一柱、金泥で塗られたテミスの船首像にいだかれていた。
ここオケアノス湾の海軍省要塞島が、東に迫り出した護岸防波堤の付け根辺りにあるのだが、施設の真ん中に、世界中で一番高いとされるグスタフの大灯台が聳えている。全高400フィート程、夜間の灯火は魔導器が使われていて、100マイル沖を照らすそうだ。
私達は今、誰に断ることもなく、そのグスタフの大灯台から威容を誇る軍港の湾を見下ろしていた。巨大なランタン室とレンズに呆れながら、内緒で灯室外の物見デッキに出ていた。有り体に言うと不法侵入だ。
「ねぇ、ねぇ、あの船首の衝角、吃水の下なんで良く分かんなかったけど、アダマンタイトでできてるよっ、重くないのかな?」
エリスが珍しく興奮して、透過の魔眼と遠見の強化視力で分かった内容を、はしゃぎ気味に訊いてくる。
ストーン・カメオのような白っぽい髪質は細くて艶があり、エメラルド色の神秘的な瞳を持つエリスは、私とステラ姉と一緒に故郷のボンレフ村で育った幼馴染みだが、遠い祖先のエルフの血を引き、綺麗な耳をした絶世の美女だ。
ほんのちょっとだけ、背が低い。
もと聖職者だった。いや、従者のスキル的には聖女だった、といった方が良かったか……今は、神敵の汚名と共に永久に破門されてしまった。
「何言ってるの、ほとんどの船が準ミスリル合金とかで装甲してるんだよ、衝角の体当たりで船腹に大穴を開けようと思ったら、あのぐらいガチでやらないとダメなんじゃないの?」
「船首アタックなんか、今日日の戦法じゃやらない、勝負は艦載砲の性能や砲兵他の練度で決まるし、ましてや魔族相手の乱戦では黒色火薬ぐらいしか人類側のアドバンテージは無いからな」
「師匠、そんなことより私らはなんで、こんなところで暢気に物見遊山なんかしてるんですか?」
師匠に聞かされていた当初の目的では、失われた沈下大陸の大いなる秘宝を求めて、遥々海を渡ってきた筈なのだが……
金色の巻き髭をたずさえた我らが導師に、無理矢理師弟の契りを結ばされて、そろそろ一年になろうとしていたが、この人の無理難題は相変わらずだった。
とは言え、ミッションとなれば日頃の非常識な鍛錬や、死にそうになりながらの修行よりは幾分か増しかもしれなかった。そう、幾分かだが……
「水先案内が要る、諜報活動の結果、ここ鎮守府オケアノスにそいつが囚われている確かな情報を得た」
「水先案内? ガイドでも雇うんですか?」
「お前なぁ、ヒュペリオン大陸が沈んだとされるのは、およそ二百万年前、お前らの祖先がまだ猿だった頃だ」
「大ヒュペリオン海がどのぐらい広いかというと、お前達のアルメリア大陸の約四倍はある、一番深い海溝は水深1万メートルだ、……その中から一隻の船を探そうっていうんだ、砂漠で針を探すようなもんだろう、五里霧中からのスタートには故事来歴を知る、優秀なトレジャーハンターが必要だ」
「トレジャー、……ハンター、ですか?」、大体探し物が、船だってのも今初めて聞いたような気がするんですが?
「あぁ、沈下した都が残ってるとしたら、どうしたって深海だ、頑丈な耐圧潜水艇を所蔵する水軍の子孫が、ここからも近いジュール諸島に生き残っていて、海中の遺物盗掘を生業にしているが、実は部族の総領娘が攫われて、ここオケアノスに拉致されてきている、大掛かりな人身売買組織の仕業らしい」
「えぇえっ、軍港に犯罪組織があるんですか? 連合海軍の各国兵団が駐留してる都市ですよ、どう見たって犯罪者に部が悪いでしょ」
「水兵ってのはな、騎士団みたいにお行儀良く無いのさ、貧乏農家の三男坊だったり、食い詰めた冒険者だったり、あるいは傭兵崩れが大多数で、ましてや雑役夫の水主なんて欠片ほどの良心も期待出来ない、……見ての通り、共和国連邦の海軍船団は寄せ集め、それぞれの属国からお勤めを果たしに来ているに過ぎない、軍属の利権で武器や物資の横流し、兵隊達の為の娼婦街のみかじめ、なんてのが横行しているし、検疫フリーで薬の売買も盛んだ」
「……何か、幻滅しちゃう話だなぁ、街全体が揃って腐った小悪党の温床なんて、遣る瀬無さ過ぎ、あたし、ちょっと滅入ってていいですか?」
良くある話かもしれないが、ぶっ潰したくなる。
「今夜、娼館の共同催事ホールで金持ち向けの競売がある」
「拐ってきた女達が、競り落とされるってこと?」、エリスが過敏に反応していた。私達の取り返しの付かない来し方から、女が意にそまず性的対象にされることに、人一倍悪感情がある。
「あぁ、臓器売買までやる裏の秘密犯罪結社が主催なんだが、特に今夜の目玉のオークションは、態々離れ小島まで特別編成の捕獲チームを派兵、出撃させて手に入れた、まあ、純粋種の水棲人というか、半魚人というか、目的の水先案内に目星を付けてる女だ」
「彼女は、マーメイド族なんだ」
この人はなぁ……、変な髭と、そのイカれた性格さえなければ、本当にいい男なんだけどなぁ……いきなり人魚ってどうなの?
娼婦街の中心に位置する煌びやかな照明にライトアップされた派手な建物にやってきていた。今夜、競りがあるスカーレットハウスとかいう娼館街のランドマークみたいにしてある、大きな多目的催事ホールだ。
犯罪結社の構成員で厳重に警備されているが、別に変装することも無く、難なく潜入を果たしていた。
招待客も主催者側も、マスカレードの眼元を覆う仮面で素顔を隠していることもあるのだが、私達はちょっとしたカモフラージュの認識阻害と催眠の魔法を使い、堂々と正面エントランスから入っても、誰に誰何されることも無かった。
これだけの人混みに出るのは、修行に明け暮れる日々では久し振りだったので、隠蔽と擬態の常時発動を再度チェックしておく。
内家拳内勁の要領で、ごく薄い皮膜を張り巡らせて、魔力、神力、妖力、聖力、精霊力、理力など諸々が漏れ出して、忍び込んだりする隠密行動が出来なくなるのを防ぐと共に、最悪、周囲の弱い生物を気当たりで殺して仕舞わないようにだ。
弱い生物には、人間も入る。
「嘘でしょ、マーメイドって、だって人魚だよね?」、希少種の人魚が闇取引きなんて、よくある話なのだろうか?
「ねぇ、ねぇ、この小海老のカクテル、美味しいよ、この茸、トリュフの仲間で赤松露だって、嗅いだことない風味なんだけど!」、ステラ姉はちゃっかり会場に用意されたオードブルを堪能している。
「お前ら、こんなとこまで来て喰い意地張ってんじゃねえよ……」
ところどころに、ご丁寧に宮廷楽師の装束を纏ったホール付きのスタッフが、室内楽を奏でる中、急にメインのレセプション・ホールの方でシャンデリアなどが暗転し、パイプオルガンの荘厳な音が鳴り響き、スポット・ライトを浴びた司会の者がステージ脇で案内を何か喋り出す。
「どうやら、今日の特別バザールが始まる、行くぞ!」
私達はすぐさま、オークション会場に移動する。エリスがケータリングサービスからせしめた骨付きチキンを両手に持っているのは、どうにも礼儀作法から外れている、と思うのは私だけだろうか?
幼児退行から立ち直っても、子供っぽいところが抜けないのは何かの後遺症なのか……いつも私に、行儀が悪いとかテーブルマナーがなってないとか小言をいう癖に喰い意地だけは人一倍で、黙って何もしなければ絶世の美女なのに、両手にチキンは何も彼も台無しだった。
「ほらぁ、エリス、ナプキンぐらい持ちなさいっ、手がベトベトよっ」
昔から如才なく面倒見が良かったステラ姉が、甲斐甲斐しくエリスの後を追いかけてくる。何故だろう、懐かしいような既視感がある。
村に居た頃、似たようなことがあったような気がした。
あの時も、確かエリスは、ハムハムと咀嚼して満足そうに笑っていた。
ちょっとだけお姉さんのステラは、母親が早くに亡くなったアンダーソン家で家事全般をこなしていたしっかり者。
昔から弟のソランと同じ黒髪を、よくポニーテールにしていた。ほんの少し茶色がかった虹彩を持つ、柔和な笑顔の絶えないほのぼの系美人だった。
長じてから私達と酷い辛酸を舐めた割には、今の笑顔も柔らかい。
ほんの少し前まで、死に掛けのアルコール中毒患者だったとは思えない程だ。
ソラン……私達は罪人、死んで詫びても私達の罪は消えない。それでも、私達は生きる道を選んだ。
黒いメスジャケット姿の礼服警備達を軽く硬直させて掻い潜ると、ステージを見下ろす傾斜の階段席で中央ステージを取り囲むように、今夜の品性下劣な客がごった返していた。
襞襟のフリルで首を巻いた富裕階級の女性をエスコートするのは、肋骨飾りの軍服を着た者や、負けず劣らず派手なレースをあしらったダブレット姿の男共だ。
近隣の貴族や、商業ギルドの顔役など羽振りのいい特権階層と、仮面舞踏会の仮装で賑やかす道化や相伴役、幇間のような取り巻きの連中だ。
大体こうした上流階級の者共が、こぞって性奴隷のオークションに集うのは、幾らこいつらの非人間的な正体を知っているとは言え道徳的に、あるいは女神教徒として如何なものなのだろうか、とドロシー的には眉を顰めるのだが……
2階、3階の高位者用ボックス席も豪奢な意匠で、私達の出身地、シェスタ王国のオペラ座にも匹敵するような堂々たるホールだった。
傾斜を下へと降りていく。
鳥の羽をあしらったアイマスクで目許を隠した半裸の女性が飲み物を配っているのに、円いサーブトレイからギヤマン沈金細工のゴブレットを掻っ攫う。何やら目の覚めるような水色のカクテルだ。
「うぇっ、何これ、ヘアトニックみたいな味だよ……」
「ドロシー、拾い食いはやめとけ」、振り返らずになじる師匠の肩には、いつの間にか愛用の得物、身の丈程もある黄金の戦闘槌が担がれていた。
ズンズン降りて行く導師は、人を避けるのに所々瞬動を使っていたが、誰も気付きもしない。
「目玉商品のトリ迄、待っていられん、やるぞ、続けっ!」
「んっもう、相変わらず気が短いよねっ、師匠っ!」
ダンッと、20メートル先の舞台に跳び迫った師匠は、横薙ぎに払った戦槌で、丁度突き出たへそステージで主催者挨拶を始めた銀縁眼鏡の男を爆散させる。
パッア―――――ンッという乾いたインパクト音と共に、表の顔、オケアノス商工倶楽部の筆頭会頭とかいう振れ込みの壮年が、何が起こったか分らぬまま、細かい肉塊になって、周囲を汚した。
ステージ下の被り付きに陣取った今夜の上客の男女が、大量の血糊を浴びて、束の間の静寂の後、咽喉が破けんばかりの悲鳴でパニックになっていた。
犯罪組織の実動部隊とおぼしき男共が包囲するように駆けつけてくるが、もう遅い。国際的な犯罪コングロマリットのトップの一人は、舞台上で残飯のような挽き肉になっていた。
「貴っ様らあああ―――っ!」、陳腐なお約束の科白で躍りかかってくる両手にグルカナイフを持った男と、三節棍のような武器の男、刺股のようなメイスを振り回す者など、大挙して雲霞の如く押し寄せて来る。
看破の魔眼が、神経反射と筋力を大幅アップする、男達に付与された強化術式の痕跡を教えてくれる。
一応、武器を扱い慣れた手練れらしいが、徒手で岩を穿つ鍛錬に明け暮れた私達の敵ではない。
頭蓋骨骨折、内臓破裂、頸椎断裂、即死、動けるものは少なく、事切れる前の痙攣にビクビクしている者がほとんどだ。60名近くの強化ガードを制圧するのに3分と掛からなかった。
女を喰い物にする外道の倫理観には真っ向から対抗する。情けを掛けてやる程の価値は、これっぱかりも無かった。
ブンブン振り回す師匠の黄金戦鎚から不可視の斥力が放たれ、ホール内部を無差別に壊していく。
師匠愛用のウォーハンマー“黄金の天誅”は、シャフトは撓うよう女神の細腕のように細く2ヤード程、槌頭はウイスキー瓶程で、ピックと八角掛矢のツーヘッド、師匠曰く三千世界でも比類なき最も硬いゴールドデン・ダイヤという鉱物で出来ている。神々が手にする類いの武器だ。
天井桟敷近くの巨大なシャンデリアも、見るも無残に刻まれて、降り注ぐ破片に我先に避難する招待客らで、阿鼻叫喚の様相だ。
七つの属性を付与する師匠の戦槌は、その情け容赦ない威力で破壊の限りを尽くし、逃げ惑うブルジョワの群集を押し潰し、遂に建物自体が崩れ出す。
亜人種の性奴隷オークションは、こうして始まる前に終わりを告げた。
小学生の頃から、嘘字を書くのが得意ですので、誤字脱字情報頂けると嬉しいです
パソコンの漢字変換と辞書サイトだけが頼りです、わからないことはネットで調べながらなので遅筆です
悠久の刻を超えるお話なので、辻褄合わなくなることしばしばです
もし、ご指摘頂けたら、なるべく対処したいと思います
この娘って、こんな性格だったけって、言うおかしな場面があってもなるべくなら流してください
時代考証もいい加減です
中世の装束にタキシードはNGだけど、メスジャケットはオッケ~みたいな適当さでやってますし、ファンタジーの知識もガチ勢の方には遠く及びません
面白くするためのご意見は有り難いですが、爺いは打たれ弱いのでバッシングは勘弁してください
できるだけ謙虚でいますから、お願いします
クリッパー型=19世紀に発達した大型帆船のことで快速帆船と訳されることもある/積載量よりも速度を重視していたことから、一般的に全長に比して狭い船体と多くのマストと帆を持っていた/多くはシップ型帆装で多くの横帆を持ち、スピードを得るために広大な総帆面積を誇る
ガレー船=主として人力で櫂を漕いで進む軍艦/古代に出現し、地形が複雑で風向きの安定しない地中海やバルト海では19世紀初頭まで使用された/特徴は両舷に数多く備えられた櫂で、風力を利用する帆船と比べると人力による橈漕は非力であり、また持続力の面でも劣るので長距離の航行には限界があるものの微風時や逆風に見舞われた場合もある程度自由に航行することが可能であった/急な加速・減速・回頭を行なうような運動性においては帆に優っており、漕ぎ手を次々に交代させる事である程度の航続力は得られるため海上での戦闘に有利で、ガレー船のほとんどは軍船として用いられた
ブリッグ船=2本のマストがあり、そのうちひとつに横帆を備えた帆船である/この特徴はブリガンティン型帆装と共通するが、現代の定義では後マストが横帆のものをブリッグ、縦帆のものをブリガンティンとして区別している/10から20の砲門を持つ船のうち、2本のマストを持つ帆船を定義している/砲門とマストの数で定義されるため、帆の種類は横帆に限定されない
バウスプリット=帆船の船首から前方へ伸びている棒である/航海の安全を祈願して、バウスプリットの根元から船首にかけて、フィギュアヘッドという装飾彫像が取り付けられることがある/水兵がよく落水する危険な作業を行う事から、ウィドウ・メーカーと呼ばれることもある
衝角=砲撃戦主体以前、軍船の船首水線下に取り付けられた体当たり攻撃専用固定武装……船首水線下前方に大きく突き出た形状をしていて軍船同士の接近戦で敵船側面に突撃、機動性を奪ったり、相手方船腹を突き破って浸水させ、行動不能にし撃沈する
松露=担子菌門のイグチ目ショウロ科に属するキノコの一種で北半球の一帯、ユーラシア・北アメリカおよびアジア東北部に分布する/日本では二針葉性のマツ属の樹下で見出され、本州・四国・九州から記録されている/未熟で内部がまだ純白色を保っているものを最上とし、これを俗に米松露と称し、中身が白いものを選んで薄い食塩水できれいに洗い砂粒などを除去した後、佃煮や吸い物の実・塩焼き・茶碗蒸しの具、炊き込みご飯などとして食用に供するのが一般的である/若くて白い幼菌のうちはさわやかな風味でサクサクとした歯触りと香りが楽しめる
パイプオルガン=鍵盤で操作される管楽器で多数のパイプを発音体として備えるが1本のパイプに異なる音高を発生させることはなく、各パイプの音高は固定的で少なくとも鍵盤のすべての鍵に対応する数のパイプを持つ必要がある/基準音高や音色の違うパイプ群を複数備えていることが多く、その場合ストップと呼ばれる機構によって発音するパイプ群を選択できるようにしている/おもに教会やコンサートホールに設置される大オルガンの他に、小型の据え置き型のポジティフ・オルガンや可搬型のポルタティフ・オルガンなどがある
メスジャケット=燕尾服のウエストシームから下半分をそっくり切り落としたような形で、ショールカラーやピーク衿が付き、ショートレングスを特徴とするフォーマルスーツで黒のトラウザースには側章を付け、黒のカマーバンド、バタフライボウをアクセントとして着用する/元は海軍の晩餐会用の衣服として用いられていたもので、メスジャケットは海軍の食堂を意味するメスルームに由来している
グルカナイフ=ネパールのグルカと呼ばれる諸民族、およびインドで使用される刃物で形状からナイフや鉈、刀、マチェテにも分類できる/ククリナイフ、ククリ刀とも呼ばれ、湾曲した刀身の短弧側に刃を持つ「内反り」と呼ばれる特殊な様式の刃物で、大きな特徴は「く」の字型の刀身と、その付け根にある「チョー」と呼ばれる「ω」型の刻みである/「チョー」もククリの特徴の一つで、女性器を模したとも、カーリーの陰核とも、またシヴァの陰茎とも呼ばれることがある
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