ウェルカムキスの選択
「ウェルカムキスをご堪能ください」
「!!」
ウェルカムキスとな!?
いきなりの肉弾接待にいきりたつ草薙!!
草薙はイエローキャブルの美女から説明をきく。
イエローキャブルの巨乳美女達が、歓迎のキスをしてくれるらしい
「最高やんけ!!」
思わず叫ぶ草薙。
ウェルカムキス。
やはり……たぎる!!
(たぎりよる!!)
興奮する日本人。
(キス、キスか……)
草薙は感慨深げに頷く。
ヘルヘブン女戦闘員との戦いを思い出す。
ヘルヘブン女戦闘員の得意戦法は接近しての肉弾戦。数に任せた肉弾戦。
そして、誘惑、魅了も彼女達の得意戦術だった。
彼女達は下っ端だが乳はでかい。
彼女達は下っ端だが容姿は美しい。
魅了はヘルヘブン女戦闘員の得意技だ。
そして……彼女達のキス攻撃。
魅了効果のあるキス攻撃だ。
プリュンとした魅惑的な唇。
そこから繰り出されるキス攻撃。
唇は人体の中でも特に神経が敏感になっている部分だ。弱点といっていいだろう。
ヘルヘブン女戦闘員のキス攻撃は相手を乱す有効な戦術だった。
つまりこの美女達は――とても気持ちいいキスをする!!
プルン❤️
プルン❤️
プルン❤️
プルン❤️
ズラリと並ぶ黄色ビキニのグラマラス美女軍団、イエローキャブル。
一人一人、歓迎のキスをするというグラマラスなサービスはさすがである。
「ウェルカムは……頬か? それとも……唇かッ!?」
草薙はクワっとした勢いでイエローキャブルに問う。
「ふふっ❤️」
「お客様はゴールドコースですので❤️」
「唇の……ディープキスのウェルカムキスも可能です」
「んわんだとおおおおぉぉぉ!?」
草薙が俗物全開のリアクション。
「ディープキスで……ウェルカムキスだとおぉぉッ!?」
ビーチが、ゴールドコースのバブリーさが草薙のアクションを後押しする。
「ふふっ❤️」
草薙のリアクションを見て微笑むイエローキャブルの美女軍団。
「もちろん、頬のキスも可能でございます」
「爽やかな頬のキスか、それともディープなキスか」
「お客様がお選びください❤️」
「頬にキスになさいますか? それとも……唇にキスになさいますか?」
(待て、冷静になれ草薙悠弥!!)
草薙悠弥はそこで立ち止まる。
ズラリと並ぶイエローキャブルの巨乳美女達。
こんな美女軍団にディープキスラッシュさせたら……
(誘惑されてまう!!)
草薙はある目的があってここにきている。
ただでさえゴールドテンションの草薙悠弥である。
ここでイエローキャブルの美女軍団からディープキスでウェルカムされると……
目的達成があらぬ方向にいってしまいそうだ。
(爽やかな頬にキスか、それともディープなキスか)。
(頬にキスか、ディープなキスか……ここが分岐点だ)
草薙悠弥は選択する。
【頬にキス】
【ディープキス】