☣⚣︎༆::::::❮❴❪百四十四❫❵❯::::::༆⚣︎☣
自分に自信があることは悪いことじゃない。私にとっては、知らん人間が自意識過剰だろうが何だろうが知ったこっちゃない。
いずれ、殺す相手が「私、美人ですから」って勘違いしていたとしても、土に還れば全員平等に骨になる。
「うん、お好きにどーぞ」という以外に思う言葉がありません。
『ねぇ、何の話をしているの?スピーカーにしてみてよ』
「千明さんからじゃ聞こえない。それに、私だって反対車線からは聞こえないから、多元時空錬成術式で連中が居る座標と私のいる場所をワームホールで繋げて、糸電話のようにして声を拾っているだけだから。私だけに聞こえるだけにしないと、向こうに少しでも、こっちから漏れ出ている自分達の会話の声を聞かれたら終わる」
『えぇ………………』
「てか、余計なことを喋んなっつったよな?次話したら、キレるぞ?クソブス」
『えっ………!?ほっ…………ん…………クソブスは酷すぎるってば…………!!』
電話口で千明さんが騒ぎ始めたので電話をぶち切りした。自分から掛けておいてブチ切りをするのは、ちょっと……ほんの少し、思うところはあったよ?
でも、耳障りのキーが高いクソガキボイスの喚き声なんて鼓膜に毒でしかないやん?マジでクソうるさかったわ。
前世の時の千明さんの声は少し低めで大人な声質だったから、今のクソガキボイスがシンプルにうるさい。大人になったら多少はマシになるのかな?前世の、クソガキ時代の千明さんを知らんから、どのような進化過程を辿ったのかが全然分からん。
美紅さんも本人の口から聞いただけだから、どこまでが真実なのかはよく分からない。美紅さんが聞いていた千明さんの過去のエピソードは、子供時代からU-Worldに引きこもっていた生活をしていたっていうことしか聞いていないっぽい。
本人も「たまに地上に出るくらいで、基本的にU-Worldに閉じこもっていた」っていうのは私自身も直接聞いている。
これ以外に情報が無い。本人がこれしかないって言い張るもんで。でも、過去を振り返ってみても、これしかなさそうっていうのは察しが出来ていから、美紅さんはそこまで深くは突っ込まなかったみたい。
ボッチネタでいじられるのは、あんまり好みじゃないみたいだったらしい。付き合い始めた頃は、ボッチという単語に過剰に反応していたくらいに、孤独という環境を嫌っていた模様。
それなのに、周りの人間が引かれそうな事を繰り返すという天邪鬼っぷりだったしな………箱入り娘のアダルトチルドレン感が凄かったもんな。私が最前線組に入った時は。
美紅さんに調教されていって、一人の人間としても母親としても、身内以外からは人格者の素晴らしい母親なんて言われるくらいにはなった。
身内の中に溶け込むと、その仮面が剥がれて急にアダルトチルドレン全開になる。これ、アラフォーまで続けていたからな………結憂と憂依が小学校高学年に……は、なってない頃までそんなだった。
2人の前では良い母親を常に演じているから、2人が居ない……大人だけが集まったところになると、精神年齢が一気に幼くなる。
結憂・憂依が中学生になってからは無くなって、死ぬまでも良い祖母としても孫からは言われてたけど……
現世に転生したら、何故か精神年齢がリセットされている。前世の記憶を受け継いでいるのに、なぁぜなぁぜ?ですよ。




