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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

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☣⚣︎༆::::::❮❴❪百四十三❫❵❯::::::༆⚣︎☣

「天草の連中………総督府の奴等に潰されたか」



おっ、何やら会話を始めたぞ?


私は千明さんとの電話を繋げっぱなしにしたまま、千明さんに「要らんこと喋らないで」と釘を刺してから、大聖堂の入口付近にいる男女の会話に耳を傾けることにした。


通話料は気にしなくていい。私、カケホーダイプランに入ってるので。何分何時間何日繋ぎっぱなしでも料金一定。


何かと電話を使うかもって思ってカケホーダイプランに入ったんだけど、その選択は間違ってなかったね。カケホーダイプランに入ってなかったら、通話料だけでとんでもない金額になっていたところだよ。



「そうみたいだね。でも、あのドイツ支部歴代最強と言われた鈴木唯…………建物自体に自分の体ごと干渉して、自分達のアジトに侵入してきた連中を自分の姿を見せること無く討ち取るという固有の戦法で確実に戦績を上げていった神谷(かみや)(とおる)も、物の見事に返り討ちにされたようで……」


「天草教団のツートップと言われた実力者が、こうも簡単に討伐されるなんて…………残党は欧州の方に逃亡して、総督府の連中が追いにくい場所に潜んでいるようだが…………もう少し、時間稼ぎをして欲しかったね。こっちもまだ準備が整っていない。まぁ、今の段階で攻め込まれても、特に問題は無いだろうがな」


「それもそうね。こちらが勝てるという確証は無い………でも、それは最前線組も同じ事が言えるはずだから」


「こちらから仕掛けるのは状況的にも芳しくない………向こうから動くまでは力を付けることに専念しよう。最前線組は特攻のイメージがあるが、敵の動きが無ければ意外と動き出さないという思慮深い動きを見せるのが特徴的だ。こちらが仕掛けた瞬間に一気に畳み掛けるように迫ってくる。向こうも様子見をしているのだろうから、こちらも様子見をしながら、勝率を少しでも高めて、力を温存しておくのがベストだ」


「天草教団の奴等は、少々自分達の実力を過信し過ぎた線があった。それが命取りになるっていうことを理解していたはずなのに…………馬鹿な連中だったなと。あそこまでの実力があったというのにも関わらず、そこまで判断が何故出来なかったのか、不思議で仕方無い………」



···············タバコを吸いながら、天草教団の愚痴を零しているだけか。


「死んだ仲間の愚痴を言うなんて人として有り得ない!!」とは思わない。敵の考えている事なんてどうでもいいし。


どういう思考を持っていようが、私達の人生とは交わることはない。そんなものにいちいち頭を使うのは馬鹿らしい。



(………………女の方、可愛くねぇな)



あの2人の会話で気になったのは、女の方の顔がちょっとブサイクだったくらいかな?


可愛いとはお世辞には言えない。でも、簡単にヤレそうなブス顔っていうのはある。


初めて見掛ける人間の容姿に文句言う私の人間性を問われる覚悟で言ってる。だって、可愛くねぇんだもん。


自分の戦闘力は過小評価気味なところが見受けられるが、ビジュアルに関しては「私、イケてるGIRLだから」っていうのが遠目からでもハッキリ分かる。

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