表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8312/30549

☣⚣︎༆::::::❮❴❪百四十❫❵❯::::::༆⚣︎☣

「じゃあ、私はツーリングしに帰るわ」


「あっ、マジ?今からもう帰っちゃうの?」


「うん。聖カテドラル大聖堂だっけ?そこも見ておきたいからさ」


「えぇ〜、もうちょっとゆっくりしていこうよ〜」


「もう十分にゆっくりしたからいいんだよ。じゃあね」


「仕方ないにゃ〜、またねぇ〜」


「事故らないようにね〜」


「分かっとるわ。心配すんな」



私は吸っていたタバコを吸い終えると、喫煙所から家へと転移した。玄関に着くと、特に家に入ってやる用事も無いので、車庫に向かってバイクを引っ張り出してから跨り、ポケットから鍵を取り出してエンジンを掛ける。


私は昔から鍵っ子だったから、小学生の時に綾音ちゃんから貰った青紫色の小銭入れのようなタイプのキーケースを未だに使っている。


鍵っ子になってからすくだったかな?小2とかだった気がする。

最初は兎か猫の……親から貰ったキーホルダーとか付けていたんだけど、綾音ちゃんが親から貰ったキーケースを使わないからって譲ってもらったのを未だに使っている。


綾音ちゃんから貰ったものだから、捨てるにも捨てれなくて………だいぶ表面は色が剥げてきたりしてきたんだけど、普通に使えるっていうのもあって、バリバリ現役のキーケースです。


もう、8年くらいは使ってるんだね………綾音ちゃん本人も忘れてるくらいだったし。自分であげたキーケースだったのに、「世音南〜、なんでそんなボロボロの小汚いキーケース使ってんのー?私が新しいの買ってあげようか〜?」って言い出したもんで。


本当に忘れているようだったのと、自分があげたものをそんな風に言う綾音ちゃんにもムカついて、ちょっと語気を強めて「お前がくれたヤツだよ」って真顔で言ってみたら、しばらく無言になってキーケースを見つめ始めた。


無言の状態がしばらく続いた後に「あっ、小学生の時にあげたヤツ?」って思い出して、「まだ使ってたんだ………」という、嬉しさとドン引きが混ざったような何とも言えない顔をしていたね。



8年前に貰ったキーケースを高校生になっても使っているから、流石に買い換えろよ!!って言いたくなる気持ちもあるだろうっていうのは分かるよ?


でも…………引くのは違くね?


人から貰った物なんて捨てれるわけないじゃん?使えるんだったら尚の事捨てる意味が無いし、使えるんだったら買い換える必要も無い。キーケースとか予備を買い置きするもんでもないし。


鍵を無くさないためのものなんだから、キーケースごと無くしたら、鍵も一緒に無くすことになる。そうならないように、なるべく丁寧に扱うようになるのは自然でしょ?


結果………気付いたら8年という歳月が経っていた感じです。


そもそも、そんなに買い換えるもんでもないでしょ。ちょっと色が剥げたりしたりくらいで買い換える方が勿体無いじゃん。



そんなキーケースなんて他人に見せるもんでもないんだしさ。財布に関してもそうだけどさ………物入れる物に金掛けたって仕方無くね?


アクセサリーじゃねぇんだから、そこに金を費やす人間があんまり理解できないかなって。



私個人の価値観で喋ってるから、異論があるからお好きにどうぞですが………私はそういう考えっていう事を言わせてくだせぇな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ