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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

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☣⚣︎༆::::::❮❴❪百二十八❫❵❯::::::༆⚣︎☣

本人達もウズウズしていたのかな?


どうしても戦場に関わりたくて、我慢出来なくなって直談判したってところかな?私達の為じゃなくて自分達の暇潰しっていう気持ちが大きいのは察している。


ちょいちょい2人と飯とか遊びに行ったりする時にも、「戦場に出ないと体が鈍りそうで嫌だな」って言っていたから、それがようやく実現したって本人達は喜んでいるみたい。



そして………戦場に出れなくて、関われなくて鬱憤が溜まっている時の発言を、何も知らない人間が見たら、小学校低学年くらいの女の子が何を言ってるだ!?ってドン引きするでしょ。


そんな幼い女の子の口から「戦場に出ないと体が鈍っちゃう」なんていう文言が出てきたら、見た目と発言のギャップが凄すぎて、頭が状況を理解してくれないと思う。



そんなに何を驚いている?っていう考えになる私達がおかしいんだよね。前世を知っているっていうところから異常事態なわけでして。



こんなにも生まれ持っての異常体質っていうのもなかなかだよね。異常体質から生まれる異常な価値観………よく現代社会に溶け込められているなって思うよ。


そこだけは自分を「おー、頑張ったね〜。よしよし〜」って褒めちぎって労ってあげたくなる。



世音南(亜紀)は何食べるの?」


「牛飯だよ。特盛の」


「ふーん、普通だね。私はチーズ牛丼をいくよ」



何や、そのリアクション。


「えっ?そこは私と同じようにチーズ牛丼を頼むノリじゃないの!?」みたいな顔をされても困るんですけど?


そんな視線を無視して、私は食券を持って自分達の席の方へ戻る。人が少ないから、受け取り口の方で待ってても良かったけど、全く人が居ないっていうわけじゃないから、邪魔になるだろうと思いましてね



『ひゃく、じゅう、さん番の食券のお持ちのお客様〜、カウンターへどうぞ』


「113番の食券のお持ちのお客様〜、カウンターへお願いしまーす」



おっ、来た来た。


待っている間に玄米茶を補填しておこうかなと思っていたら、その間にお呼び出しが掛かりました。牛丼屋って本当にすぐに食べ物が出てくるから良いよね。


牛丼屋とか、日高屋とか………基本的に飯が出てくるのが早いところに行くと、普通のファミレスとかラーメン屋とか……それこそ、混んでいる時の居酒屋とか行くと、「あれ?まだ来ないの?」って思っちゃったりもする。


ステーキ屋なんてもっとだよね。牛丼屋の提供スピードに慣れていると、マジで長く感じる。長くてもスマホがあるので、いくらでも時間は潰せるんですがね。



牛飯を受け取り、綾音ちゃんの隣へと帰還する。お盆だけ置いて、その後に飲み物だけを補充してくると綾音ちゃんに伝えた。


その間、綾音ちゃんはリスのように頬を膨らましながら、紅生姜丼を口の中からシャキシャキ音を立てながら食べていた。


私が席に戻って「ありがとう」って言うと、「んももももー!!」って返事をして、口の中から赤い小さな礫が飛んできた。



…………………………………私、優しいから見なかったことにしてあげる。

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