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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

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☣⚣︎༆::::::❮❴❪八十二❫❵❯::::::༆⚣︎☣

私達、特攻組トリオは特定した天草教団の本拠地に来ている。


天草教団の本拠地………まさかの博多でした。



天草じゃないんかい!!って心の中でツッコんだよ。でも、天草教団だから、拠点も天草にあるって思わせて、熊本県内を探し回らせて、自分達の大元の潜伏先の特定を手間取らせるって魂胆だろうよ。



その間は自分達は高みの見物をしながら、適当な刺客を送って特定班の人間の処分にあたる………自分達の足取りを追わせないという点では、かなり徹底しているね。



総督府なんて誰でもすぐに分かる場所にあるから、その気になれば誰でも潰せちゃうような状態だ。


敵方も総督府を狙ってくればいいのにな〜って考えたりもするが、総督府を潰したところで最前線組を潰さないことには何も終わらない。



総督府という組織を完全に機能停止させたところで、最前線組が独立した個人が集まっただけの傭兵集団になるだけで、目的が変わっていなければ、そのまま自分達に及ぶリスクというのは変わらない。



逆に組織という足枷が無くなったお陰で、潰せるところまで確実に潰すという考えにシフトするから、薔薇十字団……それ以上の上の組織の連中も、化け物集団を括り付けている組織を先に潰すということはしないだろう。



私達を殺さないと総督府を潰せない。最前線組の命によって守られている組織が総督府。



最前線組とは言え、一端のクエストバーサーカーであることは変わりは無いのに、そんな末端の人間の存在に支えている組織って……組織の在り方としては疑問に思うところしかねぇな。



「なんで博多なんだよ。おい、シャゼラ(柚々蘭)。どういうことなんだよ」


「私に言われても困るんだけど」



シャゼラちゃんに言ったところで、シャゼラちゃんが天草教団の本拠地が博多に置いてある理由の答えなんて絶対に導き出せる筈が無いよ。


仮に「適当に予想してみ?」みたいな問い掛けをしたら、「めんたいこ!!」とか言い出すから。シャゼラちゃんはそういう女だから。



「適当になんか答えてみてよ?」


「えっ……………その問い掛けに答える必要ってあります?無くね?そもそも、ここのやり取り自体が要らないでしょうよ」


「要らないのは分かってるけど、それが私達だよ」



要らねぇって分かってんなら、やるんじゃねぇよ。


それに、私"達"っていう区切り方をするのは止めろ。綾音ちゃんだけなんだよ。


今のシャゼラちゃんはそういうテンションじゃないし、私も綾音ちゃんの悪ふざけについていけるテンションじゃない。



「えぇ………分かったよ。答えてあげるよ」



何で許可しちゃうの?


敵の拠点の前って事を分かってる?天草教団の………鈴木唯よりもヤバい奴等がゴロゴロ潜んでいる可能性しかない場所の真ん前で、こんな戯れをやっているのはおかしいんだって。


「答えてあげるよ」は不正解の解答ですよ。「今は敵の殲滅に集中しましょう」が模範解答。



「天草教団は何故、博多に拠点を置いたのか?その理由とは?」



問い掛け方が完全に大喜利なんだよな。笑点とかIPPONグランプリと同じ問い掛け方なんよ。

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