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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

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☣⚣︎༆::::::❮❴❪四十五❫❵❯::::::༆⚣︎☣

「カルテナさんには、もう少し調べてもらおう。ドイツ以外の支部の方にも連携を取ってもらって、世界中に散らばっているであろう薔薇十字団絡みの連中を炙り出してこうか」


「ローゼンクロイツも、あくまで下部組織っていう見方をしているよ。カルテナさんは。私が追加でローゼンクロイツが大元じゃないでしょ?って言ったら、まだまだ後ろにデカいのが居る可能性しか無いねっつってる」


「刹那が並行世界でも薔薇十字団のメンツを見掛けたって事にもなれば…………この世界線だけが潜伏先じゃないって事を考えると、規模としてはとんでもないことになるな。今までの戦いとは比にならないくらいの大規模戦争になるな………俺達の寿命が尽きるまでに、何とかなるのかな?っていう不安すらも()ぎるわ………」


「それは大袈裟だって。そんな何年も掛かるような戦いにしないように、上手いこと私達側で進めていこうよ。総合の戦力は向こうが圧倒的だとしても、ヴァルドヘイム最前線組として今までやってきたんだし、今日のデカパイ修道女も初見殺しの術式使っていたのに、普通に優勢だったんだから。何とかなるって」


「それもそうだね」


「てか、お兄ちゃん(佳奈美)がビビってる理由が分からないんだけど。ドイツ支部歴代最強のクエストバーサーカーとか言われている鈴木唯相手に、涼しい顔で撤退させてるんだから。何をそんなに不安になる必要があるの?」


「俺って、昔から心配性じゃん?」


「それもそうね」


美紅さん(佳奈美)だけに任せるつもりは無いし。美紅さん(佳奈美)が一人で突っ込んでいかなきゃ大丈夫だよ。個人戦じゃなくて団体戦という意識をしっかりと持っててくれば………ね?」


「俺、協調性無いから一人で何でもやりたがる癖がね…………直していかないと」


兄様(佳奈美)は協調性はちゃんとあるのに、無いように振舞ってるだけじゃん。本当に協調性が無いのは私みたいなことを言う」


シャゼラちゃん(柚々蘭)………自分で言ってて悲しくならん?」


「慣れた」


「慣れるもんでも無かろう」



自分で自分のことをハッキリと協調性無いとか言ってて、それを慣れたって………どんだけ周りに言いふらしていたんだ。

私も何回か聞いていたけど、慣れるほどに不特定多数の人間に言ってたって事だよね?


自分で言った自虐ネタを掘り返させると、本気で落ち込んだり機嫌悪くなったり、自分で言ってた癖にキレ始めたりするくらいに繊細な心の持ち主なのに………



そういう無駄な精神的負荷は、しない方がいいんじゃないのかな?本当に鬱とかになっちゃうよ?



過去が過去だったっていうのもあって、躁鬱っぽいところあるんだから。そんな豆腐メンタルが自分のメンタルを自分で削りにいってどうする。


助けようが無いからね?



「でも、言うてシャゼラも本当に協調性無いわけじゃないよね?ガチで周りに合わせることが出来ないとか、空気読めなさ過ぎるっていうのは、こんなもんじゃない?誰も近寄りたくないレベルだもん」


「俺やん」


お兄ちゃん(佳奈美)は空気読めないんじゃなくて、空気を敢えて読まないようにしているだけの知ってるから。"昔"からの付き合いなのに、そんなの知らないわけじゃん。敢えて敵を作りに行くことないのに……」

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