『63』 食後のデザート!!
「はいはいはぁ~い!!いっまから~♪食後のっ、デザートを提供させていただきたい所存です!!テイッ!!」
「いよっ!!いよっ!!まぁてましぃたぁ!!」
「フルーツ………デザート………どんなのが出てくるんだろ?」
「じゃーん!!俺特製のフルーツ盛り合わせだぜ!!まっ、適当に切って適当に乗せただけだけどね」
「嫌、これ、その…………こ、ここ怖いくらいに綺麗に盛り付けられていて、怖い」
はぁ………ユーリさん、女子力高過ぎ。本気であれなんですけど?何て言うか、その、本当な女の子のじゃないんですか?そう言えば買い物するときも、買い物自体はそこまで悩んだりしていることも無かった。
ただただ無駄話が多かっただけだった。嫌、多過ぎるんだよ。話8割、買い物2割だよ。しかも、恥ずかしい話ばっかり。実際、何回も本気で逃げだそうかと考えていたし。
まぁ、ユーリさんに関しては今日の晩ご飯のことで、ある程度チャラになったけどさ。ラークさんはね、特にこれといった良いアクションを起こしてくれたわけじゃないから。
悪いことならバンバン起こしてくれたけどね!!セクハラするし、セクハラするし、セクハラするし!!
また、自分の中で色々と思い返して一人でモヤモヤっとしている。モヤモヤしながら口にどんどんを放り込んでいく。もはや、フルーツの味を味わっていない。本当に食べているだけって感じだね。
割とハイペースで食べていったら、山のように盛られていたフルーツが半分以上減っていた。流石に………食べ過ぎたかな?そんなことないかな?まっ、味わっていないって言っても、美味しくなかったら、こんなにバクバク食べないよね。
「おぉーい、どぅーい。アヤヒさんよぉ~?一人で食べすぎじゃあないかい?太るぜ?フルーツっていうのは、ハッキリ言って糖分の塊だぜ?女子にとっての天敵がてんこ盛りだぜぃ?」
「そんなこと分かってるよ。分かっているけど食べちゃうのが女の子なの。というか、逆に私は食べないと使っているカロリーが追いつかないの」
「うんにゃ、そりゃ言えてるわな。お前の運動量、マジでパネェもんな。リスペクトするレベルで」
「してないよね?絶対にふざけているよね?顔からしてふざけていますよね?本当にひねり潰しますよ?」
全く、誰のせいで私の運動量が多くなっていると思っているんだか。2人がしっかりしていてくれれば、私が事あるごとに動いたりしなくて済んでいるっていうのにね。
もう少し、働いてよ。仕事なんでしょ?そういえば、ラークさんとユーリさんって結構有名な″くえすとばーさーかー″って設定なんでしょ?何なら、もう少し頑張れるでしょ?頑張んなきゃ駄目なんだよ。
いつの間にか、私が色々な戦いにいって頑張る流れになっていますけど…………それは違うじゃん?明らかに。戦うこと自体は嫌いじゃないよ。寧ろ、勝ったときの達成感というのは物凄く気持ちいいから、少しは良いかなって思えるけどね。
私も戦うから、一緒に戦って。せめて手伝って感じ。後ろでギャーギャー騒いでるだけなのはムカつくから、そこら辺は一番に直してほしいところだね。
「あぁ………アヤヒ。もう、殆ど無ぇじゃねぇかよ。お前の胃袋どうなってんだよ?普通にメインの方の飯をバクバク食ってたよな?食欲旺盛か?盛ってんのか?」
「そういう年頃なの、多分」
「そーかそーか、つまり君はそういう奴なんだな」
「それ、誰もが知ってるメジャー過ぎる台詞ね」
「そこに痺れるぅ憧れるぅ!!………は?」
「ま、まぁまぁ知られる方だと思うよ?」
(言い方のテンション違いすぎてビックリしちゃった………)




