⟬85帖⟭ 赤西「あなる」亀「あなる」
「へぇ……そうだったんだ。でも、そこまでビックリしないかも」
「クエストバーサーカーって仕事をしていると、そういうことを聞いても別に驚かなくなるよね」
「綾音とシャゼラちゃんが宇宙人のお姫様っていうことよりも、自分達が総督府の管轄から離れている天上の奥地とか言われている謎の世界に足を踏み入れていることの方がビックリよ」
「その気持ちは分からんでもないな」
「確かし、高橋みなみです」
「でも、綾音みたいなのが女王様って…………なんか、こんなのが王様やってる国とか大丈夫なのかな?って思う」
「それはよく言われる。後、私なんてFGOxo-01211の女王なんていうのは建前みたいなもん。色々と実績があるっていうのと、宗家の血筋だからっていうので「王としての籍だけ置いといて」って下部組織の連中とか分家からも言われて……国事行為とかも気が向いた時にしかやらない、殆ど地球に居るっていうことを条件にして王座に着いたようなもん」
「まぁ、王なんて象徴みたいなところあるしな」
「そうそう。王が政治をやるんだったら政治家なんて要らないわけで。議会っていう概念も無くなるわけよ。実際、FGOxo-01211の方は政治家達だけで上手いこと回ってる」
「シャゼラちゃんと綾音が片親違いとは言っても、苗字が全然違うな~って。いかにもシャゼラちゃんはハーフっぽい名前だなって思っていたけど……もしかして、シャゼラのオラーストっていう名前が綾音にも関係したりするの?」
「私のFGOxo-01211の苗字がオラーストだから。FGOxo-01211王家がオーラスト家っつう苗字で、シャゼラは分家出身」
「あなる」
「あなる」
「名前は?」
「ウィ……ゼル、だったっけ?ウィゼル・何・オラースト」
「ウィゼル・エル・オラーストじゃなかったでしたっけ?」
「そうそう。それだそれだ」
「自分の名前を忘れるっていうことある?」
「いやー、松岡綾音っていう名前が板に付き過ぎてさ。たまに宇宙人ネームの方を忘れるんだよ」
「宇宙人ネームって言い方がジワる」
「エイリア学園みたいやな」
「レーゼみたいなもん」
「レーゼの名前が緑川なのは笑った。なんか面白かった」
「アフロディは亜風炉照美だからな」
「天馬に「アフロさん!!」って言われたの草」
「サラサラストレートなのに、名前がアフロさんはオモロイ」
「LEVEL-5ってそういうシュールなギャグ織り込むの好きやからな」
「妖怪ウォッチの漫画とか第1話の1ページで「妖怪のせいにするのは現実逃避」みたいなコロコロコミックに載ってる漫画とは思えんスタートなのが良い」
「小学生じゃなくても、成人している人間も「うわっ……」ってなるスタートの切り方するのがLEVEL-5だなって思う」
「シュール度合いが超能力者だから」
「別なアニメになっちゃってる」
「まぁ……宇宙人ネームを忘れるっていうのは仕方無いってことでいいや。いや、仮にも自分の名前を忘れるっていう気持ちは分かること無いけど」
「FGOxo-01211でも普通に綾音呼びだから忘れる」
「あー、それは忘れるかもな」




