⟬29帖⟭ 佳織「出番よこせ!!ゴルァァァ!!」
「ストゼロをストローでChoo Choo TRAINしてるまでがテンプレ」
「風○か、脱税売春婦で金稼いでセフレの他にもホストとかにも貢いでるというのも追加オプションで」
「男でそこまで落ちぶれるっていうのは無いよな。イケメンってちゃんと勝ち組路線走ってるもんな。途中経過が最悪そうに見えても、何やかんやで成功するからな………」
「多分、女の方がシンプルに頭悪いっていうのもあるかもしれませんね。中途半端にチヤホヤされて、周りに甘えることだけしか覚えられなくて、結局自分じゃ何も出来ないゴミとも気付けずに堕ちていく……的な?」
「シャゼラ、どうした?」
「何がですか?」
「なんか嫌なことでもあった?」
「ヴァルドヘイム入るまでは嫌なことしか無かったですが」
「それは私も一緒」
「「へへへへ~」」
笑い事じゃねぇレベルでドン底彷徨っていた姉妹ですがね!!
ワンチャン、ここだけはカットしようかなって思ってる。………いや、ちょこちょこ重たい話もしているから、カットしなくてもいいか。
パエリアの方は具材の準備が揃ったので、そろそろフライパンにお米を入れていこうかなと思います。
それと、さっき鹿肉のことを調べていたんだけど………鹿肉を生で食べるのって結構危険な事だったらしいですね。
豚と同じくらいにヤバイっぽい。
ちゃんと寄生虫殺しておけば大丈夫とかっていう問題でも無いみたいな怖いこと書いてあるんだもん。
………………今まで食中毒みたいなことになったことないし、寄生虫に関してはちゃんと気を付けているから大丈夫だと思われる。
私、宇宙人だから地球の寄生虫なんかに殺されるわけがない。うん。そうだと信じている。
……………これからは、しっかり中まで火を通してから鹿肉は食べることにいたしましょう。
えー、そうなってくると・・・鹿肉はちゃんと別で焼いておかないと駄目ってことになるかな。
強火で一気にガーッ!って炒めれば、すぐに中まで火が通ると思う。細切れにしているから。
フライパンに油を注いで、細切れの鹿肉を全部フライパンに投入して炒める。勢いよく入れたから敷いた油が跳ねてシャゼラの方に掛かった。
____ジュゥゥゥゥゥゥ………………!!_____
「熱っ…………!!熱ぃ熱ぃ…………!!」
「あっ、悪い悪い」
「私まで素揚げにするつもりですかァァァ!?」
「お前を素揚げにしたところで、美味しくなさそうだもん」
「むぅぅ~。姉様のそういうところ嫌いですぅ~」
頬を膨らませているシャゼラ。
あんまり可愛くないな。顔が整っている人間がやるぶりっ子なら、ある程度は見られるもんだと思うが………同性だからなのか、姉妹だからなのかは分からんが、全然可愛いとは思えん。
まだカブトムシの幼虫の方が可愛いと思える。
炒めている鹿肉が良い感じに焼けてきたところで毒味をして、中まで火が通ってることを確認してから、ボウルに分けておいておく。
(よしっ………米入れるか)
「シャゼラ、お米3合くらい」
「3合で足ります?」
「あまり入れるとフライパンから溢れてくる」
「あなるです」




