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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
ALIEN ALIVE ALIGHT

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⟬25帖⟭ 綾音「声優やりたいのか、アイドルやりたいのか、それがよく分からない承認欲求強めの女ヲタクの心理が分からん」






___トンッ、トンッ、トンッ、トンッ____








「サボテンって表面の皮みたいなのって剥いた方がいいですか?」


「皮の方に栄養があるっていうじゃん?野菜は」


「サボテンって野菜なんすか?」


「ググったら野菜って書いてあった」


「そしたら野菜ですね。Google先生が言うなら間違いない」


「Google先生でも知恵袋は一切アテにならんが」


「知恵袋はキチガイ無職の子供部屋アラフォー男女が屯している奈落ですから」


「正論だけど言い方悪すぎて、シンプルに暴言にしか聞こえないという」


「姉様、サボテンのトゲってどう処理しました?」


「普通に魔術でブワァァって炙っただけ」


「なるほどです」


「炙れば剥く手間が省けるし、栄養価が高い皮付近もちゃんと食べられるから。大体皮剥く時にそういうのも一緒に剥がしちゃうから」


「ブクマのようにですか」


「ブクマは剥がすんじゃなくて剥がれるもの。能動的じゃなくて受動的に行われるもんなの」


「火遁!」


「ちょっと待て、ちょっと待て」


「えっ?は、はい?」


「マジで一旦待てって……えっ?なに?何してんの?」


「遁術で炙ってやろうかなと思いまして」


「遁術の火遁でやったら、サボテンどころか私の部屋が炙りを通り越して全焼するわ。ミディアムレアじゃなくてウェルダンに仕上がるから」


「姉様の部屋なので気にしないです」


「私以外に被害出るから止めとけって」


「炎上しますね。物理的にもネット的にも」


「このタイミングで上手いこと言っても座布団なんてやらないからな?」


「座布団ごと焼き尽くしちゃいそうです」


「魔術で炙れよ」


「はいはい」



シャゼラは魔術で採ってきたサボテンの残りを炙ってトゲの処理を行った。最後の1枚を処理した時、その1枚に齧り付いて腹拵えをした。


当然のように食うんだな。


コメント欄がシャゼラに対してのことでま~た埋まりそうな予感だよ。こういうことがすぐにシャゼラのファンというかリアコというか……すぐに反応するんですよ。


隣でシャクシャクとサボテンのASMRをやっている金髪ゴリラは放置して、炙られたサボテ~ンの調理を始めます。


10枚くらいあったので、半分くらいを微塵切りにして、残りの半分は全部ステーキにします。






____カタカタカタカタ……カラカラカラ……____








「姉様、魔術発動しないでくださいよ。陣を組み上げる音聞こえてますから」


「オノマトペ的には同じでも、さっきのカタカタは鍋の音だから?それと区別するためにカラカラを付けてるんだよ」


「あなるです」


「いちいち説明しなくても分かるくない?」


「分からないくないです」


「"く"の入れるところおかしくねぇ?若者言葉を無理して使おうとしているイタいオジサンみたいなしゃべりになってんぞ」


「無理して若者言葉を使おうとしているオジサンって、明らかにパパ活やっている女の年齢に合わせて頑張っているだけ。オジサン、張り切ってお金出しちゃうぞ★みたいな」


「パパ活って金出すの方も問題だけど、そもそも女がそういうことをやろうとしなきゃ金を出すところがねぇから、脱税売春婦の方が罪が重ぇ」


「楓の活動で払ってきた所得税とか何やらが、将来的にアイツ等の生活保護の金になるって考えたら殺したくなりますね。殺っちゃいますか?」


「シャゼラのここの発言、YouTubeに載せるときはピー音入れるから。殺すとかって言った時点で収益化出来なくなるから」


「あれま」


「他人事みてぇなリアクションすんな」

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