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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第百九帖】◉◈

「よくもまぁ………ママも綾音さんも無茶苦茶するよねぇ………しかも、第三次世界大戦の時の残党狩りって言ったら、高校生でしょ?」


「楓デビューする少し前の話かな?江戸時代にタイムスリップした後で、それからすぐの話だよ」


「後遺症とか残ってないのも凄いわ」


「けど、流石に喋れなかったりとかしていたみたいよ。小脳が生きていたから、小脳の機能だけで敵を殲滅させて帰ってくるっていうことだったらしいけど………頭ぶち抜かれているのに、生きている時点でブッ飛んでるけど」


「楓組………やっぱパネェな」


「ツートップが更に異常さを増させているよね………」


「FGOox-01211星人ってそんなにタフだったっけ?」


「意外と大丈夫なもんよ。うちらの母親は私と同じように人間食ってFGOox-01211と地球のハーフになったけど、まぁまぁタフだったらしい。後々聞いたんだけど、銃弾で蜂の巣になっても生きてた化物がイギリス王室に居るっていうのを噂に聞いたことがあって、今となっては「あー、うちらの母親だったんだな」って感じ。私が生まれた時は普通に純血のFGOox-01211星人だったけど、私が生まれてすぐにイギリスに行って、適当な人間1人食ってから王族入りしてから、シャゼラ産んだって感じだから」


「だから、ママはFGOox-01211のクォーターっていう扱いなんだね。なるほどなるほど」


「だから、姉さんみたいにFGOox-01211特有の体を変化させるっていうのは無理なんだよねぇ……遁術無かったら割と詰みなところあったよ」


「無くてもシャゼラの潜在能力がシャゼラ自身以外は全員がビビるくらいのもんを秘めていたから、だから監禁されてたんでしょ」


「そ、そんな理由で………?」


「じゃなかったら、"規格外"とか謎の異名付けられないでしょうよ。本当に異様な異名だよ」


「なんでちょっと韻踏んでるの」


「田中君の影響。ごめん、嘘。たまたま」


「どっちの?」


「聖君の方」


「たなかひじりって言う人たまに居るのが謎だけど」


「誰やねん。ひじりって思ったら、あー、確かにそういう読み方もするけど、ひじりって名前付けへんやろって思うやろ。」


「こうきくん」


「いや、普通に言ってるがな」


「ママってセンスの塊っていう感じがするもん。別にそういう経歴があっても驚かないかな。あー、本当の天才ってこんな感じなんだなっていう。最寄りの天才っていう印象」


「おー、娘から天才って褒められてるじゃん」


「なんか、色々複雑な気持ちになるのは何でだろ……」


「そういう時は素直にありがとうでも何でも言っておけばいいんよ。シャゼラ、そーゆーところだよ?」


「姉さん、ウザい」


「元から元から」


「知ってるけど、直す気無いのが更にウザいんだけど。美紅さんからも言われてるじゃん。色々と存在がウザいって」


「いや、兄さんに関してはお互い様でしょ。兄妹なんだし。鏡合わせみたいなもんだし」


「良くも悪くもね」


「あのー、喧嘩しないでもらえませんかねー?」


「祐、放置しとくのが正解」


「うんうん。この2人が何か言い合ってる時は勝手に収まるまで放置がベスト」


「話進まなくなるんだけど」

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