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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第百五帖】◉◈

[本当に山本の脳を食らったと申すか………?なかなか悪趣味な女王なこと………]


「殺したからには、こうやってしか情報が得られないもんでね。死人に口無しとはよく言ったもんだけど、それはFGOox-01211の奴等には通用しないってことだよ」


[なかなか無茶なことをやるバカな連中だとは存じておったが……まさか、そこまでとち狂った真似をするとは…………]


「お前らには言われたくねぇよ。そもそも、そんなヘラヘラしている余裕は無いのも分からねぇのかな?なんで新興勢力の核心に迫るための情報を持っていないって分かりきっている山本の脳を食ったのか、っていうことを………?」


[…………!?お主、まさか………!?]


「あぁ、この夢。山本が全部作り上げてんだな。流石だよ。てっきり他の奴等が作ってるもんだと思ったよ。これ、術者殺しても解けねぇんだな。本人か……その同等の権限を委託した奴等しか解けねぇようになってるみたいだし」



綾音さん、本当に口が悪うございますのよ?



[しまった………!!山本め………!!松岡綾音が居るということを分かってて、死体を残して死ぬとは…………使えぬ奴じゃ………!!]


[全く…………FGOox-01211星人というのを甘く見ていたのは知っていたが………なめて掛かった上に惨敗して、脳まで食われるとは………死んでも償いきれぬ失態ぞ………]


「同時に喋んな。分身共が。それと、ついでに………お前が最後の敵らしいな?本体の居場所も掴んでる。お前らに勝ち目は無いぞ」


[何をふざけたこと………]


「いや、山本の脳食ってるから、山本が知ってる範囲の情報が全部インプットされてるんだってば。これ、さっきも言ったよね?人の話はちゃんと聞くもんだよって習わなかったんか?」


[………………………ッ!?]


[クッ…………!!山本ォォォ……………!!]


[アイツ………犬死によりも、とんでもない死に方をしてくれよったな…………!!]


[敵に塩をおくるような真似をするとは………!!]



なんか、本当に希薄な関係なんだな………新興勢力って。味方の死に方がちょっと悪かったくらいで、こんなにもボロクソに言うなんてね。


仮にも、お前らのために戦って死んでいった味方だろうが。

脳味噌食って気持ち悪いとか言ってる綾音さんよりも遥かに狂ってるわ。


綾音さんの場合は自分の体の特性を遺憾無く発揮しようとしただけだから。気持ち悪いとか言ってる時点でカニバリズムっていうわけでもないし。


でも、ここまでの戦争をやっている勢力で、楓組とかみたいに本当にお互いに相互扶助の関係をしっかり成り立たせて、ちゃんと信頼関係も確立している仲良しっていう方がおかしいのか。


優姉ちゃんやちぃねぇも同じように………そして、今の私も。



「はいはい。ではでは。お前達から仕掛けてこないというならば………こちらから行かせてもらうことになるけど………大丈夫そうかな?」


[[[[[[[…………………………ッ!!!???]]]]]]]


「ふぅ………始めようか……」


「……………っ!?」



綾音さんから、山本の気配が…………!?



「本体さん、本体さん。貴方の居場所は分かっています。貴方の脳に直接語りかけていきますよ?さぁ………今宵の語りの表題は………"幾千(いくせん)の夏に、愛の華"ということでお話しさせていただきましょうか?本日の咄家(はなしか)は山本五郎左衛門に代わりまして、この私。松岡綾音がお送りします]


[しまっ……………!!]


[どうぞ、ごゆるりと拝聴を]

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