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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第百四帖】◉◈

けど、ジャニオタが功を奏して復活してくれたのは良かった。ジャニオタ且つ、手越推しの優姉ちゃんだからこそ、敏感に反応して復活したのだろう。


後の3人は"(^q^)アヘェ(こんな感じ)"になってるから駄目っぽいね。どうした?最前線組。こんな意味の分からん光景っていうだけで失神してどうするんだよ。


早よ戻ってこい。なんで夢の中で気絶するんだよ。どういうことだよ。状況が収拾つかなくなっちゃうでしょうが。



それに………気絶しているところ、申し訳ないんだけど。


綾音さんの口の周りに血が付いていた。


特に外傷を負うような戦いをしていわけじゃないし、何よりも一人だけ山本(さんもと)の死体のところに少しの時間、残っていた気がする。


呼ぼうとしたけど、シャゼラさんに「大丈夫だよ、姉さんは」って言われて置いていくことになった。その後にすぐに来たんだけどさ……


その時からなんだよね。あの僅かな時間に吐血した……っていうのは考えにくい。夢の中で持病が発現するわけもないし、綾音さんはリアルでも持病どころか病気とは基本的に無縁な生活を送っている。


最近の病気と言えば、2年くらい前にインフルエンザになったくらいらしい。

年もあるはずなのに、普通に3日ほどで全快した。そんな人間が吐血するような重症を患っているとは思えない。


まぁ、綾音さんの病歴なんでどうでもいいか。本当に無関係だし。だからこそ、なんで口の周りに血ぃ付いてんの?ってなる。



………そういえば、綾音さんの見た目って確か、美咲さんが昔、綾音さんを助けるために綾音さんが居るFGOox-01211の王宮に乗り込んで、前王である綾音さんの実父との戦闘の時に、美紅さんの体がグチャグチャになっちゃって。


その時に飛び散った、頭皮やら四肢……内臓を食らうことで、その遺伝子が体に癒着して宇宙人と人間のハイブリットになったんだっけ?


FGOox-01211星人の特性として、口腔から生物の遺伝子情報を摂取することで、その摂取量に応じた、摂取した生物の遺伝子情報を表面化できるという特性がある。


その摂取量があまりにも多かったせいで定着しちゃったのが、綾音さんの人間の姿っていうことになる。


と、なると………



(えっ……ま、まさか………)



[クククククク…………]


[この女子(おなご)………まさか、遠方の星の女王ではございまするか?]


[誠か。誠か。これは数奇な事じゃ]


「喋んなよ。こっち今、気持ち悪いんだよ………うっぷ」



まさか、本当に山本の……体の一部を………?


いや、おそらくは………脳漿を食らったんだろう。袖のところに血と、骨と思われる白い破片が付いていた。おそらくは……頭蓋骨だろうな。


気持ち悪いといってるあたり、本当に脳漿を食らったんだろう。それも、相当な量を。まさか、大脳と小脳の全てを食らったんだろうか?



[お主、血生臭いのぅ…………松岡と言ったかえ?まさか、この臭い………あの山本の脳味噌を食らったと見た]


「えっ?綾音さん、何してんの?趣味悪いな」


「それがFGOox-01211星人の本来の戦い方なんだよ。姉さんとか私みたいに肉弾戦やら魔術使って自分の体だけで戦うのがおかしいんだよ。相手の体の一部を吸収して相手の力を得たり……脳を食べて、情報を直接自分の記憶に叩き込んだり……量にもよるけど、大脳と小脳を食べれば、脳の持ち主だったヤツの能力とか情報は半永久的に体に残るから」


「そうそう。うっぷ………全部食べたから………気持ち悪い……」


「あぁ………そういえば、綾音さんって宇宙人でしたもんね」

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