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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第八十六帖】◉◈

「ふぅぅ…………だいぶ逃げたな」


「勝手に動くなよ。思ったよりもすばしっこくて追い掛けるの大変だったんだから……」


「あら?そうだった?」


「こんなところで隔世遺伝とか見せなくていいから。彩陽さんの面影をチラつかせなくていいから………」


「綾音さんの影響だけどね。あの人自身も別に彩陽さんの真似じゃなくて、たまたま似たような動きをしているだけだし。あの人と綾音さんの素早さは似ているだけで、根本から色々と違うところがあるから」


「なんか、第一部の主人公がここまで冷遇されているのも何か……あれだね」


「第一部と第三部ですな。彩陽さんと結憂さんが本当に冷遇されているとは私も思う。ただ、やってきたことがやってきたことなんだから、そんな主人公やっていたんだから、そんなところで主人公補正やらご都合主義とかは通用しないからねぇ~?」


「まぁ………なんとも言えないところではあるけども。そこまでストレートに言わなくても……」



そんなことを話しながら、城下町をフラフラしていると、近くの出店に溜まっていた女の人の集団の会話がチラッと聞こえてきた。

「城の方で天守閣から乗り込んだ無礼者が居るとか何とかって」……っていうのを聞いた。


聞いた情報が曖昧過ぎて人物の特定までは出来なかったが………城下町の方から天守閣まで一気に城の方に乗り込める人物なんて限られてくるだろう。


それに、夢の世界に乗り込んできて、そこまで大胆なことが出来るってなれば………ヘタしなくても、私達の顔見知りの人間の仕業かもしれない。



その人物が乗り込んでくること自体も有り得なくはないっていう可能性の話だが、年齢的にもそんなに派手な事は出来ないはずだと思っている。


いや、”あの人達”なら年齢なんて関係無いか。



「2人とも、さっきチラッと聞こえてきた話なんだけどさ………」


「あー、さっきの女の集団の話でしょ。天守閣に一気に突っ込んだ人間が居るっつぅ話の」


「そうそう。やったことがやったことだから、何となく誰がやったかは想像付いちゃうんだけど……まさか、年齢的にも考えられないよね?」


「綾音さんか………嫌、一人っていうのも考えにくいから。シャゼラさんあたりでも連れてきてんじゃない?」


「えっ?ママも来てるの?それは無くない?綾音さんは確実としても。ママまで綾音さんと同じような特攻隊みたいなことをしないと思うけどな………」


「楓組なんだから、何かやらかしても不思議じゃないよね」


「けど、ママかな………いくら夢の中とは言えども_____」


「あっ、居た居た。気配上手いこと消してるから気付かなかったよ~」


「3人とも、大丈夫だね」


「「「えっ……………?へっ?」」」



後ろから綾音さんとシャゼラさんの2人の声が聞こえてきた。

なんか、少し声が高めだなって思ったら………楓のDVDの中で見た、そのままの姿の綾音さんとシャゼラさんがそこに居た。


ご丁寧に制服姿での登場だった。


なんで、高校生の頃の姿に戻っているの?てか、この2人がさっきまで目の前の城に突っ込んでいた2人ってことだよね?


色々と理解が追い付かないところがあるんですけども。思考回路がパンクしそうなんですが………?

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