◈◉【第七十四帖】◉◈
「さっきまで死ななきゃセーフとか言っていた人間が急に死ねとか言い始めた件について。どう思われますか?鷹山さん」
「えっ、あっ、うん………」
「と、いうことらしいです。現場からは以上となります」
「今のくだり、要らねぇだろ。と、いうことらしいって……ちぃねぇ、急に振られて何にも喋れていなかったじゃん」
「はい?」
「そもそも、コイツ聞いてねぇから良いんじゃね?」
「えっ?今の会話の声を聞こえてなかったの?鼓膜腐ってるんですか?」
「千春の聴覚、通信制限掛かってるんだと思う」
「ふふふふふ…………」
「ごめん、ちょっと面白かった」
急に変なことを言うの止めてほしいわ。
いきなり、そういうことを言われると笑っちゃうから。言われた本人も笑ってるし。ディスられているのに笑っちゃっているから。ディスっている本人を笑わせるって凄い能力だと思う。
聴覚に通信制限掛かってるは本当に草。
「ふひひひひひ………!!」
「別な方の制限が解除されたっぽい」
「いちいちスマホで例えるの辞めてくれないかな?」
「iTunes与えれば直るかな?」
「私、Androidだもん」
「Google Playか」
「5万円分ほしい」
「コンビニで変えるMAXの金額せびられたの草」
「あれ?5万だったっけ?もうちょっと上あったっぽくない?」
「よく覚えてない。私、スマホとかに滅多に課金しないから。課金したって言っても、電子書籍買ったり余ったのでLINEのスタンプ買ったりっていうだけかな?」
「電子書籍買ってるんか!!」
「うん。ビジネス本とかラノベじゃない小説みたいなのとか、心理学っぽいのから自己啓発本、特に影響されるとかは無いけど、エンタメの一つとして読んでる」
「エンタメで読書するっていう人間には見えないんだけど」
「優香、昔から意外と本読むの好きだよ。それこそ、ラノベとかも読むし。意外と活字中毒者なんだよ」
「へぇ…………こんなのが?ってなってる」
「人間って意外と分からないもんなんだよ」
「なんだったら、ジャニーズよりも活字の方が金使ってるよ。優香の場合」
「うん。意外とグッズとかCDとか買わないんだよね。テレビとかYouTubeとかで応援するタイプ。それに、推してるメンバーがジャニーズ辞めてるから、どう推していこうかって感じだし」
「ジャニオタ同士って意外と話合わないっていうのは、そういうところだよね。Jr.組、デビュー組、辞めジャニ組というのでも分かれているし」
「私は辞めジャニだね。赤西君、山P、手越……全員ジャニーズ退所しているし。松潤は嵐だけど活動休止中だし」
「ジャニオタって複雑なんだよ。後、ヤラカシが本当にヤバい。話している段階で同じ人間としては扱いたくない何かがあるから」
「お、おう………そうなのか………」
「ねぇねぇ、優香。ジャニーズ語りはしてても良いから、早くトランプ引いてよ。ずっと優香の順番で止まってるんだよ」
「悪い悪い」
一応、ブラックジャックは続けています。




