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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第七十帖】◉◈

とりあえず、ちぃねぇが嫌がってしまったので、大富豪は終わりということになった。優姉ちゃんがブラックジャックやろうということを言い始めたので、ブラックジャックをやることになった。


ちぃねぇ、日本語は分からないのに、ブラックジャックって何?ってならないのが不思議。普通に首を縦に振っていたから。



こういうカジノ系のテーブルゲームを覚える前に本当に日本語から覚えた方がいい。カジノを覚える前に現代文を覚えなさいな。



そして、優姉ちゃんが再びディーラーをやる。なんでこんなにテキパキ出来るんだよって疑問だわ。呼吸のように当たり前のようにカード配ったり進行したり、ゲーム決めたりしているから。


意外と何でも出来るところにビックリだわ。


とりあえず、一枚ずつそれぞれ持って。それぞれのカードを引いていく。ちぃねぇ、またしても一発目から渋い顔をしている。


優姉ちゃんも優姉ちゃんでニヤニヤしているけど。



「2人ともポーカーフェイスって知ってる?」


「Keep the faithなら知ってる」


「それはKAT-TUNやんけ」


「氷室さんのKeep the faithのセルフカバーも結構良いよ。氷室節炸裂してて良い」


「どぅわなぁすてぃ~って言っとるもんね」


「ちぃねぇも聞いてるんかい」


「ななな咲くかな?遥かな約束」


「それもKAT-TUNやん。ちょっと変換しているけど、歌詞そのままKAT-TUNやん」


「千春に前にノーマター・マター勧められて聞くようになった」


「とっととカード引けよ。ハイフンもどきのNEWS担が」


「へいへい。あっ………」


「どうした」


「なんでもない」



なんの、「あっ………」だよ。


いちいちリアクションするなって。私なんて何があってもリアクションしてないじゃん。私は最初がキングが来ちゃって、優姉ちゃんの後に引いたらジャック来ちゃって21を越えちゃったんだよ。


心の中では最悪だーって思っているけど、何にも顔に出していないじゃん。


私が発狂したりするのは麻雀の時だけだよ。自分でも何で麻雀の時だけ、あんな風になっちゃうのは分かってないから。


なんでトランプゲームだと出来ることが、麻雀だと急に出来なくなるんだろうね?人間の感情の仕組みって不思議なもんだよね。



「ちぃねぇ……早く」


「うん」



ちぃねぇが引く。そしたら、急に目をカッと無言で見開いて無言になった。


本当にどうしたんだろ?


まぁ………悔しがっていない時点で結構良いところまで言ったんだろうな。



「ほらっ、優香。引きなよ」


「いや、私は良いや」


「おっ?強気だね」


「お前も急に元気になったっていうことは、それなりのが来たって感じだろうな」


「そんなことないですよぉ?」


「私が言うのもあれだけど、嘘つくの下手くそ過ぎるやろ」


「祐は大丈夫?」


「私も大丈夫」



私が負けるのは確定しているから何でもいいや。


そして、全員で自分の手札を見せる。まさかの1枚ずつ引いただけで終わるとは………


結果はちぃねぇが20で、優姉ちゃんは21だった。優姉ちゃん、見事にピッタリしやがった。


本当にさっきの大富豪と良い、ブラックジャックといい……花札の時のボロ負けは何処に行ったんだ?って疑問だわ。


何かが開花したんか?

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