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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第六十五帖】◉◈












◈ ◈ ◈ ◈ ◈










優姉ちゃんとちぃねぇの様子が気になって、2人の様子を見に、温泉から上がって2人の個室へと向かった。

優姉ちゃん、サウナ入ってくるっていいながらも、サウナには居なかったし。更衣室の方に向かったら、2人の着替えがどっちもなくなっていた。


2人とも部屋に戻ったのかな?って思って、場所は女将の方から教えてもらっている。


しかし、指定の個室に行っても、2人とも部屋には居なかった。どっちかの部屋に居ることも鳴ければ、それぞれの部屋に居るわけでもなかった。


どっちも……もぬけの殻だった。



まさか、部屋じゃなくて外で喧嘩してるのかなって思って、優姉ちゃんの部屋に入って窓を開けて外を見てみたけど、2人の姿も無ければ喧嘩した跡っていうのも見受けられなかった。


あれだけ感情を剥き出しにして、いかにも目の前の相手を殺しそうな雰囲気を出しているから、その精神状態で喧嘩すれば相当な被害が周りにも出ているんじゃないのかなって思ってたけど……


そもそも、そこまでの喧嘩すらもしてないってことかな?嫌、露天風呂での喧嘩の時点で本当に怖かったけどさ。

マジでどっちかがどっちかのことを殺しに掛かるんじゃないのかなっていうくらいの殺伐とした状況だったから。



とりあえず、2人を探すのは一旦止めて、自分の部屋に戻って、自分の心を落ち着かせることも含めて少し作業でもしようかなって思った。


部屋の方に行くと、何やら私の部屋の中から女2人の……聞き馴染みしか無い2人の女の声が聞こえてきた。


何かを話しているようだけど、明らかに喧嘩している様子ではない。寧ろ、仲良さそうに笑っている声が聞こえてきた。どっちも特徴的な声をしているから分かる。


色々と信じられないっていう気持ちがあり、頭の中が混乱している。


えっ?あんだけの喧嘩をしたのに普通に話してんのか?って思うもん。あれから時間も置かずに普通に仲睦まじく笑い合えるもんなのかって思いつつも、ゆっくりと部屋の襖を上げる。



「花見酒。あがりでぇーす」


「ねぇ、私何も出来ていないんだけど。優香って本当にこいこいしないんだね。クソチキン野郎じゃん」


「勝てばいいんだよ。5文だから……500円」


「でも、まだ私の方が勝ってるか。お前みたいにチマチマやらないで、ちゃんと大きな役をしっかり狙ってるから、手持ちが稼げる♪稼げる♪」


「こういうのはチリツモなんだよ」


「言ってろ言ってろ」


(な、何してんの………?2人とも)



2人は仲良く花札をしていた。


多分、優姉ちゃんが持ち出したんだろうな。


作務衣を来た優姉ちゃんとちぃねぇがお金を賭けながら花札をやっている。

どうやら、1文100円っていう計算でやってるっぽい………いや、金をいくら賭けてやっているとかはどうでもいいんだけどさ。


色々な意味で何をしているんだ?っていうのを目の前での現実を受け止めきれずに頭を思わず抱える。そんな私に2人は気付くこと無く、2人で仲良く電子タバコを加えながら花札やってる。



(意味がわからん……)

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