表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5645/30548

◈◉【第五十七帖】◉◈

「ふぅぅ………やべっ、魔術使ったら吐きそうになった」


「トイレ行ってきたら?吐いたらスッキリするんじゃない?」


「私も酒飲んで気持ち悪くなった時はトイレでアルコール吐き出して元気になるようにしてる」


「さっき入ってて、ちょっと吐いてくる」


「「お大事にー」」


「うぅ………!!やばやばばば………!!」


「えっ!?」


「手越様!?」


「ちょっ、ちょっ、トイレ………!!」


「そんなにお腹痛いんですか!?急いで案内します!!」


「下じゃないです………上です、上ぇ………うえぇぇ………!!」


「ここで吐かないでくださいね!?トイレ、ここですから!!」


「ご迷惑をお掛けします………」


「あれ、大丈夫かよ」


「明らか大丈夫じゃないのは分かるよね」


『オロロロロロロロロロ…………!!ゔ”ぇ”ぇ”え”え”ぇ”………!!』


「「きたねぇな」」


「手越様、大丈夫ですか?」


『おぇぇぇぇ………!!』


「ゲロで返事しとるな」


「でも、何よりも大丈夫じゃないっていうのが伝わる返事だよね」


「あっ、鷹山様と赤城様………手越様が………」


「あー、芽郁さんと酒飲んでああなってるだけですから。吐けばスッキリすると思いますよ」


「飲みすぎだったんですね。一応は年齢も15歳なんですから気を遣ってほしいものですけど」


「日本だったら法律的にもアウトですけどね」


「アヌンナキでも18歳から飲酒と喫煙が可能な年齢となりますので………」


「あいつ、どっちにしてもアウトじゃん。流石はアウトローじゃん」


「外角低め」


「ストライクゾーンの話は誰もしてないわ。ちょっと面白かったけど」


『うげぇ………!!』


「本当に大丈夫なんかよ………アレ」



そこから何回か祐のゲロゲロMP3が聞こえてきた後、ちょっとゲッソリしているけど、スッキリとした表情でトイレから祐が出てきた。


タオルで口元拭いてるから口は濯いだっぽいね。たまにゲロっても口濯がない奴とか居るからさ……マジでアレは止めてほしいって思う。


ちょっとくらい口の中綺麗にしろよって思うもん。



「あぁ………最悪………」


「大丈夫そ?」


「一応は……お風呂入ればスッキリすると思う。今でもだいぶスッキリした方だし」


「下の方は大丈夫そ?」


「……………………………ある意味、アレかも」


「あー、生理?」


「ストレート言うなよ!!」


「良いじゃん。別に。ガールズオンリーだし」


「それでも流石に………こんな広々としたところで、誰が聞いてるかも分からんところじゃ嫌だけど」


「ここって女性専用の旅館とかじゃないの?」


「そ、そうなん?」


「嫌、祐の方が分かるんじゃないの?」


「そこら辺は詳しくは分からんけども………確かに、お店の人もお客さんも男の人が見当たらないな~って思ってたし。男湯も無いなっていうのは思ってた」


「お主、本当にこの世界の主か?」


「そんな細かいところまで何でも分かるわかないじゃん。勝手に何でも知ってる神様みたいな扱いすんなよ」


「全知全能の神様ちゃうんかい」


「ゼウスだって分からんことくらいあるだろ。それと一緒だよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ