◈◉【第五十帖】◉◈
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「ごちそうさまでした~」
「また来てくださいな~」
「「はーーーい」」
「コイツ等、本当に遠慮無しに食いまくりやがって………ちょっとしたホストくらいに食費懸かってるんだけど………!!」
「芽郁さん、ホスト通いしてたんですか?」
「色々と終わった人生送ってんだな。そろそろ転生辞めて死んじゃえばいいんじゃないんすか?」
「そういうわけにもいかないから転生してるの!!何も理由も無しに転生するわけないでしょ。別に死ぬことに対しては何とも思わなくなってきたから……死ねるもんなら少しくらい死にたいもんだよ」
「少しくらい死ぬっていうのが日本語としておかしいいって気付いていないんすかね?」
「う、うるさいなぁ………!!」
私達は一旦芽郁さんの部屋に向かうことになった。
しばらくは芽郁さんの使っている部屋が私達の溜まり場みたいになりそうだね。
個室はあるから私は私で優香の部屋に入り浸ることも増えそうだけど。
逆も全然あるから。何となく………芽郁さんと祐が芽郁さんの部屋に来ていて、これから話し合いをするっていうのに、私と優香はどっちかの部屋で遊んでそうだもん。
総督府辞める前では、そういうのが当たり前だったからな……この戦争が始まる前からの習慣っていうかさ。
クエストの時も私達に直接話をしないといけないような機密事項で、最前線組にしか任せられないような依頼だったりした時も、優香が私の家に入り浸ってて普通にママが作った昼飯を食べてた気がする。
優香の方に結憂さんから電話が掛かってきたのに、シカトしてるんだもん。
テーブルにスマホを置いていたから気付かないわけがないんだよ。マナーモードにしていても画面に出てくるんだから。
分かっててシカトするっていう。
そこから結憂さんが鬼電してたけど、それが止むと今度は綾音さんから掛かってきて……その依頼の話をされたって感じかな?
「結憂が「あの馬鹿、出ないんだけど」ってちょっと怒ってた」とか、綾音さんもヘラヘラしていた気がする。
そして、優香もヘラヘラしていたから………これから重要な任務の概要の話とか、打ち合わせとかするんじゃないの?っていう緊張感ではなかったね。
「はぁ……食った食った」
「食べ過ぎなんだよ。なんであれだけ食ってるのに、そんなにも体が細いんだよ。羨ましいわ」
「体質ですし。後は動いているっていうのもあるんじゃないですか?」
「ちぃねぇも全然太らないよね」
「逆にクエストバーサーカーで太ってるとか、どうしようもなくない。体重すぎて動けなくなるし。そもそも、ちょっと太ってるくらいじゃクエスト何回か出てれば勝手に体重落ちるか、体重落ちなくても筋肉付いて細くはなる」
「クエストを部活かなんかだと思ってる?」
「中学校の時は部活休みの時は普通に部活代わりに運動がてらでクエストこなして小遣い稼ぎやってたりもしてた」
「やっぱ、最前線組だったんだなって思うわ~」
「難易度も高いクエストだから、小遣い稼ぎがエラい額の小遣いになってそう」
「まぁ………埼玉の方なら家建てられるくらいは1日で稼いだことあるかも。優香はそれを1週間とか続けた馬鹿だけど」
「最前線組って本当に色々とおかしいんだよなぁ……だから最前線組なのか」
「さぁ、どうでしょう」




