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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第四十五帖】◉◈

あー、マジで最悪なんだけど。なんでチーズ付けたヤツをそのまま冷まさずに口に押し当てるかな……!!熱い通り越して痛ぇんだけど。


なんでそういうところまで気が回らないんだよ。ちょっと考えれば分かることじゃんか。これで唇の皮向けて水ぶくれとかになっちゃったらどうすんのさ。


痛いし、唇の水ぶくれとか凄い気になるじゃん。私が神経質なのを分かっててそういうことをするのは本当にタチが悪いとしか言えないよ。


やった本人はケラケラと笑っているし。このクソサイコメガネさんよ。



私は唇を気にしながら優香の肩を強めに殴った。

優香は私に殴られても肩を抑えて笑っている。ただ、少し顔がひきつっているようにも見えなくもなかった。

本当にちょっと痛かったんだろうな。強めに殴って鈍い音したもんな。ちょっと痛いところに入っちゃったっていうのあるんだろうから。


それでも、肩を擦りながらも普通にチーズフォンデュ食ってる食い意地よ。痛みよりも食欲が勝ってるんか。1人で「あちっ、あちっ」とか言ってるし。



「だ、大丈夫?優香」


「千春のパンチくらいで折れたりするほど、柔な体はしとらんわ」


「ちぃねぇのパンチとか、ただの一般人にやったら普通に腕砕けると思うけど。シャゼラさんだってナンパしてきて肩掴んできた男の肩殴ったら、パキャって音としちゃったから多分折っちゃったとかっていうのを美紅さんか誰かから聞いた」



美紅さんって意外と口軽いんだな。


言うなっていうことは絶対に言わないのは知ってるけど、そういう制約が無いと基本的にベラベラ喋るんだな。

確かに、普段から割と楓組のことをベラベラ喋ってるから、楓組の昔の話の情報源は殆どが美紅さんからだしね。


暴露される人達がちょっと可哀想なレベルなんてことも思ったり。特に綾音さんとかママとか……後は佳織さんもそうか。


基本的に周りに広まっちゃいけないようなことを普通にベラベラ喋ってるから。本人達からは何も言われないのかな?って思うもん。


あること無いこと言ってるわけじゃなくて、全部がちゃんと事実だからっていうのもあるんだろうか?証拠みたいなものあるし。楓の昔のDVDとか見て、言われた本人も言い訳は出来ないだろうしね。


本人達も特に何とも思ってないっていうのもあるんだろうけど。「えっ?それが私達でしょ?」ってスタンス。それで周りを納得させるだけの言葉の力もあるしね……


そんなの納得させるための言葉の強さとかって要らないと思う。要らない説得力だと思う。



「てか、結構人増えてきたね……」


「私達が居るってのもあるんじゃない?後ろの方から「あれって総督府の……?」とか「脱退したらしい……」とか、それで知り合いとかに連絡しているのもチラチラ見掛けたから」


「私達、客寄せパンダじゃないんだけどな………」


「芽郁さんが余計なことを広めたんじゃないか説」


「私は何も言ってないよ。2人の存在は元から有名だったしね。元から知れ渡っていたっていうのもあったから、私も言っちゃっていいかなって思って色々と話したりしているだけだから」


「なるほどっす」

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