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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第三十九帖】◉◈












◈ ◈ ◈ ◈ ◈











総督府に立ち寄り、一連の脱退までの手続きが終わった私達はアヌンナキに訪れることにした。最初は祐のマンションに帰ろうとしたんだけど……三茶あたりに私達の同行を探っている総督府の暗部が居るっていう話を聞いた。


結憂さんが派遣した奴等なんだろうけど。私達が世田谷の方に出入りしている情報が漏れていることは分かっていたから、いずれはこうなることは予想していたことだ。

これでも、もう少し早い段階でマンションの特定までされているもんだと思っていた。良い意味で予想が外れてくれたのは幸運だった。



今更バレたからといって何がどうなるということでもないが……バレていないなら、あえてバレるようなことをする必要もない。


行方を少しでも眩ますためにアヌンナキにやってきたというわけ。

芽郁さんの方でも、私達が長期滞在出きるように部屋とか……その他の家具とかまでも綺麗に揃っている部屋を用意してくれていた。


私達が総督府脱退というのを聞いて、すぐに準備したっぽい。

芽郁さんは総督府の人間で、それこそ結構な権力者という立場でいるはずなのに、自分の立場なんてお構い無しに動いているのが凄いよ。


類友ってよくできてるなって思ったね。



こっちに来てすぐに芽郁さんの側近みたいな人に部屋を案内されてから、その後に芽郁さんのところに向かったってところ。

あの地下室みたいなジメジメした個室じゃなくて、広場の方にあった酒場みたいな場所。異世界のアニメでよく見るような大衆居酒屋?みたいな場所。


他のお客さんも、いかにもって感じの人達が居る。最初の町のところで主人公に剣を渡してそうな感じの気前の良い、ちょっとイカつめのおじさんもいた。


その人が店主っていうね。芽郁さんとは顔見知りみたい。

酒場の店主の傍らに鍛冶屋をやっているという話だ。まさに見た目どおりの仕事をしているっていうので笑いそうになった。


優香は笑いを店主と話している時は下を向いたり、鼻を摘まんだりしながら笑っていることを悟られないようにしていた。


いや、もう……それがバレてないの店主の人だけだからね?私と芽郁さんにはバレてるからね?祐に関しては一緒になって同じことやってるから……


2人でちょこちょこアイコンタクト取ったり、祐が優香のことをひっぱたいたりしてる。仲がいいのは良いことだけど、こんなところで遊ぶなよ。



「芽郁ちゃん。結構な可愛い子達を連れてるね?美人にはやっぱり、同じように可愛い子や美人な子が寄ってくるもんなのかね?」


「どーなんだろうね?けど、見た目だけで人間判断しちゃ駄目だよ。いくら美人でも性根が腐ってる女のんて腐るほど見てきたんだから……」


「そりゃそうだな。それを女の口から聞くってなると、余計に現実味が増すってもんだが」


「あんまヘラヘラしてて、奥さんにバレても知らないよ」


「はいはい。で、その子達は未成年かな?」


「あー、金髪以外は成人してるけど、酒飲まないから普通にソフトドリンク出しておいて。飲み代とか場代は私の方で適当に出すから」


「流石はクババ、財布が重くて仕方がないんじゃないの?」


「そんなことないけどね。まぁ、飲み代とかそこら辺くらいなら痛くも痒くも無いね」


「「「ごちになりまーす」」」


「そこだけ反応すんなよ。お前ら」

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