◈◉【第十八帖】◉◈
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祐のマンション居座って、外が暗くなり始めた時間に3人で近くのファミレスでご飯を食べた後は解散という形になった。
私は家に帰って、優香も寮に帰った。
家の窓から明かりが漏れているからママが居るんだろうね。パパは最近、総督府やらFGOox-01211の方で仕事で転々としていて、なかなか家に帰れていないみたいだし。
FGOox-01211で寝泊まりしてるっぽい。綾音さんが良い待遇をしているから、帰んなくてもいいやーってなってるんでしょ。
美紅さん達と楽しくご飯食べて、元が仕事人間で仕事を楽しんでいるやっているような人間だから。美味しいご飯も出て、給料も良くて……うるさい嫁も居なくてのんびり出来る空間なんだ。そりゃ家に帰る理由も無くなるよね。
流石に私も20歳だから、父親が居なくて寂しいっていうことにはならない年齢だから。自分で色々と既にやっているから親に頼る理由もないし、親に不必要に距離を詰める必要もないから。
姉ちゃん以外は皆ちゃんと自立してるっぽいしね。姉ちゃんは男のケツばっか追いかけてるから、どうしようもならないけど。アレが定期的に家に居るからパパも帰ってきたくないんだろうし。
まぁ……何一つ問題がない過程なんて、いつの時代も存在していないんだから。私の家庭の問題なんて姉ちゃんだけなんだから、寧ろ恵まれている方でしょ。
優香と比べたら全然生温い……恵まれた環境で育ててもらったって思ってるよ。その結果の失敗が姉だけどね。アレは放置でいいよ。
「ただいまー」
「おかえりー、あれ?優香は?」
「優香は普通に寮に帰ったよ」
「行くかもしれないって連絡きたんだけど………あっ、やっぱ止めるってLINE来てた」
「たまには1人で居たいんでしょ。元々1人が好きな人間なんだし。今日も色々とやってくれていたから、そりゃ1人でのんびりしたいもんでしょうよ」
「本当に、美紅さんや姉さんと似てるな……」
「兄様と姉様に似てるんじゃない?昔の2人はよく知らないけどさ」
「あれ?なんで昔の呼び方知ってるの?」
「今日、空き時間に楓のライブDVDのヤツ見てたから。楽屋で皆が喧嘩してるヤツ。ママがあんなに血の気が多かったなんて思わなかったよ」
「あはは………ちょっと黒歴史だけどね………」
「様呼びしてる人間をあんなに怒鳴り散らすって、本当に頭おかしいなって思っていたけど、思ったよりもママだなって思った。今もそんなに変わってないよ」
「それはそれで複雑だな………」
「パパは今日も、そんな兄様と姉様のとこにお世話になってるん?」
「ま、まぁ………良祐、かなり良い生活しているみたいだし、仕事も順調みたいだし。何も言うことはないんだけどさ……流石に帰ってこなさすぎじゃない?美奈子だって、そんなに頻繁帰ってくるわけじゃないんだから」
「そろそろFGOox-01211に住民票移しそうだよね~」
「それはそれで構わないけど」
「構わないんかい。まぁ、言ってもそんな大きなことでもないか。じゃあ、部屋行くね。飯は食ってきたから大丈夫」
「優香から聞いたから大丈夫よ~」
「はーい」




