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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第十六帖】◉◈

「急にガチな喧嘩が始まったね」


「意外と女丸出しの喧嘩するんだね。綾音さんって」


「あの人は普通に女丸出しだよ。女性ホルモン強めの女だよ」


「あんなんを手懐けていた美紅さんが凄いわ」


「じいちゃんも、これは載せない方が良かったんじゃない?でも、ネットの誹謗中傷は全く気にしないタイプだからな……綾音さんって」


「そういうところのメンタルは強いんだよね。変なとこで豆腐メンタル発動する」


「そういうところもマジで女だなって思う。同じ女から見ても面倒くせぇ女だなって思う」


「優姉ちゃん、割とブーメランなの自覚ある?」


「うん」


「認めるのが清々しいくらいに早すぎて何にも言えなくなったんですけど」


「悪あがきしないもんね。基本的に」


「でも、ちぃねぇに何かあったりしたら意地でも何とかしようとするのは間違いないでしょ。最後の最後まで、本当に死ぬ一歩手前くらいまで悪あがきしてそうな気がするもん」


「…………あ、どうだろ?優香、どうなの?」


「ぶっ殺しにいくけどね」


「言葉あれだけど、本当にちぃねぇって優姉ちゃんに守られてるねぇ~?」


「いや、本当に千春に手ぇ出す奴は殺す」


「目がガチ過ぎるってば………」


「言っても、千春も私がちょっと変な男何人かに絡まれた時、体触られた瞬間に男全員を何の躊躇いもなく殺してたけどね。たまたま夜の時間帯で人気の無い路地裏で………ヴァルドヘイムだったのと、相手がクエストバーサーカーっていうのもあったから。そこまで問題にはならなかったけど……後々、うちの母親から説教されてたけど、母親の胸ぐら掴んで思い切り怒鳴り付けてたのは凄かった」


「やっぱ本当に似たもん同士だわ」


「そんなベラベラ喋らんでも」


「すっげぇ長文だったよ。優姉ちゃん」


「千春の事とかだと凄い喋れる」


「喋り過ぎだよ。聞く人によっては、私がただの殺戮人間じゃんか」


『ちょっと、綾音。いいかな?』


『千明さん、どうしました?』


『ちょっと振りの確認とか大丈夫?』


『いいっすよ』


「これ、デビューライブの時のヤツか。ちょっと静かな雰囲気で真面目な感じだね」


「皆、根が真面目っていうのがこういうところで分かる」



綾音さんが千明さんと一緒に振りの確認をしている。楓のオリジナルのデビュー曲。

そして、カバー曲をメインにしつつも、自分達の曲もちょこちょこと織り交ぜてるメジャーデビュー初のライブDVD。


だから、皆ちゃんとやってるんだな。他の時がちゃんとやってないわけじゃないけど、より一層……って感じよね?


2人が振りの確認をしているところに、佳織さんも混ざって一緒に踊っている。カルテナさんはソロ曲の練習をしているみたいで、椅子に座って鼻歌を歌いながら振りの確認を動画していた。


ママは他の4人と離れたところでアクロバットの練習をしていた。バク宙、前宙、側宙……他にもハンドスプリングとか軽々と助走も無しに綺麗に決めていた。


なんか……あらためて、売れる理由が分かるワンシーンだな。

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