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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~誘い月、赤く燃える太陽~

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◈◉【第十一帖】◉◈ ハルカナ約束

『嫌ですよ。そんくらい自分で買ってきてくださいよ』


『千明さんに頼めば?』



出た、元凶の佳織さん。


佳織さんがこういうことを言うから小競り合いが始まるんだよ。



『千明様が本当に買ってきてくれそうですし』


『だったら、タ………チョコモナカジャンボ買ってもらうか』



今、綾音さん。タバコって言おうとしたよね。咄嗟に言い直したけど。身内からすればバレバレだわ。



『じゃあ、言うか』


『えっ?ここで言うの?』


『上、ちょっと隙間空いてるから』


『あーね』


『おい!!千明!!チョコモナカ持ってこいよ!!』



やりやがったよ。そして早すぎるわ。頭悪すぎるだろ。



『じ___なさ___よ』


『えっ?なんつった?あのオバサン』


『自分で行けよとかじゃない?』


『オメェが行ってこいよ!!』


『黙れ!!』


『あひゃひゃひゃひゃひゃ………!!ちょーウケる……!!』


『綾姉ちゃん、マジで最低過ぎて草』



ただのクズだな。ただの性悪のギャルじゃねぇか。


明らかに男漁ってそうな感じなのに、これでも下半身の方が異常にガードが硬いのが不思議だよ。


頭のネジは緩まってるどころか全部外れてどっか飛んでちゃってるのに、下半身だけは頑なに守ろうとするのは何故なんだろうか?


メンバー全員が恋愛にそこまで興味ないってのもあるのかもしれない。やっぱり、最前線組で戦闘すると、やっぱり相手が殆どが男相手になったりするから。男に対して何にも感じなくなってくるのかな?


殺す相手に余計な感情なんて要らないもんね。それが染み付いちゃってるのか。



「シャゼラさんって割と大人しい方だと思ってたのに。一番年下だし」


「年下の方がヤバいのが楓だから」


「これがいずれはメンバーで一番人気になるのかって思うと……ちょっとアレだな」



そんな話をしていると、画面の方では天井の方から黒い何かが綾音さんの方に落ちてきて、綾音さんが「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」とか叫んでた。なんでそこで今更女出してくんだよ。


シャゼラさんまで低い声で「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」とか叫んでるし。佳織さんは至って冷静。それを拾って綾音さんの顔に近付けてる。


ゴキブリのオモチャ……みたいなの?



『ほいっ』


『うわっ……!!おい!!殺すぞお前!!』


「発言がギリ通り越してガッツリアウトじゃん」


「綾音さんって事あるごとに色々な人に殺害予告してるな……」


『チッ………!!佳織様、それ貸してください』


「ママ………」


「子供に将来見られるとか思わなかったんかね?シャゼラさん」



ママは佳織さんからゴキブリのオモチャを受け取ると、それを隣の部屋に天井の隙間から思い切り投げ入れてた。


「おらぁ!!!!」とか言いながらさ……もうさ、こんなの見ることになった私の気持ちとか考えなかったのかな。


若気の至りでも……ちょっとね。



『うわっ、戻ってきた』


『思い切り天井にガンッ!!って当たってたけど。天井へこんでるし。ゴキブリ真っ二つになってるし』


『流石はソフト部エース。全国に導いた手腕は伊達じゃないね』



良いの、カメラワークだけだね。ちゃんと上手いこと会話とかを綺麗に拾ってる。


別に拾わなくてもいいようなもんなのに。よくこんなのを見させられてながら無言で撮っていられるな……撮影してるの、ロボットか何かか?


本当にロボットとか使って撮ってそうだけど。

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