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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {two-hundred-twenty-six}

「ぷぅ………なんか、ラーメンとかも食べたくなってきたな」



私はケーキ屋さんから出ていって、ラーメン屋を探してみる。たまたま空を見上げた時に、祐がビルの屋上を駆け抜けていったのが見えた。


特に何かあるわけでもないんだから、わざわざ高いところをピョンピョン飛び回っている必要もないだろうに。ああやって移動するのが癖になっているのかな?


優香の方は……どこに行ってるんだろ?


単独行動ってなると、昔から好き放題にフラフラするところがあるから………それで中学や高校の時は迷子になっててLINEで「助けて(o´・ω・`o)」とか言ってた時期もあったな。


今は方向音痴直ってるから迷子になることがめっきり無くなった。何なら、道案内なら優香っていうくらいに優香の知り合いの間では信頼を得ているくらい。


方向音痴って直るもんなんだなって思ったよ。方向音痴だった人が、方向音痴じゃなくなるっていうのは意外と聞かないもんね。


私がラーメン屋を探していると、近くのラーメン屋からブツブツ言いながら、身に覚えしかないメガネが出てきた。

「物があっても人居ないからラーメン屋食えへんやんけ」とかブツブツ言ってる。あっ、そうか。作る人が居ないからラーメン屋行ってもラーメン食べれないんだった。


私はブツブツ独り言を言ってるメガネのところへ近付き声を掛ける。



「優香~」


「あっ、少年」


「それ、言うの止めろ」


「声も見た目も少年な千春」


「それ、色々なところで広まって友達とか知り合いからも「よっ、少年」とか言われるようになったんだ。人によっては「ジャニーズJr.がなんでこんなところに?」とか訳分からんこと言われるし」


「ジュニアも私が言い始めたことだしね」


「ただでさえ男と間違われることが多いのに、お前のせいで悪化したわ。別に、性転換した記憶は無いんですけど?」


「生まれながらにして性転換をしている千春」


「自分で何を言ってるのか理解してるんか?」


「…………………さぁ?(ᐛ)」


「(ᐛ)パァじゃねぇんだよ」


「うーん、人置いておいた方がいいのかな?」


「出来たとしても止めておいた方がいいと思う。色々ゴッチャになったりするから」


「そっか………あー、ラーメン無料食べ放題ツアーできると思ったのに……折角居酒屋まで作ったのに、提供してくれる人が居ないんなら意味ないよ………ぼんじり食いたかったな~」


「そんなのリアルで食えばいいじゃん。優香の経済力なら大衆居酒屋の金額なんて大したことないでしょ。そこら辺に1円落としていく感じでしょ」


「なんか角が立つ言い方だな………」


「本当じゃん。ポンポン金出すじゃん。TwitterでPayPay配っているインフルエンサーみたいなことやってるじゃん」


「それやらなくてもTwitter作って声掛ければ人集まると思う。金使えば普通に1、2週間で結構なフォロワー数稼げると思う」


「止めたれ、止めたれ。変に裏事情をぶちまけるな」


「裏ってほどの裏ではなくね?」

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